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【1万円台でこんなに良いの!?】噂のハイコスパリール“21フリームス”を徹底インプレッション(2ページ目)

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十分すぎる実釣性能

21フリームスの釣果

ここからは実釣を通じて、気づいたことをまとめていきたいと思います。

上位機種と遜色ないキャスト性能

キャスト

まずはキャスト性能。

30g〜40gのジグを投げたところ、平均100m以上は飛ばせました。

さすがは「LC-ABS」搭載リールといったところ。十分以上の性能です。

使用ルアー

メタルジグはもちろんのこと。

飛距離が落ちやすいトップウォータープラグも、潮目の向こうまで投げ込めました。

ドラグ性能ももちろん良い

ドラグ性能

次にドラグ性能。

こちらもスプール同様に、上位機種と同じ「ATD」搭載なので、非常に安心感があります。

ドラグノブ

ドラグノブも大型ノブ採用。

ファイト中のドラグ調整も非常にやりやすかったですよ。

ラインローラー

一点気になるのは、ラインローラー。

ベアリング非搭載なので、スムーズさは若干かけます。

ラインローラーの回転性能を上げたいのであれば、カラーをベアリング(1個)に交換したいですね。

自重はちょうど良い

自重

今回した『21 フリームス LT4000-CXH』の自重は235g。

じつは上位機種にあたる『19 セルテートLT4000-CXH』や『21 カルディア LT4000-CXH』とほとんど同じ重さなのです。

リール重さ
18 イグジスト LT4000-CXH205g
19 セルテート LT4000-CXH235g
21 ルビアス エアリティ LT4000-CXH200g
20 ルビアス LT4000-CXH215g
19 バリスティック LT4000-CXH210g
21 カルディア LT4000-CXH230g
21 フリームス LT4000-CXH235g

さすがに他の機種より軽いことはありませんが、十分な軽さ。

とくに今回のようなライトショアジギングでは、9ft後半から10ft台のロッドを使用します。

そのため、ある程度重さがあるリールの方が、タックルバランスを合わせやすいものが多いはずです。

低価格らしい面も

さすがに1万円台のリール。

現在発売されている上位機種と比較すると、当然劣る面もいくつかあります。

巻出しの重さ

巻き出しの重さ

巻出しは、どうしても重さを感じてしまいますが、“しんどい”というほどではありません。

リールに慣性の力が働くまでの一瞬、ハンドルを強めに押し出さなければならないというイメージです。

リールが回り始めれば、問題なく軽い力で回り続けてくれます。

アクション

個人的にはワンピッチジャークや早巻き主体のリーリングでは、そこまで気にすることなく使えました。

ただシーバスフィッシングで使うような、中速〜低速域では巻出しの重さゆえ、安定感のあるリトリーブがやりづらいかもしれません。

パワーは少し気になる

パワー

魚とのやりとりをする際、全体的に巻きが重く感じました。

さすがに「モノコックボディー × 大型ギア」を搭載した、上位機種の使用感とは差があります。

とはいえ、PE1.5号程度の強さであれば、巻けなくなるようなことはありません。

“こういうもの”と思えば、問題なく使用できるレベルです。

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