溶存酸素量

どこよりも魚が集まる!?【溶存酸素量】が多い場所ってどんなトコロ?

2022/10/20 更新

水の良し悪しを判断する要素として、たびたび耳にするワード。今回は釣り人の釣果を左右してしまうかもしれない『溶存酸素量』について解説します。

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溶存酸素量とは?

溶存酸素量

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水の良し悪しを判断する要素として、たびたび耳にするワード。今回は、そんな釣り人の釣果を左右してしまうかもしれない、『溶存酸素量』について解説します。

溶存酸素量=水中の酸素量

魚

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溶存酸素量(ようぞんさんそりょう)とは、水中に溶存する酸素の量のことである。水質の指標として用いられ、溶解酸素量(ようかいさんそりょう)とも呼ばれる。略称はDO (Dissolved Oxygen)。単位は、従来は、ppmが主に用いられていたが、最近では、mg/Lの表現が多用されている。(引用:Wikipedia)

水中の酸素量が減ることは、人間に言い換えると「空気中の酸素が薄いのと同じ状態」です。酸欠になってしまえば苦しいので、魚の活性は著しく低下してしまいます。

溶存酸素量は目に見えるものではないので、釣りをするときにはその場の環境から読み取っていくとよいでしょう。

ドブの臭いがしたら酸欠状態?

顕微鏡で覗く微生物

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有機物量が多く流入した場合にも、溶存酸素量は低くなる。水中に生物が消費可能な有機物が多い場合、すなわち、生物的酸素要求量(BOD)が高い場合、微生物が多量に発生する。そのときに、彼らが酸素を消費するため、溶存酸素量は極めて低くなる。さらに微生物が嫌気的に分解を進行させれば、硫化水素等が発生し、いわゆるどぶの臭いがするようになる。(引用:Wikipedia)

水中の溶存酸素を消費しているのは魚だけでなく、プランクトンや細菌のような微生物も同じです。雨が降ったりして地上の栄養が一気に水中に流れ込んだ場合などは、これらの微生物が活発に活動しやすく、そのサイクルの結果として臭いが発生します。

釣り場でなんとなく「ドブ臭い?」と感じたら、溶存酸素量が少ないかもと考えてみてください。

“赤い生物”が多い場所も酸欠状態?

ゴカイ

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このような状態(溶存酸素量が低下している状態)では、通常の水生動物は生活できず、生息可能なのは、体内に酸素を蓄える能力のあるものだけである。淡水であればイトミミズやユスリカの幼虫、海水であればゴカイなど、赤色のヘモグロビン様の色素を持ったものが多いので、赤い動物が多いところは、酸素が足りないと見て良い。(引用:Wikipedia)

酸欠状態が長く続いているような場所だと、生息している生物も限られます。その目安となるのが赤い生物です。水中を覗いてみて、赤い生物が多く見られる場所は溶存酸素量が少ない証拠でもあるので、その場で釣りをするのは考えた方がいいかもしれません。

水温と溶存酸素量の関係

温度計

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水に酸素が溶け込める量を決める大きな要因は「水温」です。水温が上昇すると、それに伴って溶存酸素量は減少していきます。夏は特に溶存酸素量が少なくなりやすく、その結果として魚が釣れにくくなることも。

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