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“価格差1万円”はナニが違うの?がまかつのタチウオテンヤロッドを検証(2ページ目)

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秋の大阪湾へ

大阪湾

検証に向かった先は、10月初旬の大阪湾。

天候は晴れ、タチウオ釣りに向いている小潮周りです。

tsuki
ちなみに、タチウオテンヤにはまあまあ自信があります!笑

大阪湾タチウオテンヤの様子

ポイントの須磨沖に着くと、既にたくさんの船が来ています。

ハイシーズンらしく好調で、中には90本以上釣る方もいるそうです!

tsuki
去年大発生していたサバフグはほとんどおらず、今年は平和にタチウオ釣りを楽しめます!

ポイント水深

さっそく実釣スタート!

普段はハイエンド系ロッドを使っているので、まずはタチウオテンヤMSのM180から始めます。

水深は60m前後、テンヤは40号です。

tsuki
とりあえず5本釣ってみます!

タチウオテンヤMSで釣り

ワンピッチジャーク&ステイでボトムから反応を探ります。

繊細なカーボンソリッド(スーパートップ)の恩恵か、かなりアタリをとりやすそうな印象。

竿の感触を確かめながら操作していると、コツコツっと前アタリが……!
タチウオテンヤMSとタチウオ

前アタリは掛からないことも多いので、そのまま誘い上げて本アタリに持ち込みます。

強く引きこむ本アタリを掛けて、難なく1本目をゲット!

前アタリと本アタリの差を大きく表現してくれるので、アワセどころが判りやすいですね。

tsuki
タチウオテンヤロッドの相場より穂先が繊細です!

タチウオテンヤMSの釣果

そのまま順調に5本ゲット!

ボトムから10mの範囲にアタリが集中しました。

どれも指3本程度のサイズですが、アタリが多いと楽しいですね!

tsuki
5本キャッチしたのでデッキステージM180を使ってみます!

デッキステージM-180

同メーカーの同規格ですが、持つとすぐにMSよりもベリー部分が硬いことに気づきました。

とはいえ、調子は似ているので、MSは「操作性を維持したまましなやかに作っている」ということでしょう。

言い方を変えると、デッキステージは「MSとほぼ同等の操作性を実現している」ってことですね。

tsuki
自重の差もわずか4gとあってか、操作している段階では“1万円分のマイナス”を感じさせません。

デッキステージ、やるやんけ……。

デッキステージとタチウオ

この日は活性が高く、ロッドを替えても同じように釣れ続けます。

潮が0.5ktぐらいに緩まってくると、入れ食い状態に!

tsuki
写真を撮っている時間がモッタイナイ(笑)

デッキステージM-180の釣果

サクッと5本キャッチできました!

何本か釣ったところで気づいたのですが、やはり感度はMSが優れていますね。

tsuki
さらにしっかりと比べるために、もう一度タチウオテンヤMSに持ち替えます!

タチウオの頬掛かり

MSでさらに10匹ほど釣ったところで気づいたのは、掛かり所が良いタチウオが多かったこと。

写真のような頬掛かりは、良いタイミングでアワせられている証拠です。

硬い頬に掛けられれば、キャッチ率も上がります。

tsuki
イワシのお腹を咥えた瞬間にフッキングできているパターンですね。

タチウオテンヤMSの使用感

さらに、掛かってからのしなやかさもあるため、引き込みでもバラしにくくなります。

掛けやすく、掛かったタチウオをバラしにくい。タチウオテンヤMSはそんなロッドですね。

tsuki
アタリの取りやすさがMSの一番の魅力!

デッキステージM-180の使用感

デッキステージはMSに比べるとやや感度が劣り、硬さがある分だけバラシは多少多かったかもしれません。

とはいえ、大切なのはそれが“どの程度”なのかということ。

おそらく、ビギナーの方が使っても何不自由を感じないでしょうし、上手な方が使えばテクニックでMSと同等の釣果を出せるでしょう。

tsuki
ですが、竿頭を狙うなら間違いなくMSを選ぶんですよね。

タチウオテンヤの釣果

結局、両アイテムで15本前後釣り、トータルで30本以上の釣果に。

撮影をせずにひたすら釣りをしていたら50本以上は釣れそうな状況で、ロッドの違いを検証するには良い釣行となりました!

tsuki
ここからは実釣を通して感じた違いを詳しくまとめます!

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