カーディナル3 SXをインプレ

続いては、SXシリーズを使ってみました!
2500SHを使って夏のルアーフィッシング&エサ釣りを楽しんできましたよ。

筆者的に夏といえば、チヌトップ!
ということで、メインスプールに0.8号のPEラインを巻いて、トップウォータープラグでチヌを狙います。
チヌに警戒されないように、距離を取ってロングキャストでアプローチすると……

良型のチヌをキャッチ。
チヌ特有の首振りとツッコミにも、ドラグがジッジッっと滑っていたので、ドラグ性能もそこそこ良さそうです!
チヌは浅い場所でヒットさせるとよく走るのですが、ファイト中に不安はありませんでしたね。

日も上がったのでチヌトップを切り上げ、1.5号のPEラインを巻いた替えスプールに交換し、キス釣りへ!
メインスプールの0.8号だと重めのジェット天秤を投げるのが少し不安ですが、1.5号なら10号(約40g)を超えても安心です。

しっかり遠投したことが功を奏したのか、夏にしては大きめのキスが釣れました!
キスは遠投しないとアタリが出ないこともあるので、チョイ投げといえども遠投できることは大切ですね。
ハイシーズンはいろんな魚を狙えるので、替えスプールが大活躍しますよ!
替えスプールが超便利!

筆者は釣り物に合わせてリールをたくさん買ってしまうタイプだったのですが……
今回カーディナルSXを使ってみて、今さら替えスプールの便利さ&コスパの高さに気付かされました(笑)
釣り場に持っていく荷物を増やさず、釣り物を増やしたい方には最高でしょう。
ちなみに、替えスプールはグラファイト製なので、負荷が大きな釣りにはアルミ製のメインスプールを使うのがおすすめです。
替えスプールが付属しているリールなんてなかなかありませんよ!
PEラインも安心して使える

今回は、メインスプールと替えスプールの両方にPEラインを巻いて実釣しました。
どちらのスプールも、キャスト時のラインの放出がスムーズで、トラブルを起こすことなく飛距離もしっかり稼げていました。
PEラインはフワッと巻くとトラブルを起こすので、ラインを買ったらテンションを掛けて巻くことも大切ですよ!
Sと比べると……

Sシリーズと比較すると、「一気に巻き感が軽くてスムーズになったな!」という印象です。
と言うのも……Sは供回り式ハンドルなので少しガタつきやブレが気になるのですが、SXはねじ込み式ハンドルなのでそれが極端に少なくなっています。

この価格帯でねじ込み式ハンドルは凄いですね!
一昔前まで、ねじ込み式ハンドル=高級リールでしたから(笑)
チニングの途中にバイブレーションも巻いてみましたが、抵抗に負けることなくしっかりと巻けましたよ。
巻いたり止めたりを繰り返すルアーフィッシングでは恩恵が大きいです!
ルアー釣りにもGOOD

「ルアー釣りもしたい!」という方には、SよりもSXがおすすめです!
ルアー釣りはリールを巻いてルアーを泳がせることが多いので、巻き感の良さは大きな魅力。
ルアーを巻いているときに違和感が少ないので、釣り人の集中力も高まるはずですよ。
メインスプールにPEを巻いてルアー、替えスプールにナイロンを巻いてエサって使い方もアリですね!
カーディナル3 STXをインプレ

ラストは最上位のSTXシリーズ。
カーディナル三兄弟の中でも一番の性能を誇るリールなので、3000SHを使って大きな魚を狙ってみました!

まずは河川でシーバスを狙ってみました。
シーバスにはさまざまな釣り方があり、巻き上げパワーや巻きの軽さ、巻き感度、ドラグ性能などが求められます。

ジグヘッド系ワームを使うと、60cmオーバーの良型がヒット!
小さめのフックを使うと、ドラグの出が悪いとフックを伸ばされてバレることがあるのですが、フックを歪ませることなく取り込めました。
細いラインや小さなフックも使えるので、幅広い釣りができそうです。

STXも替えスプールが付属しているので、PE1号から1.2号にチェンジしてライトショアジギングに挑戦します。

ハマチやシオが本命だったのですが、少し季節が早かったようで、40gのジグにサゴシがヒット。
サゴシといえどなかなか引いたのですが、ドラグをガチガチに締めていてもゴリゴリ巻けました!
上々のパワー

最上位モデルなだけあって、「巻き上げパワーが強いな」と感じました!
シーバスを掛けた時にも、サゴシを掛けた時にも、あえてロッドではポンピングせずにリールの巻き上げパワーだけで寄せてみたのですが、かなりパワフル。
これだけ巻き上げパワーがあれば、不意の大物とも戦えそうですし、引き抵抗の大きなルアーも巻き続けられます。
ランカーシーバスとも余裕でファイトできると思います!
替えスプールのクオリティが高い

STXは替えスプールもアルミ製なので、メインスプールと同クオリティーです。
また、メインスプールと替えスプールの糸巻き量が同じなので、同じ号数を巻いて予備として持っていくのも良いでしょう。
とくに沖堤防などに渡ったりする場合は予備のスプールがあると安心です。
替えスプールがゴールドなので、リールの雰囲気も変わって良いですね!
SXと比べると……

Sと比べるとSXは巻き心地が良いのですが、STXはさらにレベルが高いですね。
STXはねじ込み式ハンドルであるうえに、SXよりもボールベアリングの数が増えているんです。
ボールベアリングの数は、SXが3個なのに対してSTXは5個。その分、さらに巻きが軽くて滑らかになっています。
これによってリトリーブ中に手元へと伝わってくる情報が多く、繊細な釣りも可能です。
巻き感度が良かったので、ライトゲームなどに1000番や2000番も使ってみたくなりました!
ルアーフィッシングにはSTXがベスト

巻きの軽さや感度、パワーが優れているので、ルアーフィッシングへの適性は三兄弟随一!
「PEラインを巻いてがっつりルアー釣りに使いたい!」という方には迷わずSTXをオススメします。
満足度高し!

