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’21 ジリオンSV TWを徹底インプレ|もはや文句なし!のハイエンドを脅かす存在。(3ページ目)

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21ジリオンSV TWの魅力②:アルミハウジングで小型軽量化

小型ベイトリールの代表作、アルデバランMGLに引けを取らないコンパクトさ

ジリオンといえば質実剛健。旧16ジリオンSV TWは195g。ジリオン10をはじめとした派生機種は、いまだに200g台が当たり前。

タフさと引き換えに、前時代的な自重には目を瞑ってきました。でもなんだかんだ言って、タフで軽けりゃ言うことありません。

21ジリオンSV TWは、ギアボックスやメインフレームなどの心臓部をアルミ、その他剛性に影響を与えにくい部位を樹脂で構成するハイブリッド構造で、なんと自重175gを実現

MONSTER
とんでもない軽量化に成功しています。19セルテートや20ツインパワーの進化に似てますね。

超パワフルな回転系は巻きの釣りに真価を発揮

アルミのメインフレームと樹脂の外装がねじ止めされた複雑な構造

樹脂はトップカバーのみの最小限。強度はまったく心配いりません。究極のタフさが要求される軍用品にさえ、当たり前に樹脂が採用される時代ですから。

肝心なのはギアボックスや、軸受など、回転系を支えるパーツ。それらはすべてアルミで構成されているので、樹脂越しにそのカッチリ感が伝わってきます。

MONSTER
ロッドのガイドを、シャツのボタンのごとく引きちぎっていくデカバスがいるそうですが……仮にそうだとしても、リールの外装は樹脂でOKでしょう。

軽いは正義。操作系の釣りにもついにフィット!

チャカチャカ操作できるジリオン。操作性も良好です

お世辞にも軽いとはいえなかった旧来のジリオンは、強靭なタフネスを生かしたムービング系の釣りや、パワーフィッシングに向いているリールでした。

ところが実質的な剛性を犠牲にせず軽量化された21ジリオンSV TWは、操作系の釣りにもウルトラフィット。

「ハイスピードかつ軽量なミドルクラス」が長らく不在だったダイワ・ベイトリールのラインナップについに待望の底物スペシャルが登場しましたね。

MONSTER
じつは、これが一番書きたかったことなんです。

まとめ

本当にあらゆる釣りがシリーズで完結してしまうのがすごい

多種多様なメソッド、その時々に合ったセッティングを煮詰めて、魚を追い求めるのがバス釣りの醍醐味。

21ジリオンSV TWは機械的な性能ももちろん優れてはいますが、それ以上に、バス釣りにおいて中心的な役割を担うリグやルアーをカバーしつつ、なおかつ特化運用も可能なラインナップを有していることが最大の魅力です。

引き出しを増やしていきたい中級者はもちろん、これからバス釣りを本格的に始めたいと考えている人にも手放しでおすすめできるシリーズ。

MONSTER
購入を検討している人は今すぐ買って釣りに出かけましょう!

ダイワ ジリオン SV TW 1000H

自重(g):175 巻取り長さ(cm/ハンドル1回転):76 ギヤ比:7.1 最大ドラグ力(kg):5.0 標準巻糸量 ナイロン(lb/m):14/45−90、16/40−80 スプール径(mm):34 ベアリング(ボール/ローラー):8/1
撮影:文:MONSTER
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ライタープロフィール

MONSTER
大阪府大阪市在住。インテリバサーを志す、グランダー武蔵世代。関西を舞台に「考えるバス釣り」を楽しむ理論派ブログ戦士です。勢いあまって、机の上で釣りを終えることがほとんど。ボート、おかっぱり、どっちも好きです。バス釣りブログ「BassGo!」の管理者。

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