レインマックスの魅力をまじまじと。
このレインマックス。釣り人が「なるほど」と、唸ってしまう仕掛け(機構)がもりだくさんなんです。
フード雨返し
フードのサイド部分は折り返し仕様。一見単純な機構ですが、雨水や水しぶきが顔から伝わり、内部が濡れるのを防止します。
止水ファスナーポケット
雨の浸入を大幅に軽減する「止水ファスナー」。レインウェアではわりとメジャーに搭載されている機能ですが、ここにも釣り人目線に合わせた考慮が光っています。
ゲームベストなどを着用した際にも使い勝手がいいように、高い位置(胸のあたり)に配置されているのです。これはポイント高し。
フロントファスナー(パンツ部分)
ファスナー部分などは、とくに水の侵入のリスクが高い場所。ファスナーを上から覆うように、二重にファブリックを重ねています。
ベルクロ調整(フード部)
大げさでなく、帽子をかぶらないとフードが深すぎて前方が見えなくなるレインウェアもあったりします。
裏面に配置されたベルクロは、フードの深さを調整するもの。釣り人がマストで身につける「帽子」に合わせた調整が可能です。
上下で8,000円くらいの実売価格
はい、ここが最大の魅力。釣り具メーカーのレインはなんとなく高い印象があったんですが、このレインマックスは上下で8,000円ほど。
同価格帯のレインウェアは数あれど、“釣りに特化した機構”が盛り込まれている。それこそが、ロングセラーたる所以かもしれませんね。
雨の中で着用。
論より証拠。ということで雨が降りしきる中、その機能をチェック。
襟部分のつくりもしっかりしていて、見栄えもいいですね。もちろん、雨風の侵入を防ぐという意味でも大事です。
ゴアテックスとまでいかなくとも、裏地はメッシュで肌触りも良好。暑い時期でも快適性をキープできそうです。
前頁で解説した「ベスト着用時も使いやすい」という、止水ファスナー部分。高さはちょうど胸のあたりに配置されています。
おろしたてというのもありますが、ガンガン水弾いてます。このフード部分の深さも調整可能です。
悪天候のオフショアでも、その性能を遺憾なく発揮。価格ゆえに消耗品と割りきり、ガッツリ使い込むのもいいかもしれません。
モデル身長170cmでLサイズ着用。冬場にインナーダウンなど仕込むなら、ワンサイズ大きめがおすすめです。