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忖度なしで“えげつないコスパ”です。あのコラボアイテムを使い込みレビュー

「Zoff」と「TSURIHACK」の共同開発で誕生した偏光サングラスをご存知でしょうか?

これ......コスパ度外視の超実用的なアイテムでした!

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目次

アイキャッチ画像撮影:山下洋太

Zoff×TSURI HACK、かなりイイ感じです

アイウェアブランドの「Zoff」と「TSURI HACK」の共同企画により誕生した偏光サングラスが、2023年6月にリリースされました。

リリース当初はオンラインストアのみ※の展開だったということもあり、現物を確認できず購入に踏み切れなかったという方も多いのではないでしょうか?

※現在は一部店舗でも展開中です。

山下

筆者はというと、“あらゆる釣りに相性120%の偏光サングラス”のキャッチコピーに惹かれて、リリース当日に即買い!
 
これまでショア・オフショア問わず、あらゆる釣りで使用してきました。

今回は、「まだ購入できていない」「まだ迷っている」という方の参考になるよう、良かった点から気になる点まで余すことなくレビューしていきます!

今回購入したこのサングラス、フレームはウェリントンとボストンの2種類を展開。

それぞれレンズカラーはグレー・ブラウン・イエローの3色を展開しています。

筆者はウェリントンのイエローレンズをチョイス。

本体価格はいずれも8,800円(税込)と、比較的購入しやすいと思える価格でした。

山下

この価格帯で購入できるイエロー系の偏光レンズってなかなか無いんですよね……
 
なので、即決でポチりました(笑)

最大の特徴はZoff CLAP CLICK構造

クリップを開いたとき
Zoff CLAP CLICK構造

このサングラスを語る上で欠かせないのがZoff CLAP CLICK構造

なんでもこの構造、Zoffが新たに開発したもので、特許申請中なのだとか。

ヘアピンのような形状で折り曲がり、頭をしっかりホールド。サングラスがずれ落ちにくくになっているようです。

フィット感の高い鼻パッドを搭載

鼻パッド

長時間着用していると、鼻あてが当たる部分が痛くなることありませんか?

このサングラスには、Zoff独自開発のシリコン製の鼻パッドを採用。

ほどよい硬さのぷにぷにとした素材でフィット感良し。長時間着用による痛みを軽減してくれそうです。

ストレートテンプルでキャップとの相性◎

ストレートテンプル

釣りでは安全対策、日差し対策として帽子を着用している方がほとんどでしょう。

まっすぐの伸びたストレートテンプルは、帽子の上から挟み込むことも可能になっており、どんな帽子にも合わせられそうです。

山下

TSURI HACK監修のこだわりのテンプルだそうですよ!

忖度なしの正直レビュー

釣りの準備をする様子

購入してから約10ヶ月ほど経ちましたが……

エリアトラウト・ライトソルト・ロックショアなどのショアの釣りから、ジギング・タイラバなどのオフショアの釣りまで、さまざまな実釣シーンで使用してきました。

山下

実釣での使用感はもちろん、気の利く細かいポイントまで紹介していきますよ!

Zoff CLAP CLICKの恩恵は計り知れない

クリップを開いて着用する

とくにいいなと感じたのが、最大の特徴でもあるZoff CLAP CLICK構造。

テンプル先端のクリップが、しっかりと頭に引っ掛かって絶妙なフィット感です。

ヘアピン状の新構造がパチンと頭に巻き付くようにフィットし、動きの激しいシーンでも安心です。

Zoffの公式ページにある通り、あらゆる釣り場でその威力を遺憾なく発揮しています。

まずは、足場が割とハードな磯。

磯は段差を乗り越えたり、ジャンプして飛び降りたりと、サングラスがずれやすいシチュエーションだらけです。

しかし、どれだけ歩いてもサングラスはずれることなく安定感抜群です。

ウェーディングゲーム

次に、トラウト狙いのウェーディングゲーム。

長時間水に浸かってキャスティングを繰り返しても、ずれる心配はまったくありませんでした。

では、下を向いてのルアー交換や魚を締めるときなど、重力でずれ落ちやすいというシチュエーションはどうでしょう。

下を向いてもずれない

そんなときでもクリップが頭に引っ掛かってくれているので、ずれ落ちる気配はまったくありませんね。

ここまでずれ落ちないと書くと締め付けが強すぎるのでは、と思う方もいるかもしれませんが、筆者の感覚ではそんなことはありません。

締めつけ云々というよりは、クリップが頭にしっかりと引っ掛かってくれているという感覚です。

クリップが紛失防止にもなる

このクリップはストラップのような役割も担うことができ、紛失防止にも一役買っています。

帽子の上にのせておく場合もしっかりホールドされているので、落下することがほとんどなくなりました。

紛失しにくい=長く使えて、結果的にコスパの高さにも繋がりますよね。

耳が痛くならない

また、長時間使用しても耳が痛くならないのには驚かされました。

耳に掛けているわけではないので、サングラスの重みが伝わりにくく、痛くなりにくいということでしょう。

これもZoff CLAP CLICK構造の恩恵ですね。

山下

もはや“頭で掛ける”といっても過言ではないかもしれません。
 
ほかのサングラスを使用していて、耳が痛くなることがありましたが、そんなトラブルとはもう無縁です!

