アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK編集部
釣り人の世界を外から見ると?

釣りをしていると、いつの間にか自分の中に「釣り人としての普通」ができてきます。
休日の朝早くから遠くの釣り場まで車を走らせたり、魚が釣れなくても一日楽しんだり、旅行先でも観光より釣りを優先したり。釣った魚の写真を何枚も撮ることだって、釣り人にとっては当たり前です。
でも、もし自分が釣り人じゃなかったら、この世界はどう見えているんだろう。
一度、釣り人ではない側から自分たちを見てみると、意外と「普通じゃないこと」がたくさんあります。
その中には、釣り人以外の人にとって迷惑になっていることも。
ビックリマン高田
気をつけたいことに触れながら釣り人の常識と一般常識の差異を見ていきましょう。
早朝の物音は、誰かにとっては睡眠時間

釣り人にとって朝マズメは大事です。それゆえまだ暗いうちから準備をして出発することは珍しくありません。
でも、釣りをしない人からすれば、午前3時や4時は普通に寝ている時間です。
玄関を開ける音や車のドアを閉める音、タックルを運ぶ音も、自分では気にならない程度でも、隣や下の部屋には響いているかもしれない。
ビックリマン高田
「釣りだから仕方ない」ではなく、その時間に寝ている人からすればどう感じるのか。
そこを考えることは大事だと思います。
砂まみれの格好でお店に入る

釣りの帰りは、砂や泥、水、魚の鱗などが服や靴についていることがあります。
釣り人からすると「釣りの帰りだから仕方ない」と思ってしまう。
でも、そのまま飲食店やお店に入れば、床を汚したり、周りのお客さんに不快な思いをさせたりする可能性があります。
自分にとっては釣りの延長でも、相手からすれば営業中のお店です。
ビックリマン高田
釣り人にとって当たり前の格好が、街中では当たり前ではない。
これも少し意識しておきたいところです。
魚を食べるためじゃなく、釣るためだけに釣りをする

釣りをしない人からすると、これも結構不思議だと思います。
「釣った魚、食べるの?」
と聞かれることがあります。食べるわけでもない。売るわけでもない。ただ魚を釣るために、何時間も水辺にいる。
釣り人からすれば、それが最高に楽しい。魚が掛かった瞬間や、魚を探している時間、狙った魚に辿り着くまでの過程そのものが楽しいからです。
ビックリマン高田
でも、釣りをしない人からすれば、「食べないのに、そこまでして釣るの?」となる。
この感覚の違いは、かなり大きいと思います。
旅行先でも観光より釣りを優先する

旅行に行ったら観光する。普通はそう考える人が多いと思います。
でも釣り人は、その土地にしかいない魚がいるなら、観光より釣りを優先することがあります。
「せっかく旅行に来たのに、また釣り?」
と思われることもあるでしょう。
僕自身、釣りを目的に海外まで行きます。釣り人からすれば最高の旅行でも、釣りをしない人からすれば「旅行まで釣りに使うの?」となる。
ビックリマン高田
でも、それくらい夢中になれるものがあるというのも、趣味の面白さだと思います。
魚の写真を何枚も撮る

釣り人なら、一匹の魚を何枚も撮ることがあります。釣り人にとっては大切な記録です。
でも、釣りをしない人からすれば、
「全部同じ魚に見えるけど……」となるかもしれない。
僕たちにとっては、一匹一匹に違いがある。
釣れた場所や状況、その魚に辿り着くまでの過程まで含めて、一枚の写真に価値があります。
ビックリマン高田
でも、その背景を知らなければ、ただ魚の写真が大量に並んでいるだけに見える。
これも、釣り人とそうでない人の「普通」の違いです。
片道2〜3時間かけて釣りに行く

これも釣り人にはよくあります。
「ちょっと釣り行ってくる」と言いながら、実際には片道2時間。
往復4時間かけて釣り場へ向かい、そこから一日釣りをする。釣り人からすれば自然な行動です。
でも、釣りをしない人からすれば、
「魚を釣るために、そこまで移動するの?」
となります。
ビックリマン高田
さらに遠征となれば、飛行機に乗って別の県へ行ったり、海外まで行ったりする。それでも釣り人は「行く価値がある」と思っている。
これも、自分たちの「普通」が世間の普通ではないということだと思います。
釣り人の「普通」は、釣り人の世界の普通

こうやって考えてみると、釣り人の生活って結構特殊です。
でも、僕はそれが悪いことだとは思いません。車が好きな人は、何時間も車を運転する。スポーツが好きな人は、休日を練習に使う。
それと同じです。
趣味に夢中になれば、外から見れば理解できないことはいくらでも出てくる。大事なのは、自分の「普通」を他人にとっても普通だと思わないことなんじゃないでしょうか。
早朝の物音は、誰かにとっては睡眠時間かもしれない。砂まみれの服は、お店にとっては迷惑かもしれない。釣りのために遠くまで行くことは、他の人からすれば理解できないかもしれない。
それを知ったうえで、周りへの配慮をする。釣りをしない人にも、その人なりの人生があることを理解する。
ビックリマン高田
そして、その人たちの「普通」も尊重する。
そのうえで、僕たちは僕たちの釣りを思い切り楽しめばいい。
自分の「普通」が、世間の「普通」とは限らない

釣り人からすれば当たり前のことでも、釣りをしない人から見れば「そこまでやる?」と思われることはたくさんあります。
でも、それを恥ずかしいと思う必要もない。自分がどれだけ釣りに夢中なのかを知るきっかけになると思います。
ただし、自分の楽しさを他人に押し付けてはいけない。
釣りをしない人には、その人の人生がある。釣りに興味がない人もいるし、休日を家で過ごしたい人もいる。旅行では観光をしたい人もいる。
それはそれでいい。
釣りをしない人の人生をリスペクトしたうえで、自分は自分の釣り人生を思い切り楽しめばいい。
自分の「普通」は、世間の「普通」じゃない。
それを少しだけ意識するだけで、周りの見え方も、自分の釣り方も少し変わってくると思います。
ビックリマン高田
そして、そこまで理解したうえで、僕はこれからも釣りに行きます。
だって、釣りをしている時間が、僕にとっては人生の中でも最高に楽しい時間の一つだからです。
画像撮影・制作:ビックリマン高田
本記事で使用している画像の一部は、画像生成AIを使用して作成しています。AI生成画像に描かれている人物や場所などはイメージであり、実在の人物・場所を示すものではありません。
