オオモンハタの釣果写真

オオモンハタのベイトパターンに合わせたワームの選び方

オオモンハタ攻略に欠かせない要素といえば、ベイト。オオモンハタはベイトを追いかけて回遊していることが多いため、その日のベイトに合わせたワーム選びが、不可欠となります。ここでは、ベイトパターンに合わせたおすすめワームをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

アイキャッチ画像提供:釣具のポイント

オオモンハタのメインベイトとは

水中のオオモンハタ

出典:PIXTA

オオモンハタは、最大50センチ程度まで、大きくなるロックフィッシュの1種。主に初夏から晩秋にかけてがシーズンとなる魚で、その強い引きとゲーム性の高さから人気となっています。オオモンハタ攻略で欠かせない要素と言えばベイト。

オオモンハタは、根に居着くというよりもベイトを追って回遊していることが多いため、その日に合わせたワーム選びが必要です。今回は、オオモンハタのベイトパターンに合わせたワームの選び方をご紹介します。

ベイトに合わせたワームの選び方

オオモンハタは、様々な小魚や甲殻類を捕食します。追っているベイト以外には反応しにくいため、それぞれのベイトの特徴を踏まえその日に合ったワーム選びをしていくのが釣果を得るためのポイントです。ここでは、オオモンハタのベイト別におすすめのワームをご紹介します。

イワシパターン

水中のイワシ

出典:photoAC

イワシは、オオモンハタが最も好むであろうベイトです。イワシといってもマイワシやカタクチイワシなど、どのようなイワシを捕食しているかによってもワームのサイズやシルエット、またカラーを選んでいく必要があるでしょう。

基本的には、細身のシルエットでテールが動くタイプのワームを使い、スイミングアクションを中心に使っていくのがおすすめです。

▼イワシパターンにおすすめのワーム

Issei カタクチワーム

サイズ:4.5インチ

エコギア パワーシャッド

サイズ:3-6インチ

キビナゴパターン

水中のキビナゴ

出典:photoAC

キビナゴもオオモンハタが好むベイトの一つ。キビナゴパターンのときにはテールが大きく動くシャッドテールタイプのワームがおすすめです。

キビナゴは群れで居ることが多いので、大きな波動が出せるワームを使い、群れの中で最も目立つベイトを演出してみましょう。また、キビナゴの体側は強い輝きをしているので、それをイメージさせるフラッシングの強いワームを使うのもおすすめです。

▼ キビナゴパターンにおすすめのワーム

O.S.P ドライブシャッド 4.5インチ

フィッシュアロー フラッシュJ シャッド SW

サイズ:3-5インチ

ハゼパターン

水中のハゼ

出典:PIXTA

オオモンハタと生息域が重なりやすいハゼも、ベイトとなる魚の一種です。ハゼは、環境に適した体色をしている種類が多く、他のベイトパターンよりも、地味なシルエットのワームを選んでおくと良いでしょう。

また、狙う時にはボトム付近を中心に、エサを食べようと泳いでいるハゼの姿を、イメージしながら釣っていくのがおすすめです。

▼ ハゼパターンにおすすめのワーム

サワムラ ワンナップシャッド

サイズ:2.6インチ

デプス×プロズワン デスアダーシャッド 4インチ

サイズ:4インチ

ネンブツダイパターン

水中のネンブツダイ

出典:PIXTA

エサ釣りでは、エサ取りとして有名なネンブツダイもオオモンハタ狙いで重視したいベイトの一つ。ネンブツダイパターンの時には、扁平なシルエットのワームを使っていくのがおすすめ。

また、ネンブツダイの体色に似たカラーを使っていくことも重要で、赤系のカラーを中心に選んでみてください。アクションは、ゆっくりと漂わせるようなスイミングがおすすめです。

