シマノ17サハラ
シマノ サハラは、1万円以下で購入可能なエントリーモデルのスピニングリールです。価格帯ではナスキーとセドナの中間に位置し、幅広い魚種に対応可能な11機種の豊富なラインナップとなっています。
大径ドラグノブが採用され、スムーズで繊細なドラグ調整が可能となっています。また、重心の設定にこだわった「Gフリーボディ」を採用しています。
ナスキーとの違いは?
ナスキーに搭載されている「コアプロテクト」という防水機能は、サハラとその下級モデルには搭載されていません。防水性能にもこだわりたい方は、ナスキーも検討してみてはいかがでしょうか。
シマノ17サハラのレビュー
では実際に、17サハラの使用者はどんな評価をしているのでしょうか?インプレッションの一部をまとめてみました。
レビュー
フロロ4lbを巻いてみました。ラインローラーはちゃんと回ります。ハンドルはガチャガチャやれば多少遊びがありますが充分スムーズです。ドラグも合格。ルアー始めるならまずはこれからって感じです。(C2000S)出典:Amazon
本気のちょい投げロッドにつけて、PE0.4号を巻いて使用してみました。実釣において、何ら問題ないと思います。この位のスピニングリールが、ここ数年で画期的によくなっているのを実感しました。(2500HGS)出典:Amazon
この価格でここまでのポテンシャルだとは思いませんでした!ライントラブルも無く、難なくシーバスを上げる事ができます。(C3000HG)出典:Amazon
ほかのメーカーのライントラブルに悩まされていたので、同じくらいのラインキャパのリールとして選択。10年ほど前の最高クラスのリールはいくつか使ったが 今はこの価格帯で安心できる(4000XG)出典:Amazon
フロロ5号を巻いてキャスティングのタコ釣りやエレベーター仕掛けでのノマセに使用しています。堅牢性は十分で、キロアップのタコもゴリゴリ巻けました。重さの気にならない釣りであれば十分な性能です。(C5000XG)出典:Amazon
安価でありながらも、釣りに求められる性能面がしっかりとしており、コストパフォーマンスが高いといった満足の声が多く寄せられていました。
シマノ17サハラのラインナップ
サハラは500番からC5000番まで計15機種の幅広いラインナップで展開されています。ここでは、番手毎に最適な釣りのスタイルや、ターゲットをご紹介!
500/1000
トラウトや渓流での釣り、アジングやメバリングに適したモデルです。500番台は新たにラインナップに追加され、2018年5月に発売がスタート。
シマノ 17 サハラ 1000
自重:175g
最大ドラグ力:3.0kg
巻取り長さ:69cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):1-150/2-70
フロロ糸巻量 (lb-m):1-130/2-60
PE糸巻量 (号-m):0.6-185/1-110
C2000S/C2000HGS
C2000Sは、ゆっくり巻いて誘うようなアジ・メバリングなどに適したモデルです。
シマノ 17 サハラ C2000HGS
自重:220g
最大ドラグ力:3.0kg
巻取り長さ:79cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):3-125/5-75
フロロ糸巻量 (lb-m):3-110/5-65
PE糸巻量 (号-m):0.6-150/1-80
2500/C2500HGS
2500番台は汎用性のあるモデルで、バスフィッシングにも適するほか、ライトソルト、エギングなどにも使われます。
シマノ 17 サハラ 2500HGS
自重:250g
最大ドラグ力:4.0kg
巻取り長さ:91cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):5-110/8-70
フロロ糸巻量 (lb-m):4-130/6-80
PE糸巻量 (号-m):0.6-200/1-110
C3000/C3000HG/C3000DH
3000番手は、漁港などでのシーバス狙いのほかに、エギング・ライトショアジギングに対応するモデルです。HG仕様でも250グラムと比較的軽量なのも魅力的です。
シマノ 17 サハラ C3000HG
自重:250g
最大ドラグ力:9.0kg
巻取り長さ:91cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):2.5-180/4-100
フロロ糸巻量 (lb-m):2.5-160/4-100
PE糸巻量 (号-m):1-140/2-180
4000/4000XG/C5000XG
大型の魚に対応可能な剛性とパワーを持っており、ヒラメを対象とした釣りやショアジギングに適します。XG(エクストラハイギア)は、HGよりも更に巻き取り量が多く、早巻きに特化します。
シマノ 17 サハラ 4000XG
自重:300g
最大ドラグ力:11.0kg
巻取り長さ:105cm
ナイロン糸巻量 (lb-m):3.5-170/5-125
フロロ糸巻量 (lb-m):3-190/5-115
PE糸巻量 (号-m):1-500/2-210
サハラで選択肢を豊かに
安価でありながら、性能にも引けをとらないリールは増えてきています。サハラは、渓流など淡水での釣りをする人ならば特に、選んで損のないハイコストパフォーマンスな製品ではないでしょうか。また、海水での釣りにも対応するラインナップは、サブ機としてや、釣りへ出かける頻度が少ない人などにも最適でしょう。