はじめに
長く続くコロナ禍において、三密を避けられるアウトドアは、まさにバブル期を迎えました。キャンプも登山も自転車も……以前より、競技人口が増えたなぁと感じる近頃です。
「釣りやってみたいんだよなぁ〜」と、以前から気になっていたところ、偶然この記事に辿りついたという方もいらっしゃるかもしれません。
SALTY FIELD(ソルティーフィールド)とは?
「SALTY FIELD(ソルティフィールド)」は、2022年9月にアブガルシアからリリースされたロッド。
「Be your style!」をコンセプトに掲げ、海釣りをもっと身近に楽しむためのアイテムとして、誕生しました。
漁港や堤防からライトソルトを楽しむためのモデルや、本格的に青物を狙うショアジギング対応モデルまで……魚種別に幅広くラインナップしているのが特徴です。
▼ラインナップ一覧
ソルティーフィールドのデザイン・外観
ブラックを基調とし、エントリー価格であることを悟らせない仕上がりが、なんとも“アブガルシアらしい”ロッド。
ロゴやスペック表記のフォントもモノトーンで統一され、非常にスタリッシュ。低価格帯のロッドにはあまり見られない、“アーバンさ”がこのロッドのウリ。
すべての機種のフォアグリップには、コンセプトの「Be your style!」が刻印されています。
ふと、グリップのセパレート部分に目をやると、そこには釣り人へのメッセージが。
We don’t stop fishing because we grow old we grow old because we stop fishing
訳)年をとったから釣りをしなくなるのではない、釣りをしないから年をとるのだ
じつはこれ、アイルランドの劇作家であるバーナード・ショーが残した、下記の格言をもじったもの。
We don’t stop playing because we grow old; we grow old because we stop playing.
訳)年をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから年をとるのだ。
- George Bernard Shaw(バーナード・ショー) -
ふむ……解釈するに、「釣りをやめなければ、魂は年をとらないよ」というメッセージでしょう。(たぶん)
グリップエンド部分にはアブガルシアのロゴを圧縮プレス。これ、地味にカッコいいです。
差し間違えないために、2ピースロッドの穂先側にも番手が記載。
おすすめの3機種をレビュー
今回はライトソルトに「SFS-662UL」、アーバンチニングに「SFC-702M」、シーバスやショアジギングに「SFS-962M」を使ってみようと思います。