今回カーディナル三兄弟を使ってみて、どのモデルもコストパフォーマンスの高さに驚かされました!
アンダー1万円でスピニングリールを探している方は、間違いなく候補に入れるべきだと思います。
各シリーズともに幅広い番手があり、いろいろな釣りを楽しめるのでぜひ下記のラインナップをチェックしてくださいね!
画像提供:ちゃったTV なおと
sponsored by:ピュア・フィッシング・ジャパン
カーディナル3 Sのラインナップ
アブガルシア カーディナル3 S1000
ギア比:5.2:1
自重:204g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:63cm
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-100
PE糸巻量(号-m):1-150
付属糸(号-m):2-100
アブガルシア カーディナル3 S2000
ギア比:5.2:1
自重:220g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:69cm
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-150
PE糸巻量(号-m):1.5-150
付属糸(号-m):2-150
アブガルシア カーディナル3 S2500
ギア比:5.1:1
自重:256g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:72cm
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):10-150
PE糸巻量(号-m):2-150
付属糸(号-m):2.5-150
アブガルシア カーディナル3 S2500D
ギア比:5.1:1
自重:263g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:72cm
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):10-150
PE糸巻量(号-m):2-150
付属糸(号-m):2.5-150
アブガルシア カーディナル3 S3000
ギア比:5.1:1
自重:282g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:77cm
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):12-150
PE糸巻量(号-m):1.5-220
付属糸(号-m):3-150
アブガルシア カーディナル3 S4000
ギア比:5.1:1
自重:305g
最大ドラグ力:7.7kg
巻取り長さ:81cm
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):16-150
PE糸巻量(号-m):2-220
付属糸(号-m):4-150
アブガルシア カーディナル3 S5000
ギア比:4.8:1
自重:383g
最大ドラグ力:11kg
巻取り長さ:78cm
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):22-150
PE糸巻量(号-m):3-240
付属糸(号-m):6-150
カーディナル3 SXのラインナップ
アブガルシア カーディナル3 SX1000S
ギア比:5.2:1
自重:216g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:63cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):3-100
PE糸巻量(号-m):0.4-100【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-100
PE糸巻量(号-m):1.0-150
アブガルシア カーディナル3 SX2000S
ギア比:5.2:1
自重:236g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:69cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):4-100
PE糸巻量(号-m):0.6-100【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-150
PE糸巻量(号-m):1.5-150
アブガルシア カーディナル3 SX2000
ギア比:5.2:1
自重:226g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:69cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-150
PE糸巻量(号-m):1.5-150【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-150
PE糸巻量(号-m):1.5-150
アブガルシア カーディナル3 SX2500SH
ギア比:5.8:1
自重:263g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:82cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):6-100
PE糸巻量(号-m):0.8-150【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):10-150
PE糸巻量(号-m):2-150
アブガルシア カーディナル3 SX2500H
ギア比:5.8:1
自重:255g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:82cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):10-150
PE糸巻量(号-m):2-150【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):10-150
PE糸巻量(号-m):2-150
アブガルシア カーディナル3 SX2500SHD
ギア比:5.8:1
自重:268g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:82cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):6-100
PE糸巻量(号-m):0.8-150【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):10-150
PE糸巻量(号-m):2-150
アブガルシア カーディナル3 SX3000H
ギア比:5.8:1
自重:286g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:88cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):12-150
PE糸巻量(号-m):1.5-220【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):12-150
PE糸巻量(号-m):1.5-220
アブガルシア カーディナル3 SX4000H
ギア比:5.8:1
自重:305g
最大ドラグ力:7.7kg
巻取り長さ:92cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):16-150
PE糸巻量(号-m):2-220【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):16-150
PE糸巻量(号-m):2-220
アブガルシア カーディナル3 SX5000
ギア比:4.8:1
自重:380g
最大ドラグ力:11kg
巻取り長さ:78cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):22-150
PE糸巻量(号-m):3-240【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):22-150
PE糸巻量(号-m):3-240
カーディナル3 STXのラインナップ
アブガルシア カーディナル3 STX1000S
ギア比:5.2:1
自重:216g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:63cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):3-100
PE糸巻量(号-m):0.4-100【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):3-100
PE糸巻量(号-m):0.4-100
アブガルシア カーディナル3 STX2000S
ギア比:5.2:1
自重:236g
最大ドラグ力:3kg
巻取り長さ:69cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):4-100
PE糸巻量(号-m):0.6-100【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):4-100
PE糸巻量(号-m):0.6-100
アブガルシア カーディナル3 STX2500SH
ギア比:5.8:1
自重:263g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:82cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):6-100
PE糸巻量(号-m):0.8-100【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):6-100
PE糸巻量(号-m):0.8-100
アブガルシア カーディナル3 STX2500SHD
ギア比:5.8:1
自重:268g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:82cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):6-100
PE糸巻量(号-m):0.8-150【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):6-100
PE糸巻量(号-m):0.8-150
アブガルシア カーディナル3 STX2500MSH
ギア比:5.8:1
自重:254g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:82cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-170
PE糸巻量(号-m):2-150【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-170
PE糸巻量(号-m):2-150
アブガルシア カーディナル3 STX3000SH
ギア比:5.8:1
自重:295g
最大ドラグ力:5.2kg
巻取り長さ:88cm【メインスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-110
PE糸巻量(号-m):1.2-150【替えスプール】
ナイロン・フロロ糸巻量(lb-m):8-110
PE糸巻量(号-m):1.2-150
カーディナル3の実釣動画はこちら
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