実釣インプレッション!
スペックを見て選んだものの、やっぱり投げて、シャクって、釣ってみないと分からないことだらけ。
約4ヶ月使って感じた正直な使用感をお伝えします!
竿の調子はこんな感じです
ライトゲームロッドを彷彿とさせる柔軟なティップですが、負荷が大きくなるとロッド全体が曲がってくれます。
感度を高めるティップと、アクション・ファイトを担うベリーからバットとで、各セクションごとで役割が明確化されている印象ですね。
アングラー目線の別角度からもどうぞ。
まさに「柔と剛を兼ね備える」という言葉がハマる仕上がりです。
感度の良さに衝撃!
ソリッドティップの恩恵か、ラインテンションを張った際の感度は予想を超えてきました!
これまで感じることのなかったエギの小さな変化が手に取るよう分かります。
普段はライン変化を目視してアタリをキャッチしていますが、ナイトゲームや強風時にはこのソリッドティップが大活躍!
ミニマムサイズのアタリもしっかり手元に伝わってきます。
飛距離が大幅に伸びた
潮目に狙いを定めてキャストしてみると、狙った場所よりも沖にエギが着水。
これには「マジか……」と思わず呟いてしまいました(笑)
これまで届かなかったポイントを攻められるアドバンテージはデカイです。
キャストをスローモーションで撮影してみたので、ぜひご覧ください!
エギのウエイトがしっかりバットに乗り、キャスト後のブレの収束が早いので糸抜けも抜群。
どうしても気になったので、今まで愛用していた86Mのロッドと飛距離を比較してみました。
キャスト10回の平均値は、旧ロッドが50.2m、EG-Xが54.5m。なんと平均で約4mの飛距離アップ!
また、軽くキャストしてもしっかり飛ぶので長時間のエギングが楽になりました。
想像以上のパワー
細身のロッドなのでパワー不足を懸念していましたが、キロオーバーの春イカとも余裕なファイト。
ジェット噴射をロッド全体でしなやかに吸収してくれるので、身切れによるバラシも減っているように感じています。
気になる点は……
強度・感度・飛距離、どれを取っても最高レベルのラグゼEGX。
とくに不満はありませんが、最後に少し気になる点をお伝えします。
破損に気を使う
ソリッドティップなので、破損にはかなり気を配っています。
とくに、ティップ投げやライン絡みがないように注意してください。
また、抜き上げの時に竿を立てるのは厳禁ですよ!
近距離の小技は苦手
ティップが柔らかすぎるため、手前でエギを細かく動かす小技は少しやりにくいと感じています。
ベリーからバットを使うシャクリを意識しましょう。
エギングが楽しくなるロッドです!
最後に少しネガティブな面を紹介したものの、「値段以上にいい買い物をした!」と忖度なしで満足しています。
“ハイエンド=上級者”のイメージがあるかもしれませんが、よく飛んでアタリも取りやすいため、初心者~中級者の方にもオススメしたいロッドです!
▼まっちゃんが買ったのはこちら
がまかつ ラグゼ EG X S86M-solid
自重:88g
継数:2本
仕舞寸法:134.5cm
適応エギ:2-3.5号
PEライン適合:0.3-1号
▼その他のラインナップ
がまかつ ラグゼ EG X S86ML
自重:85g
継数:2本
仕舞寸法:134cm
適応エギ:1.8-3.5号
PEライン適合:0.4-1号
がまかつ ラグゼ EG X S72ML-solid
自重:84g
継数:2本
仕舞寸法:114cm
適応エギ:1.8-3.5号
PEライン適合:0.3-1号
がまかつ ラグゼ EG X S86ML-solid
自重:85g
継数:2本
仕舞寸法:134.5cm
適応エギ:1.8-3.5号
PEライン適合:0.3-1号
がまかつ ラグゼ EG X S89ML-solid
自重:87g
継数:2本
仕舞寸法:138cm
適応エギ:1.8-3.5号
PEライン適合:0.3-1号
がまかつ ラグゼ EG X S86M
自重:88g
継数:2本
仕舞寸法:134cm
適応エギ:2-3.5号
PEライン適合:0.4-1.2号
がまかつ ラグゼ EG X S89M-solid
自重:89g
継数:2本
仕舞寸法:138cm
適応エギ:2-3.5号
PEライン適合:0.3-1号
がまかつ ラグゼ EG X S86MH
自重:91g
継数:2本
仕舞寸法:134cm
適応エギ:2.5-4号
PEライン適合:0.4-1.2号