ナイトゲームの革命児、ナイトオレンジ!
水面の光の反射を抑え、水中の魚を見えやすくしてくれる「偏光レンズ」を愛用する釣り人は多いでしょう。しかし、日が暮れると視界が暗くなってしまいます。
皆さんは、夜間の視界を明るくはっきりと見せてくれるレンズがあるのをご存知でしょうか? 「ナイトオレンジ」と言う夜間専用のサングラスです。
偏光レンズではない
ナイトオレンジは、伊藤光学社と宅配のめがねやさんが共同で開発した特殊なレンズで、昼に使用するサングラスではありません。
日が暮れて、仕掛けを結ぶ際やラインの位置などが見え辛い時に役立つ、夜用のサングラスなのです。
かけるとどうなる?
ナイトオレンジをかけると、夜間の見えにくい明暗の境をクッキリとさせたり、景色や標識を見やすくします。
一方で、常夜灯や対向車のヘッドライトのまぶしさは軽減してくれるという、特殊で機能的なサングラスです。
ナイトオレンジの秘密
ナイトオレンジは何故、夜間の視認性を高めてくれるのでしょうか? その秘密に迫ります。
微弱な度を入れる
暗い場所で瞳孔が開くと、遠くの視界はボヤけます。
ナイトオレンジのレンズは微弱な度を入れることで、ピントがボヤけるのを軽減。その結果、視界が明るく鮮明になります。
短波長(青色光)をカットする
私たちの目が眩しさやボヤけを感じるのは、目に入った光が水晶体で散乱するためです。とくに青い光は、散乱しやすい性質を持っています。
ナイトオレンジは、青色をカットするD.L.C(ディスパージョン・ライト・カット)レンズが採用されており、薄暗い視界でもコントラストがクッキリと見えます。