シーバスで感じた“パワフルさ”
河口域でのシーバスゲームに使ってみましたが、使用感は「快適」の一言です。まず、特筆すべきは飛距離。
3000番サイズの大口径スプールが入っているからか、糸抜けがよく、かなり飛びます。
加えて、エクストラハイギアを感じさせない、巻きの軽さと強さも魅力。ドラグを締め込んで79センチと強引な勝負をしてみましたが、軽々とハンドルを巻けてしまいます。
これだけのパワーがあるなら、中型の青物でも難なく寄せられるはずです。
エギングで驚かされた“飛距離”
「エギングには少し大きいかな」という懸念がありましたが、実際にエギをキャストしてシャクってみると、不安は一蹴されました。
飛距離が伸びるうえに、自重が210グラムと軽いため、不満は皆無。PE0.6号を巻いたセオリー2508よりも、0.8号を巻いたセルテートが飛距離で勝ったのには驚きました!
さらに、大口径スプールの糸抜けのよさは、ベールを開けてラインを送り込む“ドリフト釣法”でも威力を発揮。
潮の流れが緩い場合は、いままでラインを手で引っ張って出していましたが、このリールは勝手にパラパラとラインが出ていきます。
また、足場が高い、風が強い、遠投が中心といった状況では、エクストラハイギアの糸フケ回収能力は非常に大きな武器です。