魅力①“エサじゃないのに”釣れるおもしろさ
外観、動き、色……どれをとっても、エサとは似つかないものも多い「ルアーという物体」。
なるべくエサに近づけるように、巧みにアクションを加えたりと、アングラー側に操作する楽しさがあることも醍醐味でしょうか。
なんでこんな形で釣れるんだ?
バスルアーに代表される、スピナーベイトやバズベイトなど……妙に「おもちゃっぽい」ルアーでも、魚は果敢にバイトしてきます。
ソルトルアーで言えば、メタルジグ。あんなに「ヒラヒラと水中で煌めきながらフォールしていくベイト」って、自然界に存在しないはず。
とっても不思議です。
時にエサをも凌駕する
ルアー釣りは、「水中に落ちたスプーンにトラウトが食らいついた」ことが起源と言われている通り、魚を狂わせる何かを持っていると思います。
食性とは関係なく、所謂「リアクションバイト」を引き出せるのが、ルアー釣りだけが持つ一面ではないでしょうか?
魅力②コレクション性が高い
コレクター精神というものは、男子が生まれもった「厄介な癖」。使いもしないまま、タックルボックスの肥やしと化したルアーは数知れません。
種類多すぎ
一つの魚種を狙うのに、いったい何種類のルアーがあるんだ?
と、ついぼやいてしまうほどに、ほんとうに数多くのアイテムがリリースされています。
一種類のルアーで釣ることに飽きてしまっても、ルアーを変えれば、また違った攻め方ができるというのもルアー釣りの面白さでしょう。
一つ一つに愛着が沸く
ボディに残された歯形や、フックサークル。よく「勲章」と喩えられるキズが、釣行のたびに刻まれていく……それがなんだか誇らしく感じてしまうもの。
それこそ根がかりにさえ気をつければ、在籍が10年を超えることも決して珍しくはありません。
仮にどこでも買えるようなアイテムであっても、自分が育てたルアーは掛け替えのない価値を生み出してくれます。
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