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アブガルシアのクロスフィールドを解説!幅広いジャンルに対応したリーズナブルなタックル群

アブガルシア・クロスフィールドについてカンタン解説! 魚種毎に最適な機種や、各種モデル特徴などどなど。色々な魚を釣りたい、けれどもどれを選んだらいいか分からない、そんな方におすすめのアブガルシア・クロスフィールドを本記事ではご紹介します。

目次

アイキャッチ画像出典:Amazon

アブガルシア クロスフィールドとは

アブガルシア クロスフィールド

クロスフィールドは、釣具メーカーのピュアフィッシングジャパンの有するブランド「アブガルシア」から発売されているロッド・リールのシリーズ。

アブガルシアのクロスフィールド

出典:Amazon

あらゆるフィールドに対応することを基本コンセプトとし、初心者でも手に取りやすいリーズナブルな価格と、様々な釣り人のニーズに対応する幅広いラインナップを揃えています。

価格帯

クロスフィールドの実売価格帯は、8,000~12,000円程度。SiCトップガイドやXカーボンテープを採用しながらも、お手頃価格であることは大きな魅力。

リールやラインと合わせて2万円以下でタックルを揃えることも可能です。

技術特性

  1. 1.
    SiCトップガイド搭載
  2. 2.
    Xカーボンテープ
  3. 3.
    アンサンドフィニッシュ
▼SiCトップガイド搭載
ロッドにはラインを通すためのガイドリングが付いていますが、ガイドリングにはいくつかの種類がありそれぞれ性能が違います。中でも主流となっているのは、「SiCガイド」と呼ばれる種類。クロスフィールドではトップガイド(ロッド先端のガイド)にSiCガイドを搭載しています。一番ラインと接することが多いトップガイドをSiCとすることで、摩擦熱によってラインが弱ることを軽減しています。
▼Xカーボンテープ
ロッドにねじれが発生するとロッドのパワーが存分に活かされなかったり、投げる際の正確性が落ちたりといった不都合があります。クロスフィールドはXカーボンテープでロッド本体のブランクスを締め上げることによりねじれを抑制、ロッドの性能を存分に発揮出来る構造になっています。
▼アンサンドフィニッシュ
「アンサンドフィニッシュ」とは、ブランクスが焼き上がった後に研磨やコーティングを施さない仕様のこと。この使用によって研磨による強度低下やコーティングによるロッドの自重アップを防ぐことが出来ます。軽量で感度も高まるため、魚のアタリやルアーの動きを感じ取りやすくなります。

 

アブガルシア クロスフィールドのジャンル別おすすめロッド

非常に多くのラインナップがあるクロスフィールド。1本で様々な釣りを楽しむといっても対象魚に応じた長さや硬さを知って選ぶことがポイントです。

ここでは各ジャンルにおいてどのような竿が最適か、おすすめアイテムとともにご紹介します。

バス

キャストの正確性やルアーを繊細にアクションさせる事が重視されるバス釣り。

バス釣りに適したロッドの長さは、6~7フィート前後。硬さはベイトロッドであればミディアム(M)、スピニングロッドであればライト(L)〜ウルトラライト(UL)くらいが使いやすいです。

▼XRFC-702M

長さ7フィート・硬さMのバーサタイルに使えるベイトロッド。投げられるルアー重量が幅広く、バス釣りでメインとなるルアーの重さに対応しやすい1本です。

7フィートの長さがあるので遠投もしやすく、広範囲をサーチしながら釣っていくのに重宝します。

アブガルシア クロスフィールド XRFC-702M

全長:7ft
自重:122g
継数:2本
仕舞寸法:109cm
ルアー重量:3.5-24g
PEライン適合:0.8-1.5号

▼XRFS-642UL

軽いルアーの使用に適した、ウルトラライトパワーのスピニングロッド。昨今のバスフィールドは釣り人が多く、バスがなかなか釣れません。本製品のように軽いルアーを繊細に扱えるロッドが活躍する場面は多いです。

ベイトタックルのようにバックラッシュがないため、バス釣り初心者に特におすすめしたい1本です。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-642UL

全長:6.4ft
自重:86g
継数:2本
仕舞寸法:99cm
ルアー重量:0.5-8g
PEライン適合:0.3-1号

エギング

エギングのロッドで必要となるのは、遠投性としゃくりやすさのバランス。長さ8~8.6フィート、硬さはミディアムライト~ミディアム(ML~M)がエギングに適しています。また飛距離を出すためにスピニングロッドが基本となります。

