淡水のターゲット編
ラージマウスバス(60センチ)
ノーザンラージマウスバス(いわゆるブラックバス)は、約10年をかけて50センチに成長します。
しかし、ここからは成長速度が落ち、60センチになるには15年程度かかるようです。しかし、琵琶湖では4年で60センチを越した記録が残っています。
ニジマス(60センチ)
比較的成長が早いニジマスは、エサが豊富な所で育てば、4年ほどで60センチに達します。
品種改良を進めた3倍体のヤシオマスは、なんと2年ほどで60センチに。ただし、普通のニジマスよりも引きが弱くなります。
アマゴ(30センチ)
渓流釣りのターゲットであるアマゴは、3・4年ほどで30センチクラスへと成長します。寿命は意外に短く、4・5年ほど。
アマゴの降海型であるサツキマスは、50センチ前後まで成長します。
ヘラブナ(50センチ)
ヘラブナは成長が早く、3年で30センチほどになりますが、ここからは時間を要し、50センチになるには20年以上かかるとされています。
寿命はかなり長く、数十年生きるとされ、日本記録は1980年に青森県で釣られた64センチの個体です。
鮎(30センチ)
年魚の鮎は1年で30センチに成長。尺(30.3センチ)に及ばない30センチほどの個体は、「泣き尺」と呼ばれます。
ちなみに、泣いているのは鮎ではなく、尺を釣り損なった釣り人です。30センチの魚といえど引きは強烈で、釣り人が川の中を引きずり回されるほどです。
ひょっとすると、「地球の先輩」かも
10種類の魚をピックアップしてみましたが、数年で巨大化するものから、10年以上をかけて大きくなるものまで、魚によってさまざまです。
ひょっとすると、「地球の先輩」を釣り上げたアングラーもいるかもしれません。そんな時は、尊敬の念すら抱いてしまいそうですね!