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クーラーを持ち込めない時どうする?——めっちゃ良いギアあります。

魚の持ち帰るギアといえば、クーラーボックス。

それは間違いありません。

ただ、“それ以外”の選択肢を知っていると、行ける釣り場はもっと広がるかもしれません。

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目次

アイキャッチ画像撮影:山下洋太

クーラー以外の選択肢ってある?

釣った魚は何で持ち帰る?——

そう問われれば、多くの人が“クーラーボックス”と答えるでしょう。

“魚を持ち帰る”ということだけで見れば、それは間違いなく正解。ただし、ひとつだけ見落としがちなポイントがあります。

クーラーボックスって絶対に釣り場まで持っていける?——

これに関しては、必ずしも“Yes”とは限りません。

例えば山越えからの地磯へのエントリー、足場の悪い藪漕ぎ、ポイントを転々とするランガンスタイルなど、クーラーを抱えて動き続けるのは現実的ではない場面も出てきます。

しかし、ご安心を。そんなシチュエーションでも活躍してくれる便利アイテムたちがあるのです。

山下

今回紹介するのは、“KAMIWAZA”ブランドの魚持ち帰りグッズたち。
 
ハードな釣り場環境も想定された、実戦派アイテムが揃います。

①フィッシュキャリーバッグ ベーシック

フィッシュキャリーバッグ ベーシック

まず紹介するのは「フィッシュキャリーバッグ ベーシック」。

機能をシンプルに絞りつつ、導入しやすい価格帯に抑えられたベーシックモデルですが、実際に触れてみると作りの丁寧さがしっかりと感じられる一品です。

保冷力を高める簡易アルミインナー

簡易アルミインナー

一見するとシンプルな防水バッグですが、内部には断熱効果のあるアルミインナーを搭載。

これにより、簡易的なクーラーバッグとして使用できます。

もちろん、本格的なクーラーボックスのような長時間保冷には向きませんが、釣り場から駐車場までの移動や、短時間の持ち帰りであれば十分実用的。

車に積んだクーラーボックスへ移し替える前提であれば頼れる存在です。

セパレート式

さらに、アルミインナーは底が分離している仕様。

魚を包める

これにより、魚をまるごと包み込んで収納——なんてことも可能です。

十分な収納力で大型魚にも対応

ノーマルと大物用の2種類

サイズは、ノーマルと大物用の2種類をラインナップ。

大物サイズ

実際に大物用サイズに全長100cm・約11kgのブリを入れてみても、まだ余裕を感じるサイズ感でした。

ノーマルサイズ

一方、ノーマルサイズも尾ビレを折りたためばギリギリ収まるサイズ感。

見た目以上にしっかり容量を確保しています。

アウター収納に便利なバンジーコード

バンジーコード

フロントにはバンジーコードを搭載。

アウターやグローブ、タオルなどをサッと挟んでおけるため、ちょっとした場面で使い勝手の良さを感じます。

バッグを開けずに収納できるため、ランガン中の一時収納はもちろん、魚を入れてバッグ内のスペースに余裕がないときでも、外側に荷物を逃がせるのは実戦的です。

内部のDカンがかなり便利

D環

バッグ内部の上側にはDカンを装備。

カラビナなどを使えば、小物やインナーバッグなどを上部へ固定できるため、縦長バッグでありがちな「荷物が底に沈んで取り出しにくい」問題を軽減してくれます。

小物を吊り下げられる

使用頻度の高い小物類などを上側で保持できるので、必要なタイミングでサッと取り出しやすく、実際の使い勝手にしっかり配慮された作りと言えます。

外側両サイドにもDカンを配備

両サイドのD環

バッグ外側のサイド面には、片側4個ずつ計8個のDカンを装備。

別途ベルトなどを用意すれば、ロッドやランディングポールを固定することも可能です。

両手を空けた状態で移動できるため、足場の悪い磯場や山越えルートでも動きやすく、安全面にも配慮された設計。

“魚を運ぶためのバッグ”でありながら、移動時の実用性までしっかり考えられています。

ホイッスル付きバックル搭載

ホイッスル付きバックル

バッグの安定感を高める固定ベルトを装備しており、背負った際のフィット感も良好。

さらに、バックルはホイッスルとして使える仕様になっており、安全面への配慮もうかがえます。

山下