クロスフィールドでは、以下の2アイテムがおすすめです。

▼XRFS-802ML

秋のアオリイカエギングや冬のヒイカエギングにおすすめの1本。またエギの移動距離を抑えて誘いたい方にもおすすめです。

エギング以外にシーバスや餌釣りも楽しみやすいです。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-802ML

全長:8ft
自重:108g
継数:2本
仕舞寸法:125cm
ルアー重量:2-24g
PEライン適合:0.8-1.5号

▼XRFS-862M

春のアオリイカ狙いやヤリイカエギングにはXRFS-862Mをおすすめします。エギをしっかり遠投でき、鋭くしゃくってイカを誘うなら、8.6フィート・ミディアムパワーの本アイテムが使いやすいです。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-862M

全長:8.6ft
自重:116g
継数:2本
仕舞寸法:133cm
ルアー重量:5-30g
PEライン適合:0.8-1.5号

HRF(ハードロックフィッシュ)

磯でのハードロックフィッシュ・通称HRFには、パワーのあるベイトロッドがおすすめです。長さと硬さは、釣り方によって6.6~7.3フィート、ミディアムライト~ヘビー(ML~H)を選ぶのがベター。

クロスフィールドにおいては以下の2本が良いでしょう。

▼XRFC-662ML-BF

地磯や堤防からカサゴやハタをライトに狙うのに適したアイテム。軽めのテキサスリグやジグヘッドを使った釣りを楽しみやすいです。組み合わせるリールは、ベイトフィネス用の軽いルアーのキャストに適したものをおすすめします。

アブガルシア クロスフィールド XRFC-662ML-BF

全長:6.6ft
自重:106g
継数:2本
仕舞寸法:102cm
ルアー重量:2-18g
PEライン適合:0.4-1.2号

▼XRFC-732H

本格的な磯で、大型のアイナメやハタ狙いをするならこの1本。7.3フィートの長さとヘビーパワーで、硬いロックフィッシュの上顎にフックを貫通させ、強い引きを受け止められます。

アブガルシア クロスフィールド XRFC-732H

全長:7.3ft
自重:265g
継数:2本
仕舞寸法:113.5cm
ルアー重量:10-60g
PEライン適合:MAX10号

シーバス

シーバスは様々なルアーを駆使し、フィールドによって適した長さのロッドを選ぶのがポイント。

一般的に9~9.6フィートの長さで、ミディアムライト~ミディアム(ML~M)の硬さが使いやすいです。

▼XRFS-902ML

XRFS-902MLは、港湾部や小規模河川での釣りにおすすめ。最大30グラムまでのルアーに対応するので、小さなメタルジグを使ったライトショアジギング用としても代用出来ます。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-902ML

全長:9ft
自重:131g
継数:2本
仕舞寸法:141cm
ルアー重量:5-30g
PEライン適合:0.6-1.5号

▼XRFS-962M

大規模河川やサーフ、磯でシーバスを狙うなら、9.6フィートの長さでミディアムパワーを持つXRFS-962Mが良いです。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-962M

全長:9.6ft
自重:154g
継数:2本
仕舞寸法:148cm
ルアー重量:7-35g
PEライン適合:0.8-1.5号

LSJ(ライトショアジギング)

青物や根魚を堤防や磯、サーフから狙うライトショアジギング(LSJ)。

ライトショアジギングでは10フィート以上、ミディアム(M)以上のロッドを使い、メタルジグを遠投するのが基本です。長さと硬さがあることで、大物がヒットしてもその強い引きを受け止めてくれるのでやり取りが楽に行えます。

▼XRFS-1032M

ライトショアジギングに最適な長さと硬さを持つアイテムです。最大50グラムまでの重さに対応し、メタルジグをはじめミノーやトップウォーターにも対応可能です。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-1032M

全長:10.3ft
自重:269g
継数:2本
仕舞寸法:159.5cm
ルアー重量:10-50g
PEライン適合:1-3号

アブガルシア クロスフィールドのモバイルモデル

アブガルシアのクロスフィールド モバイルモデル

出典:Amazon

クロスフィールドには、4本・5本継ぎのモバイルモデルもラインナップされています。コンパクトに仕舞うことができ、専用ケース付きで携帯性に優れています。旅行や出張の際、電車・バスでの釣行に便利です。

