さすがにこの釣果でロッドを語るわけにはいかないので、気をとり直して翌週に再戦しました!
今回は大潮周り、一週間の“時”に期待してみましたが、相変わらず近況は激渋。上手な方でも10杯釣れれば御の字みたいです。
ロッドの特性は一度使って大体理解したので、上手く使い分けて前回のような悪夢は避けたいところ。
※ちなみに船中は11人
ポイントの水深は70m、開始時は15号のオモリが少し流される程度の潮でした。
そこで、まずはS610MHに25号のシンカーをセット。
明るい時間はオモリグをフルキャストし、ボトム付近を広範囲に探る作戦です。
そして、船中ファーストヒット!
西日が差して穂先が見えにくい中、手元に伝わるテンション変化を捉えての1杯。
サイズは小さいものの、前回の悪夢が吹き飛ぶ嬉しい1杯です!
近況通りに渋いものの、エギをローテーションしつつ、同じ攻め方で3杯まで追加。
いずれもベタ底でのヒットです。
ロッドのベリー・バットが強いので、水深70mで25号シンカーをしっかりシャクれてアタリも取りやすいですね。
とは言ったものの、ここは絶不調の小浜。釣れ続くことはなく、しばらく反応のない時間が流れます。
周りではオバマリグ(イカメタル)への反応が出だしたので、筆者もオバマリグにチェンジ。
釣れている水深は40m程度と深くはありませんが、15号では流され気味だったので、あえて硬めのB65MHに20号をセットしました。
TTPが功をそうしたのか、周りと同じような水深とパターンで1杯拾えました。
強め・速めのアクションに反応が多かったので、硬めのMHで動きを大きくしたのが正解だったかもしれません。
しかし、やっぱり後が続きません。
でも、渋いぃぃ……
周りも反応が中々無さそうでしたが、どうやら20m付近をロングステイさせて1杯釣れたようです。
浅いうえに潮も緩くなってきたので、鉛スッテを15号にチェンジ。
ロッドも柔らかめのB65Mに替え、ステイ時のフワフワ感・安定感・感度重視で狙います。
我慢の時間は長かったですが、イカが居食いしているようなモゾモゾ系のアタリを捉えてヒット!
数少ない微妙なアタリをキャッチして、このパターンでもとりあえず1杯拾えました。
そしてまた沈黙の時間……。同じパターンで続かないのが厄介ですね。
後半は再びオモリグで。
ボトムから探り直すとヒットし、少しだけハマったのか3杯追加できました。
上で釣れたと思ったらまた下で釣れたりと、終始つかみ所がありませんでした。
さすがに8杯で竿頭は厳しいか……結果はいかに!?
・・・
竿頭は9杯!
残念ながら、1杯差で竿頭を逃す結果に。
とはいえ、11人中2位はまずまずの結果ですし、この超渋い状況で8杯拾わせてくれたスピードメタルSのポテンシャルはかなりのものですね!
目標の竿頭にはなれませんでしたが、今回の検証結果は……
この後は、ロッドの使用感を振り返ります!