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21カルディアを実釣インプレ!モノコックボディ×新素材ザイオンVの真価とは……(2ページ目)

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21カルディアを使ってみて

21カルディアの画像

ここからは、「実際に使って前作18カルディアとどう違うのか?」という視点で21カルディアの使用感をインプレします!

高負荷状態での巻き感がGOOD

巻いて一番差を感じたのは、引き抵抗が大きなルアーを巻いた時です。

18カルディアは抵抗が少ないジグヘッドやシンペンをゆっくり巻く分には優秀だったのですが、リールに大きな負荷が掛かるルアーを巻くと巻き感がやや悪くなる傾向がありました。

しかし、21カルディアはボディとギアの進化からか、高負荷状態での巻き感が明らかに良くなっています。LT2500番で30gの鉄板バイブレーションを巻き比べると、明らかに21カルディアの方がスムーズです。

また、巻き始めもやや軽く、低負荷状態の巻き感もやや滑らかになっている印象ですが、この点に関しては使い込んで馴染むことでより顕著になるかもしれません。

パワー上昇/感度微減

21カルディアの画像

巻き感と同じく、巻き上げパワーは明らかに強くなりました。

前作は大きな負荷が掛かるとボディがたわんでいるせいか、巻きが重くなり、“人間が10巻いてもリールが7しか巻いてくれない”ようなフィーリングでしたが……

LT2500番で30gのジグをシャクり、良型シーバスとのゴリ巻きファイトして比較してみると、21カルディアは前作よりも圧倒的に軽く巻くことができます。

ただ、18カルディアは巻き上げパワーの少なさゆえに巻き感度の高さがありましたが、21カルディアはパワーが増えた分感度が減っている印象。

とは言っても、LT2500番で30gのジグをシャクって「分かる」、LT2000番で1gのジグヘッドを巻いて「?」というレベルです。

感度に関しては個人差が大きい部分ですが、大半の方は“感度が微減したデメリットよりも、パワーが上昇したメリットを大きく感じる”ことになると思います。

ドラグに不満なし

正直、ライトゲーム・シーバスレベルではドラグ性能の違いをあまり体感することができませんでした。

もちろん、いい具合に安定してドラグが滑って難なく魚をキャッチできるのですが、それは18カルディアにも共通して言えることでしょう。

理屈で言えば、ローターの変形量が減っているのでドラグ性能が向上していることは間違いありませんが、「実釣中に明らかな差を感じられなかった」というのが正直なところ。

「PE0.3号で80cmのシーバス」のようなギリギリの状態では違いが分かるのかもしれませんが……。

自重は微増するも……

21カルディアの画像

リールはモデルチェンジをすると軽くなるのが一般的ですが、21カルディアは前作よりも微妙に重たくなりました。(LT2500S比較で5g)

しかし、「実釣時に持ち重り感や操作性が違うか?」と問われると、筆者の場合は「NO」です。

正直、軽くなったと思いながら釣りをしていて、実釣後に重くなっていることを知りました。

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