▼ ネンブツダイパターンにおすすめのワーム

スタッガーワイドツインテール4インチ スカッパノン

サイズ:4インチ

エコギア バルト 赤金

サイズ:3.5インチ

甲殻類パターン

水中のカニ

出典:PIXTA

オオモンハタはエビやカニも大好物。甲殻類パターンの時には、エビやカニの爪や足をイメージできるパーツが多いワームを使うのが、ポイント。また、バイトはフォールに集中する傾向があるので、気を抜かないようにしておきましょう。

▼ 甲殻類パターンにおすすめのワーム

エコギア キジハタグラブ 4インチ

サイズ:4インチ

タカミヤ INVITE TAIL 3.5インチ

サイズ:3.5インチ

スイミングを意識したリグがおすすめ

オオモンハタは、回遊性があり、小魚をメインベイトとすることが多いことから、主にスイミングで使うことが出来るリグを使ってみてください。特に使いやすいのは、ジグヘッドリグとテキサスリグです。ここでは、主にスイミングで使いやすいリグの選び方について、シチュエーション別にご紹介します。

浅場を攻めるのにおすすめのジグヘッド

浅場の岩礁帯

出典:photo-AC

浅場を攻める時には、浮き上がりやすい上方向に対する水の抵抗が少ないジグヘッドがおすすめ。またショアからの場合、飛距離が出るようにヘッド素材がタングステンのものや、飛行姿勢が良くなるものが使いやすいです。

これらの条件を満たすことが出来る、フラットフィッシュ用のジグヘッドを代用して使ってみてください。

▼ 浅場を攻めるのにおすすめのジグヘッド

ダイワ フラットジャンキージグヘッド SS

深場エリアにおすすめのジグヘッド

沖磯の深場

出典:PIXTA

深場攻略の場合には、浅場攻略とは逆の、上方向に対する水の抵抗が大きなものを使ってみましょう。狙う水深に合わせてジグヘッドの重さを変え、レンジをキープしやすいように調整するのがコツです。

また、ブレードをセットできるタイプもおすすめ。ブレードをセットすると沈めるのに時間が掛かりますが、一度沈めてしまえばブレードの抵抗で浮き上がりにくく、アピールも強く出来るのでやってみてください。

▼ 深場を攻めるのにおすすめのジグヘッド

エコギア スイミングテンヤ

根掛りやすいエリアにおすすめのジグヘッド

根が荒い磯

出典:PIXTA

水中の起伏が激しかったり、海藻が多いなど、根掛かりがきついエリアでは、根掛かり回避性能が高いジグヘッドを使っていきましょう。

具体的には、障害物を避けるためにシンカー前面の面積が大きなものや、オフセットフックのように針先を隠せるものがありますので、それらを使ってみてください。

▼ 根掛りにくいおすすめのジグヘッド

ジャングルジム スリーパーマッチョDX 28g

ルーディーズ 根魚狩りJ・H(ネギョガリジグヘッド)

テキサスリグでボトムパンプもスイミングも両立

テキサスリグを使ったオオモンハタの釣果画像

ボトムパンプもスイミングもまとめて楽しむのであれば、テキサスリグがおすすめです。また、ジグヘッドリグではどうしても根掛かりしてしまう時にもテキサスリグが活躍してくれます。

テキサスリグではシンカーの移動距離を制限するシンカーストッパーを使ったり、音でアピールするためにビーズを入れたりと工夫が出来ますので、状況にあわせていろいろと試してみるとよいでしょう。

▼ テキサスリグにおすすめの製品

ティクト ボトムコップステイタイプ

どんなベイトパターンでもオオモンハタを釣り上げろ!

ボートゲームでのオオモンハタの釣果画像

その日のベイトパターンに合わせたワーム選びが出来れば、おのずとオオモンハタはヒットしてくることでしょう。小魚を追ってボトムから浮いていることもあるので、ワーム選びに加え、狙うレンジもいろいろと試しながら釣りをしてみましょう。本記事でご紹介したワームやリグを参考に、オオモンハタのベイトパターンを攻略してみてください。