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【非金属・アルミ・マグネシウム】リールのボディ素材をリールマニアが解説

リールのボディ素材を気にしたことはありますか?どれも同じような素材でできていそうですが、実は、ボディに使われる素材にはいくつか種類があるのです。今回は素材ごとに特性を解説します。

目次

アイキャッチ画像撮影:TSURI HACK 編集部

知られざる「ボディ素材」の世界

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リールの性能を大きく左右するボディ素材。パッとリールを見ただけではわかりませんが、実はいくつかの素材が使い分けられているのです。

そこで今回は、非金属・アルミ・マグネシウムの3つに分けて、それぞれの特徴を解説します。

非金属ボディ

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一昔前までは「非金属」というと低価格帯モデルのイメージでしたが、素材の開発が進んだ結果、近年は高級機種にも多く採用されています。

シマノのCI4、ダイワのザイオン・DS5・DS4などが非金属ボディに当たります。

錆びない

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その最大のメリットは「錆びない」ということです。

金属ボディの場合、どんな特殊なコーティングを施しても、経年劣化や使用による摩耗で剥がれてしまえばそこから錆びてしまいます。

しかし、非金属ボディは表面のコーティングが剥がれたとしても、錆びたり腐食したりする心配がありません。

冷たくならない

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提供:佐藤稜真

冬の釣りは、とにかく寒さとの戦いです。ところが、金属ボディは非常に冷たくなってしまいます。

手が冷えて悴むと糸の結束などに支障が出るため、冬場には非金属ボディーを好んで使うアングラーもいるほどです。

剛性と強度が低い

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非金属ボディのデメリットは、剛性と強度です。

金属ボディと比べると、負荷が掛かった際にたわむので、巻上げ力のロスや感度の低下を招きます。

また、金属よりも外圧・衝撃に弱く、落とした際に割れてしまう可能性も。

ただし、高級機種に採用される非金属素材は、カーボンを練り込むことによって金属に匹敵する剛性・強度が確保されています。

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