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ダイワのツイストバスター

リールマニアが熱弁!ダイワの隠れスーパー技術「ツイストバスター」ってなんだ?

スピニングリールの大敵といえる糸ヨレ。そんな糸ヨレを解決する素晴らしい技術がダイワにあるものの、あまり認知されていない様子!?今回もリールマニアが鼻息を荒くして解説します。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部

スピニングリール最大の敵、糸ヨレ

ツイストバスターの画像
撮影:TSURI HACK編集部

こんにちは、リールマニアの佐藤稜真です。

みなさんは「糸ヨレ」という現象をご存知でしょうか。糸ヨレとは“ラインがねじれること”を指し、ラインブレイクやバックラッシュの原因となる非常に厄介な存在です。

スピニングリールは糸を回収する時に、ガイドを通って戻ってくる縦方向のラインが、スプールへ横方向に巻かれるため、必ず糸がねじれてしまいます。

キャスト→回収の動作を何度も繰り返すうちに、糸にねじれが蓄積され、ライントラブルの原因になるのです。

それを解消するためのラインローラー

ツイストバスター

撮影:TSURI HACK編集部

構造上の問題とはいえ、ライントラブルが頻発したら堪ったもんじゃありません。そこで活躍するのが、ラインローラー。

ラインローラーは糸ヨレを解消する役割を担うのですが、ダイワには“究極”ともいえるラインローラー「ツイストバスター」があるのです。

ねじれた糸を逆にねじる!

ツイストバスターの画像

撮影:TSURI HACK編集部

ねじれた糸はなかなか元には戻りません。そこでダイワが打ち出したのが、“ラインローラーにテーパーをつける”という発想です。

ラインローラーにテーパーをつけることにより、糸が逆方向にねじれます。

つまり、ねじれた糸をねじり返すことで、ねじれがプラスマイナス・ゼロに近づいて糸ヨレが軽減されるのです!

理屈は分かるけど……

ツイストバスターの画像

撮影:TSURI HACK編集部

しかし、ここで「糸の種類によってねじれ方は変わるのでは?」と気づいたリールマニアの方もいるのではないでしょうか?

糸の種類や太さによって適切なテーパー角は異なるため、ダイワの技術者はなんと、キャストとリトリーブをひたすら繰り返してテーパー角を割り出したのです。

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