巻き心地
2つのアイがあります。前方のアイでも、ブリブリとした明確なバイブレーションが伝わってくるので、かなりアピール力がある(水をかき回す)タイプのバイブレーションと言えるでしょう。
前方のアイは浮き上がりを抑えたタイト目なアクション。後方はよりワイドなアクションとなっています。
ケミホタルの保持力は?
ケミホタルは、ボディー腹部の溝に押し込むだけで装着できます。その為、使用時にケミホタルがなくなってしまうのでは?
と、心配に思っていたのですが、実際に丸一日使って魚を数匹かけてみても、ケミホタルが外れることはありませんでした。
テーリングについて
3フック搭載のロング鉄板の宿命とも言えますが、向かい風と横風時にテーリング(エビり)が見られ、正直なところ風には弱い(風の影響を受けやすい)かなといった印象。ここは少し気を使う点かもしれません。
前方のアイは、しっかりとルアーの重みをロッドに乗せて、前に送り出すようにペンデュラムキャストすれば問題なし。
後方のアイは、気をつけていても、ルアーが空中で回転してしまう事がありました。
ただ、前方のアイだけでも十分に強波動なので、個人的には後ろのアイは使わなくても良いかなと思います。
▼ロング鉄板のキャストのコツ
キャストのモーションはゆっくり目。しっかりとルアーの重みをロッドに乗せて、前に送り出すようにペンデュラムキャストします。
その後、飛行姿勢を安定させる為、時よりフェザーリングを入れると良いでしょう。
また、着水後はすぐにラインメンディング。ロッドをさびいたり、リールを2〜3回転し、バイブレーションの有無でエビりを確認します。
そうすれば、仮にエビっていたとしても、ボトムを取る時間を短縮できます。
値段が嬉しい
そのお値段なんと1,000円! ロング鉄板の中でもぶっちぎりにリーズナブルですよね。
サゴシ・サワラといった歯が鋭い魚は、気をつけていてもラインを切られてしまう事がありますので、複数個ストックできるこのお値段は嬉しいです!
1つで2度美味しい!
今回は主にデイでの使用で、ナイトでのケミホタルの集魚効果までは検証できていませんが、太刀魚が光に集まる性質を持っているのは周知の事実。きっとマズメ時〜夜間にかけても大活躍間違いなしのルアーと言えるでしょう。
デイゲームではシーバス・青物狙い、薄暗くなってきたら、ケミホタルを装着して太刀魚狙い。1つで2度美味しい、新しいルアーの登場です!
ダイワ サムライメタルバイブ ロング 30g