“クーラーの代わり”ではなく、“クーラーを持ち込めない場面を支えるバッグ”としてかなり優秀。
 
それでいて定価7,000円以下なのは、嬉しいポイントです。

②フィッシュキャリーバッグ SDX Ⅲ

フィッシュキャリーバッグ SDX Ⅲ

続いては、「フィッシュキャリーバッグ SDX Ⅲ」。

魚と荷物を分けて収納できる構造を採用し、先ほどのベーシックモデルと比べ、収納性や使い勝手をさらに高めた仕様となっています。

断熱材入りのEVAインナー

EVAインナー

バッグ内部に使われているのは、1cmほどの厚みがある断熱材入りのEVAインナー。

防水仕様

インナー自体も防水仕様となっており、バッグ本体と合わせて二重の防水構造に。魚を入れた際の水漏れリスクをしっかり軽減してくれます。

また、インナー表面はツルッとした質感で、直接魚を入れても汚れが残りにくいのも特徴。

使用後の洗浄やメンテナンスがしやすく、実用性の高い作りとなっています。

収納に便利な大容量のフロントポケット

フロントポケット

このモデルでとくに存在感を放っているのが、大容量のフロントポケット。

約13Lクラスの容量

おおよそ縦50×横30×マチ8cmのサイズで、約12Lとサブの収納スペースとしては大容量と言えるでしょう。

タモ枠やレインウェア、小物類など、かさばりがちなアイテムをまとめて収納できるのもありがたいところ。

魚を入れるメインスペースと完全に独立しているため、濡れや汚れを気にせず荷物を出し入れできるのは、このモデルならではの強みと言えるでしょう。

腰ベルトとパッド装備で背負い心地良し

ショルダー部分には厚みのあるパッドを採用しており、背負った時の負担を軽減してくれます。

さらに腰ベルトを併用することで荷重を分散でき、肩だけに重さが集中しにくい設計となっています。

腰回りのクッション

腰まわりにもクッション材が入っているため、バッグが身体に当たる感触も比較的ソフト。

肩だけに重さがかかりにくい設計

実際にブリを入れて背負ってみても、「どこか一部分だけが極端にキツい」という感覚は少なく、上半身全体で重さを受け止められている印象でした。

大きな持ち手

持ち手を大型化

持ち手は大きめに設計されており、グローブを着けたままでも握りやすい仕様

実際に掴んでみても余裕があり、瀬渡し時など荷物を素早く受け渡ししたい場面でも扱いやすさを感じました。

通常のバッグとしても使用可能

通常のバッグとしても使用できる

インナーを取り外せば、通常の防水バッグとして使用可能

魚を持ち帰らない釣行はもちろん、荷物だけを運びたい場面にも対応できます。

サイズにも余裕があり、ライフジャケットなどのかさばる装備も収納可能。

駐車場から釣り場まで距離があるシチュエーションでは、荷物運搬用バッグとしても活躍してくれそうです。

山下

 
収納性と快適性に加え、保冷性能も重視したい人向け。
 
魚も荷物もまとめて背負えるため、「クーラーを持ち込めない釣り」の快適さを大きく変えてくれそうです。

③フィッシュキャリーバッグⅢ トートタイプ

続いて紹介するのは、「フィッシュキャリーバッグⅢ トートタイプ」。

機動力重視のリュックタイプに対し、こちらは積載性や荷物の出し入れのしやすさを重視したモデルです。

2サイズをラインナップ

2サイズを展開

トートバッグタイプは、通常モデルと大物用の2サイズをラインナップ。

100cm・11kgのブリを大物用に入れてみたところ、尾ビレの付け根に切り込みを入れて折り曲げた状態で収まりました

8kgクラスであれば、もう少し余裕をもって収納できそうなサイズ感です。

軽量・コンパクト設計

軽量

しなやか生地を採用しており、簡単に折りたたむことが可能。

3つ折りにすることで、バッグへ入れて持ち運べるサイズ感までコンパクトになります。

軽量・コンパクト設計

本体自体も軽量に仕上げられており、移動時の負担を抑えられるのも嬉しいポイント。

車載時もかさばりにくく、使わないときに収納スペースを圧迫しにくいのも魅力的です。

丸洗い可能な断熱アルミインナー

断熱アルミインナー

断熱仕様のアルミインナーを備えており、氷や保冷剤を併用すれば簡易的なクーラーとして使用可能

本格的なクーラーボックスのような長時間保冷には向きませんが、短時間の持ち帰り用途であれば十分対応できそうです。

丸洗いできる

また、インナーは取り外し可能となっており、魚で汚れても丸洗いできちゃう仕様です。

