SLX「DC」が日本でも。
漆黒のボディに青いスレッドが目を引く、シマノのハイコスパベイトリール「SLX」。
そして2020年。新たにDCブレーキ(デジタルコントロールブレーキ)を搭載した、「SLX・DC」の発売が決定。
発売前から、SNS上では話題沸騰のニューアイテムです。
海外では先行販売
すでに海外では先行販売されていたため、「国内でもリリースされる」という噂が囁かれていた本機。
2019年の新作として発売されたオリジナルの「SLX」も、低価格ながら「MGLスプール」を搭載するなど、発売直後からエントリー層のみならず幅広い層から支持されていました。
その点を省みると、今回の「DC機」の発売は必然とも言えるでしょう。
DCブレーキは「I–DC4」を搭載
現在、上位機種に搭載されているDCブレーキは「I-DC5」。(現行のアイテムでは「’19カルカッタコンクエストDC」や「’15メタニウムDC」に搭載されているブレーキ)「SLXDC」には、その一世代前にあたる「I-DC4」を配備。
もちろん、最新のブレーキシステムになればなるほど精度が高くなるのも事実。しかし、DCブレーキの恩恵を手軽に味わってみたいアングラーにとっては、十分満足できるスペックと言えるでしょう。
DCブレーキ以外は、「’19SLX」の基本性能を継承
高い剛性を得ることのできる「HAGANEボディ」や、ブランキングによる軽やかな立ち上がりが魅力の「MGLスプール」など、基本性能はしっかりと継承。
おそらく、店頭価格で2万円程度であることがが予想され、ダイワ社の「タトゥーラSVTW」の対抗馬として一石を投じるリールとなりそうです。
製品スペック
ギア比は、ノーマル「6.3」・HG(7.2)・XG(8.2)の3種類をラインナップ。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力(kg) | 自重(g) | スプール寸法(径mm/幅mm) | ナイロン糸巻量(lb-m) | 最大巻上長(cm/ハンドル1回転) | ハンドル長(mm) | ベアリング数 BB/ローラー | 本体価格(円) |
70 RIGHT | 6.3 | 5.5 | 210 | 34/22 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 67 | 42 | 6/1 | 27,500 |
71 LEFT | 6.3 | 5.5 | 210 | 34/22 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 67 | 42 | 6/1 | 27,500 |
70HG RIGHT | 7.2 | 5.5 | 210 | 34/22 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 77 | 42 | 6/1 | 27,500 |
71HG LEFT | 7.2 | 5.5 | 210 | 34/22 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 77 | 42 | 6/1 | 27,500 |
70XG RIGHT | 8.2 | 5.0 | 210 | 34/22 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 88 | 45 | 6/1 | 27,500 |
71XG LEFT | 8.2 | 5.0 | 210 | 34/22 | 12-100、14-90 16-80、20-65 | 88 | 45 | 6/1 | 27,500 |
発売日(予定)
RIGHTモデルは2020年2月、LEFTモデルは4月発売予定。
シマノ SLX DC 70 RIGHT
シマノ SLX DC 71 LEFT
シマノ SLX DC 70HG RIGHT
シマノ SLX DC 71HG LEFT
シマノ SLX DC 70XG RIGHT
シマノ SLX DC 71XG LEFT