XRFC-704M-MB

淡水も海水も楽しみやすい1本。適度な長さと硬さがあり、淡水ではバスやナマズ、海水ではシーバスやロックフィッシュが狙えます。万遍なく使えるベイトロッドが欲しい方はぜひ手にしてみてください。

アブガルシア クロスフィールド XRFC-704M-MB

全長:7ft
自重:140g
継数:4本
仕舞寸法:57cm
ルアー重量:3.5-24g
PEライン適合:0.8-1.5号

XRFS-835M-MB

XRFS-835M-MBは、ソルトルアーにおすすめ。バイブレーションやメタルジグを使ったシーバス・青物狙い、エギを使ったアオリイカやヤリイカ狙いに適しています。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-835M-MB

全長:8.3ft 自重:151g 継数:5本 仕舞寸法:54cm ルアー重量:5-30g PEライン適合:0.8-1.5号

アブガルシア クロスフィールドのテレスコモデル

アブガルシアのクロスフィールド テレスコモデル

出典:Amazon

伸縮させて使うタイプのテレスコモデルもラインナップされているクロスフィールド。仕舞寸法が小さくしたい場合、移動の際にルアーを付けたまま縮めて移動したいといった時には、テレスコモデルが便利です。

XRFS-604UL-TE

XRFS-604UL-TEは、アジングやメバリング、管理釣り場、バス釣りでの使用に適しています。軽いルアーを操作しやすく、柔らかいので魚の引きを存分に楽しめます。

近場に電車やバスでの釣行、旅行・出張先で釣りを手軽に楽しむには最適な1本ではないでしょうか。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-604UL-TE

全長:6ft
自重:89g
継数:4本
仕舞寸法:55cm
ルアー重量:0.6-8g
PEライン適合:0.2-0.8号

XRFS-904M-TE

シーバスを中心としたソルトルアーゲームにおすすめの1本。タチウオやサワラをメタルジグで狙う際にも使いやすい長さと硬さです。少し長めではありますが、エギングを楽しむことも出来ます。

アブガルシア クロスフィールド XRFS-904M-TE

全長:9ft
自重:129g
継数:4本
仕舞寸法:78cm
ルアー重量:5-28g
PEライン適合:0.8-1.5号

アブガルシア クロスフィールドのライバル的ロッド

クロスフィールドを購入する際、他のメーカーのロッドも気になるのではないでしょうか。ここではシマノ・ダイワから同価格帯の最新対抗モデルをご紹介します。

シマノ ソルティーアドバンス シリーズ

シマノのソルティーアドバンスは、全28アイテムのラインナップで、10魚種に対応するエントリーモデル。ブランクスやグリップが、魚種に応じて最適化されています。

シマノ ソルティーアドバンス シーバス S96M

全長:9.6ft
自重:147g
継数:2本
仕舞寸法:148.6cm
ルアー重量:8-45g
PEライン適合:0.8-2号

ダイワ モバイルパック シリーズ

ダイワでは、テレスコモデルのモバイルパックシリーズがクロスフィールドの対抗ロッド。

クロスフィールドのテレスコモデルが3アイテムであるのに対し、モバイルパックは9アイテムあるので、より細かくロッド選びがしたいのであればモバイルパックがおすすめです。

ダイワ モバイルパック 905TM

全長:9ft
自重:170g
継数:5本
仕舞寸法:65cm
ルアー重量:7-35g
ナイロンライン適合:8-16lb

アブガルシア クロスフィールドにはリールも存在

クロスフィールドにはリールもラインナップされています。ベイトリール・スピニングリールともに、クロスフィールドのロッドと機能的にもデザイン的にも合わせやすいものとしてあります。

アブガルシア クロスフィールド7

ギア比7.1で素早く巻き取り出来るクロスフィールド7。外側のダイヤルで調整出来るマグネットブレーキを搭載していて、ベイトリール初心者でも使いやすいです。

海水にも対応しますので、バスやシーバス、ロックフィッシュと魚種を選ばず1台で様々な魚種狙いに使えます。

アブガルシア クロスフィールド7

ギア比:7.1:1
自重:209g
最大ドラグ力:7kg
巻取り長さ:74cm
ナイロン糸巻量(lb-m):14-130/16-115/20-90

様々なジャンルの釣りに挑戦しよう!

釣りは対象魚や釣法によって専用性のある様々な道具が存在します。しかし初心者の方は、クロスフィールドのような汎用性の高いロッドで、まずは様々な釣りを楽しんでみることをおすすめします。

ぜひクロスフィールドで様々なジャンルの釣りに挑戦してみてください。