メンテナンスしやすく、気軽に使いやすいのも魅力的ですね。

山下

「いざという時用」として車に積んでおくのもアリ。
 
コンパクトに収納できるので、1つあると意外と重宝しそうです。

④マルチ保冷インナー

マルチ保冷インナー

続いては、「マルチ保冷インナー」。

フィッシュキャリーバッグシリーズに対応するインナーアイテムで、保冷性能を高めるための専用インナーです。

250gの超軽量設計

250gの超軽量設計

本体重量は約250gと非常に軽量。

持ち運び時の負担を抑えられるうえ、折りたためばコンパクトになるため、バッグへ入れても大きくスペースを取りません。

「クーラーを持っていくほどではないけど、保冷手段は欲しい」——そんな場面でも、保険感覚で持ち込めるのはこの軽さならではです。

フィッシュキャリーバッグシリーズ以外にも対応

フィッシュキャリーバッグシリーズに対応

フィッシュキャリーバッグシリーズをはじめ、大型の防水リュック類にも対応するこの保冷インナー。

インナーを持たないバッグと組み合わせれば、手軽に保冷性能を追加できます。

普段使っているバッグへそのまま入れて使えるため、装備を大きく変えずに対応できるのも魅力的ではないでしょうか。

「今日はクーラーを持ち込みたくない」——そんな場面で柔軟に使えるアイテムです。

断熱・遮熱・保冷に優れたアルミシート

アルミシート

内側には断熱・遮熱・保冷に優れたアルミシートを採用。

外気の影響を受けにくく、保冷剤や氷の効果を活かしやすい構造です。

本格的なクーラーボックスほどではないものの、簡易保冷用途としては十分実用的。

厚手のビニールなどに入れてから使うのが前提

ただし、防水性能はないため、魚は直接入れるのではなく、厚手のビニールなどに入れることが前提となります。

魚以外の用途にも対応

魚以外の用途にも対応

釣った魚の持ち帰り用途だけでなく、飲み物や食料の保冷にも対応。

魚用とは別で保冷剤を持ち運びたい場面や、簡易クーラー的に使いたいシチュエーションでも活躍してくれます。

用途を限定せず使えるため、ひとつ持っておくと意外と出番の多いアイテムですね。

山下

保冷力をさらに強化したい人には必須ですね!

⑤ブリパック/オオマサパック

次に紹介するのは、「ブリパック」と「オオマサパック」。

魚を収納する際に使うことで、バッグやクーラー内部を汚しにくくしてくれるアイテムです。

山下

この記事内の写真でも、魚を収納していた“ビニール袋”がこちらのアイテム。
 
フィッシュキャリーバッグシリーズと組み合わせることで、より快適に魚を持ち帰れるようになります。

大型魚にフィットするロングサイズ設計

一見するとシンプルなビニール袋ですが、ブリパックは110×33cm、オオマサパックは130×42cmとロングサイズ設計なのが最大の特徴。

大型ブリも収納できる

全長100cm・約11kgのブリもブリパックならこの通り、問題なく収納できました。

開口部を縛れる

尾ビレを折り曲げれば開口部を縛ることも可能。

オオマサパック

また、オオマサパックでは、尾ビレを折らずにそのまま縛れます。

10kgオーバーの魚をメインに使うのであれば、オオマサパックの方がより快適に扱えそうです。

厚手高強度ポリエチレン採用で破れにくい

魚をビニール袋へ入れたものの、途中で破れて結局クーラーが汚れていた——そんな経験、意外とあるのではないでしょうか。

筆者自身も、気づけば袋が破れていて、クーラーを洗う羽目になったことは何度もあります。

一般的な家庭用ゴミ袋が0.01〜0.03mm程度なのに対し、ブリパック・オオマサパックは0.1mm厚の高強度仕様

破れにくい

実際に約11kgのブリを入れて持ち上げたり、開口部を縛ったり解いたりしてみましたが、破れる気配はありませんでした。

大型魚を入れても安心感のある、かなりタフな作りです。

後片付けがグッと楽になる

片付けが楽になる

釣りのあと、意外と面倒なのがクーラーボックスの片付け。

とくに大型魚を入れたあとの大型クーラーは、洗うだけでもかなりの手間になります。

ブリパックに入れてから収納しておけば、魚の血や汚れがクーラー内部へ付きにくくなるため、後片付けをかなり楽にしてくれます。

山下

 
「魚を持ち帰るまで」だけでなく、「釣行後の片付け」まで快適にしてくれます。
 
“とりあえず持っとけ”的なアイテムですね!

