ライターが現場レビュー。6つのアウトドアグッズ

早いもので、釣り歴は20有余年。
必需品のロッドやリールだけでなく、身につけるウェア類や小物たちにも拘りたい。そんな近頃。
少し視野を広げてみると、登山などで使われるアウトドアグッズの中には、軽量かつ機能性を追求した商品も多く、これが釣りにおいても非常に役立ったりするものです。
小林
私、TSURI HACKライター小林が現場レビュー! 釣りを快適にしてくれるアウトドアグッズをご紹介します。
その1.メリノウールソックス

一つ目にご紹介するグッズは、アメリカのバーモント州で生産されているDARN TOUGH VERMONT(ダーンタフ バーモント)の、『1466 マイクロクルー ミッドウェイト クッション』というソックス。
このモデルは中厚手であり、春から秋にかけてのハイキング・トレッキング向けにリリースされています。
小林
「たかが靴下」と、あなどるなかれ。ソックスにこだわるだけで、釣行中の快適さ、釣行後の疲労感が大きく変わるものです。
部分ごとに異なる、素材と編み方

足裏は高密度のクッショニング、摩擦の多いヒールとつま先部分は耐性補強、またレッグ部分(履き口)はフィット性を向上させるため、ワイドリブ編みを採用しています。
ソックスを観察してみると、部位ごとに編み方や素材を適宜変えているようですね。
小林
一足の中にこれでもかと拘りが凝縮されています。
とにかく素晴らしい履き心地

上述した拘りの製法により、足を通した瞬間から感じる、程よいフィット感と肌触りの良さを、足全体から感じることができます。
小林
これまで登山用など、機能性の高いソックスをそれなりに履いてきましたが、今までにないフィーリングには“病みつき”の一言です。
ヘタリ知らずで疲れないクッション性

長時間の歩行や立ちっぱなし、ときには磯などに登ることを余儀なくされることもあります。そんなときにダーンタフのクッション性が大活躍というわけです。

釣り人の必需品である、ウェーダーや長靴たち。市場にあるほとんどのものが、お世辞にもクッション性が高いとは言えないものだったりします。

石の上など歩こうものなら、想像以上に足に負担がかかります。
小林
あくまで体感ですが、そんな負担を随分と軽減してくれるのです。
防縮加工を施したメリノウール素材を使用

このソックス、メリノウールが61%使われていることも、見逃せないポイントでしょう。
「冬は温かく、夏は涼しい」という、欲張りな特性があるため、一年中履くことが可能になります。

そしてメリノウールは、蒸れにくく防臭効果を持っている天然素材でもあります。臭い対策としても、その効果が存分に発揮されます。
小林
メリノウールは、数日間履いても臭いがキツくなりません(経験談であり、個人の感想です)。車中泊での釣り旅にも大活躍です。

長靴を履いた後の、特有の蒸れも軽減してくれる。今までメリノウール以外を履いていた人であれば、きっと感動すること請け合いです。
ここで注意点。ダーンタフのソックスは、防縮加工を施したメリノウールを使用していますが、乾燥機に掛ける場合は低温で行うようにしてください。
小林
メリノウール入りソックスは、乾燥機に掛けると縮んでしまうという特質を持っています。
“生涯保証”の強度と耐久性

にわかには信じがたいですが、なんとダーンタフのソックスは、すべて生涯保証。
如何に自分たちのプロダクトに対して、自信を持ってリリースしているのかが伺いしれます。
常識で考えれば、指先やかかとなど、履きこむと穴が空いてしまうのが靴下の宿命というもの。
しかしそんな心配も、ダーンタフにとっては杞憂ということでしょうか。
小林
以下は保証対象外となりますので、お気をつけください!
- 故意に傷つけた場合
- 何かに引っ掛けられた事で起こったほつれや破れ
- お洗濯(乾燥機のご使用など)による縮み
- 経年劣化や自然損耗によるウール抜け
ダーンタフ 1466 マイクロクルー ミッドウェイト クッション
サイズ | M(24.5cm-27.0cm)、L(27.0cm-29.0cm) |
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素材 | メリノウール61%、ナイロン36%、Lycraスパンデックス3% |
クッション | ミッドウェイトクッション |
適用カテゴリー | ハイキング、トレッキング |