がま磯スーパープレシードってどうなのよ?
2021年秋、がま磯シリーズの新作として登場した「スーパープレシード」。
かつての名竿「プレシード」の名が最新スペックで蘇り、がま磯のラインナップに戻ってきました。
今回は、そんなスーパープレシードを磯釣りファンの筆者が使ってきましたので、その使用感をお届けします。
後半では大人気のアテンダー2やマスターモデル2とも比較するので、磯竿の購入を検討している方はぜひ参考にしてください!
▼チヌ用番手のインプレもしています
オリジナルモデルのラインナップ
番手 | 標準自重(g) | モーメント | 継数 | 先径(mm) | 適正ハリス(号) | 希望本体価格(円) |
1-53 | 213 | 22.3 | 5 | 0.75 | 1-3 | 99,000 |
125-47 | 200 | 17.9 | 5 | 0.75 | 1-3 | 98,500 |
125-50 | 210 | 21.0 | 5 | 0.75 | 1-3 | 99,500 |
125-53 | 227 | 24.6 | 5 | 0.75 | 1-3 | 100,000 |
15-50 | 217 | 21.8 | 5 | 0.75 | 1.25-4 | 100,500 |
15-53 | 235 | 26.0 | 5 | 0.75 | 1.25-4 | 101,000 |
175-50 | 240 | 24.7 | 5 | 0.8 | 1.5-4 | 101,500 |
175-53 | 250 | 27.8 | 5 | 0.8 | 1.5-4 | 102,000 |
2-50 | 245 | 25.6 | 5 | 0.8 | 1.5-5 | 102,500 |
2-53 | 258 | 29.0 | 5 | 0.8 | 1.5-5 | 103,000 |
ロングスペシャルのラインナップ
番手 | 標準自重(g) | モーメント | 継数 | 先径(mm) | 適正ハリス(号) | 希望本体価格(円) |
1-58 | 230 | 26.9 | 5 | 0.75 | 1-3 | 102,000 |
125-58 | 243 | 29.8 | 5 | 0.75 | 1-3 | 103,000 |
175-58 | 265 | 32.9 | 5 | 0.8 | 1.5-4 | 105,000 |
スーパープレシードの細部&スペックを紹介
まずはスーパープレシードのスペック的な特徴から紹介します。
調子
スーパープレシードの調子は先調子でも胴調子でもなく、本調子と表現されています。
曲がりしろの大きさと粘り強さを重視しつつも、操作時のシャープさを犠牲にしないことを目指したようです。
ポジショニングマップを見ると、“現行機種の中でもっとも柔軟な使用感”であることが示されています。
ブランク
ファルシオンから続く近年のがま磯シリーズと同じく、ブランクには高強度かつ高弾性なトレカ®︎T1100Gを採用。
さらに、竿のタタキ・バタつきを抑えるために、衝撃吸収性の高い特殊素材を配置したイナシステムも導入しています。
もちろん、ブランクの表面にはラインのベタつき防止処理が施されており、ゴールドに塗装されているのが特徴的です。
穂先
穂先は信頼性の高いスーパートップ2。
巻き込み強度に優れ、ウキの巻き込み等による破損のリスクを軽減します。
ガイド
ガイドはトップから元までIMガイド仕様です。
アルデナやデニオスに採用されているCIMガイド(CFRP製フレーム)とは異なり、穂先から元までチタンフレームのIMガイドを用いています。
グリップ周り
タフライト(CFRP)製リールシートをラバーグリップと組み合わせた仕様です。
化粧リング等のディテールは異なりますが、リールシート自体はグレ競技SP4と同じものだと思われます。
グリップエンドもラバーグリップ仕様で、竿尻を体に当てながらやりとりしても滑りにくくなっています。