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ラグゼ スピードメタルS

ラグゼ・スピードメタルSを実釣インプレ!ハイコスパ系ロッドで竿頭になれるのか!?

「ラグゼ スピードメタルS」は、がまかつが発売するハイコスパ系イカメタルロッド。

果たしてその性能はいかほどなのか? ということで、スピードメタルSで竿頭になれるか否かを検証!

激渋の小浜でスピードメタルSの実力を試します。

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目次

アイキャッチ画像提供:tsuki

イカメタルロッドのスタンダード

ラグゼ スピードメタルSは、がまかつが発売しているイカメタルロッドのスタンダードシリーズ。

実売価格は2万円前後で、スタンダード(=誰が使っても使いやすい)であることが追求されています。

本記事では、イカメタルマニアの筆者がスピードメタルSを実際に使い、その使用感をお届けします!

ラインナップ

番手 全長(ft) 自重(g) 仕舞寸法(cm) 継数(本) 適合ウェイト(号/g) 先径(mm) 定価(円)
B65ML 6’5″ 109 102.5 2 5-20/19-75 0.8 19,000
B65M 6’5″ 113 102.5 2 8-25/30-93 0.8 19,000
B65MH 6’5″ 115 102.5 2 10-30/38-112 0.8 20,000
B65H 6’5″ 118 102.5 2 12-40/45-150 0.8 20,500
S610MH 6’10” 102 109.0 2 12-40/45-150 0.9 23,000

スピードメタルSの特徴

まずはスピードメタルSのスペック的な特徴から解説していきます。

ブランク

“掛け感”を突き詰めた上位機種のスピードメタルRシリーズに対し、スピードメタルSは掛け感を継承しつつ、ややマイルドなテーパーデザインに設計されています。

このテーパーデザインによってロッドが使い手を選ばず、1本でこなせる対応幅も広くなっているとのこと。

軽さや感度はスピードメタルRから受け継ぎつつも、やや異なったベクトルで設計されていることが伝わります。

ガイド

ガイドはステンレスフレームで、トップのみSiCリング、他はアルコナイトリングの仕様です。

ベイトモデルは独自のスパイラルセッティングを採用しており、シェイキングなどの糸フケが出やすいアクションをしても穂先絡みが起こりにくくなっています。

穂先

歴代のスピードメタルシリーズで培われた設計や成型技術を駆使した、高感度なカーボンソリッドティップを搭載しています。

ベイトモデルの先径は0.8mmと、イカメタルロッドとしては標準的な仕様で、スピードメタルRと比較すると+0.1mm。

S610MH(オモリグ専用モデル)の先径は0.9mmで、1mm以上のものが多い他社製オモリグロッドと比較すると繊細な仕様です。

ベイトモデル・オモリグモデルともに、白色に塗装されてオレンジのスレッドが巻かれています。

激渋コンディションで竿頭に挑む!

繊細なアタリを捉えるイカメタルは、数ある釣りの中でも「ロッドの性能が釣果に直結する釣りだ」というのが筆者の考えです。

そのため、普段も各社のハイエンドモデルを中心に使っており、高額ロッドの優位性・必要性を日々体感しております。それゆえに……

2万円のロッドでどこまでアタリを取れるのか?

“人並み程度”に釣るのが精一杯なのでは?

1万円前後のロッドと似たような使用感なのでは?

tsuki
厳しい目で見ると“?だらけ”なので、竿頭を獲れるか否かで性能をジャッジします!

がまかつが謳う「スタンダード」はいかほどなのでしょうか?

6月の半ば、筆者が普段通っている若狭湾・小浜方面へと釣行しました。

小潮周りの日で、近況はかなり渋めとのこと。

ちょうど6月半ば頃から急激に釣果が落ち、ハイシーズンながら近年稀に見る絶不調のようです。

tsuki
船長から先に謝られちゃいました……(笑)

 

 

 

・・・

 

 

 

やってしまいました。

スルメを4杯釣ったものの、なんとケンサキは0杯。ケンサキは船中でも数杯程度だったようです。

あまりの渋さに圧倒的敗北。これはノーカンということで……(笑)

tsuki
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