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【19スティーズCT SV TW】ここにきて再評価で在庫枯渇?“集中力”をブーストする次世代バーサタイルリールの全容

スティーズCT SV TWをレビュー。これまでのバス釣りベイトリールの常識をぶち壊す(当時にしては)極小のスプール径を携えて登場したことで「さすがに尖りすぎたリール」という評価に甘んじていた感が否めません。しかし、それも今は昔。長い月日を経た今、なんと手に馴染むことでしょうか。まさにこれこそが現代バスフィッシングのスタンダードと言っても過言ではありません!

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目次

スティーズCT SV TW

スティーズCT SV TW

長らくシリーズの定番コンセプトモデルとして、軽量バーサタイル路線を貫いてきた『スティーズSV TW』に、高剛性路線の『スティーズA TW』を加えることで、一見最強の布陣が完成したように見えたスティーズファミリー。

そして時は2019年3月X日。めでたく末弟が誕生。それこそが今回紹介する『スティーズCT SV TW』です。

その名の由来は、コンパクトでタフ(CT)、かつストレスフリー・バーサタイル(SV)、そしてTウイング(TW)システムを備えたベイトリールということ。

スティーズの名を冠するからには、言うまでもなくバス釣り用ベイトリールのフラッグシップということでしょう。

MONSTER
スティーズAはラオウ確定だとして、残るふたつはどちらがケンシロウでどちらがトキなのか? ……え、ジャギ?(汗)

スペック

品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル1回転)
ギア比 自重(g) 最大ドラグ力(kg) スプール(径mm/幅mm) 標準糸巻量ナイロン(lb-m) ハンドル長さ(mm) ベアリング(ボール/ローラー) 価格(¥) JANコード
700H 59 6.3 150 4.5 30/21 14lb-30-60m
12lb-35-70m
80 12/1 58,800 005036**
700HL 59 6.3 150 4.5 30/21 14lb-30-60m
12lb-35-70m
80 12/1 58,800 005043**
700SH 66 7.1 150 4.5 30/21 14lb-30-60m
12lb-35-70m
80 12/1 58,800 005050**
700SHL 66 7.1 150 4.5 30/21 14lb-30-60m
12lb-35-70m
80 12/1 58,800 005067**
700XH 76 8.1 150 4.5 30/21 14lb-30-60m
12lb-35-70m
80 12/1 58,800 005074**
700XHL 76 8.1 150 4.5 30/21 14lb-30-60m
12lb-35-70m
80 12/1 58,800 005081**

2020年にSHモデルが追加されたことで堂々の8ラインナップ!

MONSTER
僕が今回レビューするのはXHL。ちなみにこのCTSV、ジワジワと再評価されてきているようで、ECをはじめ釣具屋では在庫枯渇状態です(とくにXH)。

注目すべきは『30mmの極小スプール径』……だが!

スティーズCT SV TW

これまで何年も、いやそれよりもはるかに長い間、バス釣り用ベイトリールのデファクトスタンダードとされてきた、34mm径スプールを10%以上小型化。

ついさっきまではベイトフィネスリールでさえΦ32。それで「軽量リグに特化した小径スプール!」だったのが、舌の根が乾かぬうちに30mmなんてやるもんだから、あれこれ考察するのが大好きなインドア系アングラーからは集中砲火を浴びました(良くも悪くも)。

たしかにカタログスペックだけを見ると、「どうやら今度のスティーズはとことんフィネス向けらしい」だとか「そのわりにスプール深すぎ」だとか、「フィネス機なのに150gって」だとか……。

発表当時は辛口なコメントが多かったことを記憶しています。

MONSTER
ぶっちゃけ僕も「よくわからんリールが出るんだなあ」程度にしか思っていませんでした(笑)。

ところが実際のところ、ズバリ「スティーズCT SV TWほど、カタログから本性がわからないリールはない」と完全に考えを改めました。いいか、みんなだまされるなよ!

 

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