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【21タトゥーラTW300】“20時間投げ倒し”インプレ。ビグべ・マグナムクランクに最適なバケモノリールの魅力。(3ページ目)

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タトゥーラTW300。20時間使い倒しインプレ

結果から言うと、秋の琵琶湖が手強すぎてノーフィッシュでした。(不甲斐ない!)

でも、合計20時間(丸2日間)先に紹介した3種を投げ倒したので、このリールの魅力を語るには十分かと。

編集部 T
もう語ることいっぱい。とにかく自信を持っておすすめできるパワフルリールです。

魅力1. トラブルの少ないマグブレーキ

まずはダイワリールの最大の魅力、バックラッシュの少なさ

「絶対にロクマル釣ったる!」という無謀な意気込み、そして「スライドスイマー高いからキャスト切れしたくない」という心配から、ラインはフロロの25Lbをセレクト。

太ければ太いほどコシが強すぎて扱いにくいものですが、バックラッシュは2日間でほとんどなし。ブレーキもピーキーとは無縁のため、快適そのものでした。

☝︎このクラス(250mm)のビッグベイトは初心者の僕でしたが、しっかりとロッドに重みをのせてあげることで、ロングキャストもできました。太糸を装備できることで、キャストも強気になれるってもんです。

魅力2. 安心のラインキャパ

現行のバス用ベイトリールは、14Lbで80mくらいが主流になりつつあります。

その中で「タトゥーラTW300」のラインキャパは群を抜いた存在。フロロ20Lbで185m、25Lbでも145mも巻けるという、驚愕のスペック

先にも申し上げた通り、6ozクラスのビッグベイトをフルスイングするときにかかる、瞬間的な負荷は相当なもの。そんなときに疑いながら投げるか、安心して全力でふり抜けるかの違いは大きく、それだけでもこのリールのアドバンテージを感じます。

魅力3. ごっついけどパーミングはしやすい

トルクフルであるものの、タトゥーラTW300はロープロリールであることも魅力です。

手の小さい僕でもしっかりと握り込め、リーリングに力が入るため、非常に扱いやすく疲れにくい

「ここぞ!」というスポットでビッグベイトをジャークさせたり、そんな小技(操作)もつけやすいのです。

今回は出番がありませんでしたが、ウィードが生茂るような時期、「縦の捌き」が要求されるシーンに(パンチングなど)おいても活躍が期待できるでしょう。

魅力4. 大型ハンドル&ノブでトルクフルなリーリング

☝︎こんな感じで、チャリのグリップみたいに横方向で握り込むことができるので、疲れにくくスピードが出しやすいというわけです。引き抵抗の大きいマグナムクランクもグリグリ巻けます。

これは特にマグナムクランクを使ったクランキングで活きる話。

「ウィードトップに到達するまで、いかに高速で巻くか」がキーとなる釣りなので、リーリング時にかかる負担は相当なもの。それを少しでも和らげてくれるのが、ロングハンドルと大型のノブなんです。

また、アルミボディと「ハイパーダブルサポート」というダイワ独自の駆動システムが、引き抵抗の大きいルアーの巻き上げも心地よいものにしてくれます。

編集部 T
関東で釣りしている分にはあまり不便さを感じませんでしたが、マグナムクランクを投げまくるとその必要性が見えてきました。おぉ、なるほどって感じです。

魅力5. とにかくタフ!

超重量級ルアーを20時間投げ続け、思ったこと……とにかく剛性に対しての安心感がハンパないということ。

ヤワなリールではそもそも投げることが難しいような大型ルアーも、余裕をもってキャストできる。

「たった2日間じゃないか」と思われる方もいるかもしれませんが、実際に時間で換算すると20時間ほど。これって、サンデーアングラーなら、そうとうな年数に匹敵する実質使用時間なんじゃないでしょうか?

☝︎「海外の怪魚狙いでごっついルアーばっか使っていると、弱いリールはクラッチがすぐにダメになる」と、ビックリマン高田氏(写真左)がポツリ。「これだけニーゴーマル(スライドスイマー)投げてガタこなければ、このリールは相当強いんちゃいますか」と、海外プロガイドからもお墨付き。

事実、タトゥーラTW300には「ハイパータフクラッチ」と呼ばれるクラッチが採用されています。それは過酷なソルトシーンにおいても対応できる完成度の高さで、何千回、何万回オン・オフを繰り返しても、しっかり挙動するタフさがウリです。

魅力6.  価格とデザイン

先進のテクノロジーを搭載しているため、20タトゥーラシリーズと同じとまではいかないものの、販売価格は2万円後半〜3万円ほどと中堅クラス。

とはいえ、現状6ozレベルのビッグベイトに最適と思えるリールは高価格帯(5万円以上)のものが主流。エントリーヘビーウェイト用ベイトリールとして捉えれば、手を伸ばしてみる価値のあるリールではないだろうか?

編集部 T
ブラックとガンメタを基調とした、男臭いデザイン。「無骨」「硬派」そんな言葉がぴったりの外観です。手にした時の重量感も、なんだか頼り甲斐があって胸が躍ります。

まとめ)編集部Tの総合評価:★★★★☆

この手の大型のリールは他に使ったことがないので、相対的な評価はできません。

ただ、実際に20時間使ってみて、ビッグベイトやマグナムクランクにおける使い心地には、非常に高い満足感を得ることができました。

そして、今回取材をサポートしてくれた、ビックリマン高田氏の評価が高かったことも好印象。(彼は仕事道具として年間300日以上リールを使う人なので、耐久性にはほんとにうるさいのです)

編集部 T
今回は叶わなかった「琵琶湖ドリーム」。このリールを手にした方が、僕の代わりに叶えてくれることを心から願っております!

ダイワ タトゥーラ TW 300XH

ギア比:8.1 自重(g):325 最大ドラグ力(kg):11 巻糸量フロロ・ナイロン(lb/m):20-185・25-145 標準巻糸量PE(号-m):#3-285/#5-160 スプール径(mm):43

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