⑥青物用ドンゴロスⅡ

青物用ドンゴロスⅡ

最後に紹介するのはちょっと変わり種のアイテム、「青物用ドンゴロスⅡ」です。

“ドンゴロス”とは、コーヒー豆の袋などにも使われる、目の粗い麻袋のこと。

磯釣りの世界では昔から使われてきたアイテムですが、その実用性から今でも現役。大型青物を運ぶための“定番ギア”のひとつです。

気化熱を利用した保冷構造

海水を含ませて使用し、気化熱によって魚を冷やす——これがドンゴロス最大の特徴です。

実際に海水を含ませた状態で触ってみると、生地表面にはしっかりとひんやり感があります。

もちろんクーラーボックスのような保冷力ではありませんが、氷や保冷剤を使わず、ある程度魚を冷やしながら持ち運べるのは、この構造ならでは。

昔から使われ続けている理由にも納得できる仕組みです。

2サイズをラインナップ

2サイズを展開

100×45cmの「100」と、120×60cmの「大物用 120」の2サイズをラインナップ。

100サイズのドンゴロスと100cmのブリ

今回のブリであれば、尾ビレを折り曲げることで100サイズでも問題なく収納できました。

一方で、より余裕をもって収納したい場合や、複数匹を持ち帰るシチュエーションでは、大物用120が適しています。

釣る魚のサイズやスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

大物・小物どちらにも対応する2WAY仕様

2WAY仕様
折りたたむと小さくなる

本体を半分に折りたたみ、ハンドル位置を合わせることで、小型サイズとしても使える2WAY仕様を採用。

ハンドルを持つ様子

大型魚だけでなく、小型青物や根魚などを持ち帰るシチュエーションにも対応できます。

“青物専用”という印象の強いアイテムですが、実際は意外と汎用性が高いのもポイント。

大型魚狙いの日だけでなく、普段の釣行でも使いやすい構造となっています。

厚手生地で耐久性◎

耐久性がある

生地にはしっかりと厚みがあり、全体的に安心感のある作り。

多少ラフに扱っても不安を感じにくく、岩場や磯場でも気兼ねなく使えそうな印象です。

薄手バッグにありがちな頼りなさも少なく、実際に触ってみると“道具感”の強さを感じ、ハードな環境で使われ続けてきた理由にも納得できる仕上がりです。

Wファスナー&フルオープン構造が便利

Wファスナー
フルオープン構造

開口部にはダブルファスナーを採用しており、大きく開閉できるフルオープン構造となっています。

入口をしっかり広げられるため、魚の出し入れがしやすく、大型魚でもスムーズに収納可能。

実際に使ってみても“押し込む”ような感覚が少なく、扱いやすさを感じる作りでした。

山下

昔ながらのアイテムですが、実際に触ってみると“今でも使われ続ける理由”がよくわかる一品。
 
クーラーを持ち込めない釣りでは、かなり理にかなった選択肢です。

魚の“持ち帰り方”で釣りはもっと自由になる

魚を持ち帰る方法といえば、真っ先に思い浮かぶのはクーラーボックス。

もちろん、それは今でも最適解のひとつです。

ただ、「クーラーをどう運ぶか」を考え始めると、釣りのスタイルはもっと広がります。

山を越える地磯、長距離ランガン、荷物を減らしたい釣行——今回紹介したアイテムたちは、そんな場面で“魚を持ち帰る自由”を支えてくれる存在でした。

釣り場に合わせて道具を選ぶように、“持ち帰り方”も選んでみると、釣りはもっと快適になるかもしれません。

撮影:山下洋太

KAMIWAZA フィッシュキャリーバッグ SDX Ⅲ

アウター サイズ/素材 35×90×14cm/TPU
インナー サイズ/素材 33×70×13cm/断熱材入りEVA
ポケット 30×50×8cm

KAMIWAZA ブリパック

サイズ 110×33cm
厚み/シール部 0.1mm/0.5mm
材質 高強度ポリエチレン

KAMIWAZA オオマサパック

サイズ 130×42cm
厚み/シール部 0.1mm/0.5mm
材質 高強度ポリエチレン

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