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【明日は我が身がやって来た】恐怖のトレブルフック!太もも貫通事件(2ページ目)

病院に到着!


病院に到着しパイセンに支えられて受付へ向かう。

太ももにクランクをぶら下げたまま問診票を記入する姿がなんとも情け無い。

処置室へと案内されベッドに寝かされた状態で血圧測定。もちろん緊張と不安で血圧急上昇。

そこに登場した先生が一言‥‥‥。

「あーあ、こりゃ貫通させるしかないね!」

皆様もご存知の通り、バス用ルアーのフックには返しがあるため一度刺さったらそう簡単には抜けないのだ。

あの時、力任せに引っ張ったことを全力で後悔した・・・・・・。

手術開始!


まずルアーを分解し、太ももに刺さっているフック以外を取り除かなければいけない。

そこで分解用に出てきたペンチに度肝を抜かれた。

いやいや!ペンチデカすぎへん!?

どうやらギブスを切る為のものらしい。しかし文句は言えない。

とは言えやはりどデカいペンチの振り幅により、分解中にフックが食い込みめちゃくちゃ痛い!!

「いででででででっ!!」

ここで不思議な現象が‥‥‥

「まーちゃん痛過ぎてハイになる」の巻

痛すぎてなぜか笑いが込み上げてきたのだ。

穿いていたデニムを切り、ようやく太ももに刺さったフックだけの状態になった。

そしてついに貫通の時、3人の先生に囲まれながら、私は笑いながら叫んだ!!

「いででででででっ!!グヘヘへへ!!」

女性の看護師さんの「頑張って!もうすぐ出るよ!ほらほら!もうちょっと!出る出る!」という声援がまるで出産シーンの様だった。

一方その頃、処置室の外で待機しているパイセンは、私のトリッキーな叫び声と看護師さんの声援を聞いて、ひとり吹き出してしまったそうな。

処置完了

針が抜けるとあの地獄の様な痛みが嘘のように引いた。

担当して頂いた先生から、

「いいダメージデニムになったね!」

と有り難いお言葉を頂き、深々と一礼して処置室を後にした。


その後、安心した私はしっかり大阪王将で晩御飯を食べて家路に着きましたとさ。

おわり。

お願い(ここ一番重要!)

この体験レポートを通し、このような不注意からの事故が減ることを願っています。

フックが刺さる場所によっては本当に取り返しのつかない事になります。(例えば顔とか目とか!)

誰しもが軽い気持ちでやってしまいがちな行為ですが、とても危険だということを思い出すきっかけにして下さい。

ルアー回収の際は自分と周りの安全を考え、サングラス、帽子の着用、ルアー回収器を使用するなど出来ることは必ずやりましょう!

また、キャストする際は、後ろの人にも十分気をつけましょうね!

そしてケガ、事故のない楽しいフィッシングライフを送りましょう!

 

大事な事なので2回言いました

動画verはこちら

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