バレットシンカーとは
バレットシンカーは文字通りバレット(弾丸)の形状をしたシンカーで、バスフィッシングにおいてテキサスリグやキャロライナリグを組む場合に使用します。
素材には鉛や、鉛より比重が重いタングステン、強度が高い真鍮が用いられます。タングステンのバレットシンカーは鉛のものより値段が高いですが、シンカーのフォルムをより小さく、強度があり、キャスト時の空気抵抗を抑えるメリットがあります。
また、バレット形状はヘビーカバーに引っかからずにスムーズに抜けるため、ボトム攻略の際に根掛かりしにくいという特徴があります。
バレットシンカーの重さ別の使い分け
バレットシンカーはワームでボトムや沈み根周り、岩礁帯まわりをサーチする際に用いられます。
よく用いられる重量は7グラムから10グラムで、軽いシンカーの方が根掛かりしにくく、同じ重さでもフォルムをより小さく出来るタングステン製のものは更に根掛かりしにくいと言われています。
重いものの方が底が取りやすくなりますが、重すぎると根掛かりを起こしやすく、またアクション後のフォールでバイトをとる際にフォール速度に魚が付いてこれないということもあります。
底が取れるギリギリの重量を使う事がバレットシンカー選びのポイントと言えるでしょう。
テキサスリグでの使い分けかた
テキサスリグでバレットシンカーを用いる場合、テキサスリグのワームの動きをより長く見せることがバイトチャンスの増加につながることが多いでしょう。
例えばソルトの場合、軽めの7グラムを基本に潮が速ければ重く、緩ければ軽めのシンカーのものを使う事で魚に追わせやすくすることができます。また、ワームのサイズ、シルエットによってシンカーを使い分ける事もあります。
ワームのシルエットが不自然に見えないサイズのシンカーを選ぶ事で、魚に違和感を与えづらくすることができます。
バレットシンカーおすすめ10選
バレットシンカーの形状や材質にはリリースするメーカーのこだわりが詰まっています。バスフィッシング以外に、根に潜むソルトの大物狙いまでカバーできるものまで、その種類は様々。その中からオススメのものをご紹介します。
ライン傷つき防止用チューブ付き廉価版
ザップ スタンダードシンカー バレットショット
テキサスリグのバス、根魚攻略に外せない!
タカミヤ FALKEN R バレットシンカー
シンカーの存在をワームと同化、より自然にアプローチ
ジャッカル タングステン カスタムシンカー バレットカラー
ハイクオリティのレアメタル18で感度アップ
スタジオ100 バレットシンカー FECO
良く飛び、感度良く、根掛かり激減のシンカー
ダイワ バザーズワームシンカーTGプロ ニューバレット
飛距離とスナッグレス性能に優れるシンカー
オフト ビュレットウェイト
コスパと使用感に定評ありのシンカー
バレーヒル TGシンカー 18 バレット
アメリカトップトーナメントを転戦する清水盛三氏のヘビーカバー攻略を支える一品
エバーグリーン EGタングステンバレットシンカー
すり抜け性能が高く、高感度を実現するシンカー
レイン ベーシック バレットシンカー
ボトムの少しの変化も見逃さない、高感度のシンカー
スミス タングステンバレットシンカーN
バレットシンカーは自作も可能
バレットシンカーに徹底的にこだわりたい、自分だけのオリジナルな一品で楽しみたいという方は自作することも可能です。
例えば市販のナツメ型の錘を切断し、切断面の凸凹をヤスリで成型すればそれらしくすることも可能です。また、石膏や耐熱シリコンでモールドを起こし、溶かした鉛を流して鋳造する方法もあります。
ただし、既製のバレットシンカーには安価なものもあるため、コストの点から考えると買った方が安上がりになる可能性があります。この辺りを見極めて自作にトライしてみるといいでしょう。
バレットシンカーでカバーを効率よく攻略!
回遊範囲の狭い居つきの魚をメインに狙う場合、魚の付いている障害物周りを如何にタイトに攻められるかが釣果を左右します。
障害物周りの少しの地形変化も逃さず察知し、すり抜け能力の高いバレットシンカーはアングラーにとって心強い味方。状況に応じたシンカー選びでカバー攻略をレベルアップさせましょう!