1.温水を使ってはいけない
スピニングリールの汚れを落とすときには温水を使わないようにしましょう。
温水を使ってしまうと、その熱によってオイルやグリスが流れ落ちてしまうことがあります。常温の水で汚れを洗い流すのが基本です。
2.洗う時はドラグを緩めてはいけない
汚れを洗い流す際にドラグが緩んだままだと、ドラグ内部に水が入り込んでしまいます。
水が入ってしまうと、ドラグワッシャーやグリスが変質して上手く稼働しなくなってしまうことがあるので、ドラグを締めた状態で洗うようにしてください。
3.リールを水没させてはいけない
初心者の方がよくやってしまうのがリールを水に丸ごと浸けてしまうこと。リールは水没させると水圧によって内部に水が入り込み、同時に塩などの汚れが入り込んでしまうことがあります。
リールはシャワーなどの流水で洗うようにしましょう。
4.ラインローラーにラインが通ったまま放置してはいけない
ラインローラーにラインを通したまま放置することも不具合の原因。ラインローラーとラインが接した部分に塩などが溜まり、腐食の原因となってしまいます。
釣りを終えたらルアーや仕掛けを切って、ラインの先端をスプールのラインストッパーに引っ掛けて保管するようにしましょう。
>>次ページ:タックルボックスは高温多湿?