有能すぎるイエローレンズ

ウェリントン型のイエロー

結果的に、イエローレンズは大正解でした。

実際にはイエローとグリーンの中間くらいの色合いで、朝夕のマズメや曇天時、雨天時などのローライトに相性が良いとされているカラー。

例えば、グレー系レンズだと暗く見えてしまうローライトな場面でも、イエローであればグレーと比べるとより明るい視界になったように感じるというわけです。

逆に日差しが強いときはというと……可視光線透過率28%とレンズの色がやや薄いためか、「もう少し眩しさを抑えたいな」と感じる瞬間もあったのが正直なところ。

とはいえ、そう感じるのはピーカンの日差しが直接当たるシチュエーションくらいで、基本的には日中〜マズメまでイエローレンズ1本で十分賄えます。

薄暗い状況

筆者が感じる偏光イエロー最大のメリットは、マズメ時に偏光サングラスを掛けていられるということ。

マズメ時の薄暗いタイミングに偏光サングラスって、基本的には暗くなりすぎて掛けてられないんですよね。

でも、魚の活性が上がるマズメこそ水面をしっかり見たい。なので、イエローレンズは個人的に必須アイテムです。

そして何より、イエロー系の偏光サングラスがこの価格で手に入るのが嬉しいですね。

この手のカラーは釣り人にしか需要が無いためか、リーズナブルなサングラスメーカーとかにはなかなか無いレンズカラーなんです。

イエロー系を使ったことない方の“ファーストイエロー”としてもベストな選択だと思います!

山下

筆者自身、イエロー系の導入を渋っていた一人ですが、この価格であれば、試す価値は大いにアリです!

偏光レンズの視界

左:裸眼の視界/右:偏光レンズの視界

もちろん偏光性能も文句なし

価格が安いので、偏光性能はどうなんだろうと不安に感じていましたが、その心配はまったく不用でした。

水面のギラ付きがしっかりとカットされ、目も疲れにくいです。

山下

上の画像は裸眼とレンズを通して見えた景色を比較したものですが、偏光が効いていてしっかりと水中が見えているのがわかりますね。

コーティング類も抜かりなし

裏面反射防止コート

安価品だと、横から射してくる光がレンズの裏面に反射することでギラつき、見えにくくなることがあります。

しかしこのサングラスは、裏面マルチコートが施されており、反射光が気になることはほとんどありません。

光を遮るものが少ないオフショアの釣りでもギラつき無くクリアな視界です。

撥水コート

耐久面においても超撥水コートや傷つきにくいハードコートが施されています。

釣りにおいて最低限必要となるコーティングは一通りされていると言っていいでしょう。

山下

この手のコーティング類が施されたレンズは、一段と値段が高くなるイメージですが、それがフレーム込みで1万円以下なんて……
 
ますます考えられないです(笑)

帽子の種類問わずテンプルが邪魔にならない

キャップとサングラス

感じ方には個人差もありますが、筆者の場合、ストレートテンプルが帽子と干渉することがない点はかなりのメリットです。

ベースボールキャップ
ニットキャップ

相性が悪いと感じたものはなく、どんなスタイルにも合わせられます。

Zoff CLAP CLICK構造でフィット感が高い

しかし、頭の小さい方や被り方によっては、帽子とテンプルが干渉してしまう場合があると思います。

その場合は、冒頭でも記した通り、帽子ごと挟み込むようにクリップで留めてしまいましょう。

奇抜なものではない限り、どんな帽子でも問題なく合わせられるでしょう。

山下

帽子の固定もできて一石二鳥!
 
むしろこの使い方が基本では? と思ってしまうほど、便利な使い方だと思います。

収納ケースの使いやすさも上々

収納ケース

意外と使いやすいと感じたのは、付属のくちバネケース。

収納ケースの開口部

最初は「ファスナーも無いし、落ちたりしないのか」と思いましたが、口が閉じている状態であれば落ちることはありません。

取り出すときは、両端をつまむだけで口が開くので簡単です。

水が浸透しない

水を弾きやすい素材なので、釣り場にも安心して持ち込めますね。

また、メガネ拭きとして使用できる巾着袋も付属されています。

これに常に入れておけばサングラスを掛ける前に、サッと吹いたりできてとても便利です。

山下

付属品がすべて実用的で、お得感ハンパないっす!

気になる点は……

レンズと目の間に空く隙間

側面がオープンな形状なので、横から光や風が侵入しやすいという点があります。

普通に釣りをしている分にはそこまで気にならないかもしれませんが、サイトフィッシング時など水中を観察したいときに限り、手で光を遮ったり目を凝らしたりと、少し煩わしさを感じてしまうことがありました。

しかし、この側面がオープンな形状というのは、万人に似合うシンプルなデザインを追求した結果。

機能性を追求すると、どうしても尖ったデザインになってしまうんですよね。なので、個人的にはこの点は許容範囲内です。

山下

フードを被るなどして光を遮ってしまえば、サイトフィッシングも快適になります!

着脱する様子

また、他のサングラスではあまり見られない構造なので、購入直後はクリップが顔に突っかかることが多々ありましたね(笑)

最初はやや手間に感じましたが、この辺は慣れればすぐ解消できます。

山下

ここは無理矢理慣れましょう!(笑)
 
正直大したデメリットではなく、むしろこれだけの性能があって8,800円(税込)は忖度なしにお買い得です!

コスパ度外視!間違いなく“お値段以上”

ドライブで着用する様子

これまで高価格帯のサングラスも何本か使ってきましたが、正直“これで充分”と思えるくらいのクオリティでした。

最初こそ釣りにしか使用していませんでしたが、使うほどに使いやすさを実感し、今ではドライブや登山など釣り以外でもバンバン着用しています。

山下

釣り人はもちろん、釣り人以外にもぜひ手に取ってほしい逸品ですね!

記事内画像:山下洋太

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