魚臭専用強力消臭ブリーチを使ってみた
どれぐらいの効果があるのか、じっくりと検証していきたいと思います。
いつもの洗剤にプラスするだけでOK
漂白剤は粉末で、専用の紙スプーンも付属しています。扱いにおいて面倒なことは一切なく、使用量もこの紙スプーンに従えば良いだけ。使い方も明確です。
しかし、魚臭専用強力消臭ブリーチはあくまでも漂白剤。血液汚れ以外を落とす必要がある場合は、洗剤も併用することをお忘れなく。
いざ、洗濯!
それでは洗ってみましょう。ちなみにタオルは使い始めて(実釣時にも使っていた)から約10時間、Tシャツは5時間ほど寝かせました。
本来は洗剤も合わせて使うことを推奨していますが、今回は洗剤の香りによって誤魔化されることを避けたいという観点から、あえてブリーチのみで洗濯機を回します。
ブリーチの使用量は用途によって異なりますが、水30Lに対して15g使用するのが標準。
はたして?
さて洗い終わりましたが結果はどうでしょうか? パッと見は、汚れも落ちているように見えます。
まず、Tシャツ。ニオイに関しては皆無。すごい。
ですが、残念ながら汚れは少し残ってしまいました。
タオルも同様です。
ニオイはというと……「よく嗅ぐと少し気になる」といった程度。
2時間つけ置き後、2度目の洗濯をしてみた
検証しているのが真冬ということで、水温が低すぎて効果が落ちているということも考えられます。
そこで、漂白剤を溶かした水に2時間ほど放置。つけ置きの場合は、水3Lに対して15g使用が標準です。
すると……どうでしょう?
まずTシャツ。僅かに残っていた汚れも皆無で、キレイになっています。
タオルもなんとご覧のとおり。こちらも無臭で、まっさらな綺麗なタオルへと戻りました。
あれだけわざとらしく汚してしまった、Tシャツやタオル。まさかここまで効果を発揮するとは思ってもいませんでした。
使い古したウェアでもニオイは落ちるのか?
では、散々使い倒してきた、冬用の釣りウェアとグローブを洗ってみたいと思います。
毎年、冬になると、このウェアを着て釣りを楽しんでいるため、汚れもニオイもそれなりに蓄積しています。
色モノなので、先ずは濃いめのブリーチ液を作ってから、色落ちしないかを試してみましょう。
魚臭専用強力消臭ブリーチは色柄モノにも対応していますが、万が一の事を考え、一度目立たない部分で確認することをメーカーも推奨しています。
5分ほど置いてみて、色落ちはなさそうです。洗濯OKと判断しましょう。
今回のウェアは黒ということで、血液やアブラ汚れは目立ちませんが、ニオイはなかなか強烈に染みついています。
結果、ガンコなニオイとおさらばできました
洗う前のニオイが嘘のように消えています。それはもう、洗濯するのが楽しくなるほどです。
顕著に違いが現れたのがグローブ。ここまで鼻を近づけても、ニオイを感じないほどに改善しています。
今までも洗濯用洗剤で幾度となく洗ってきましたが、どうしても洗剤の香りに誤魔化されるだけで、奥に潜んでいるニオイまでを取ることはできませんでした。
まとめ
ニオイはもちろん、ハードに汚してしまったTシャツやタオルが、まっさらでキレイな状態にまで戻るとは……想像以上の効果に驚きでした。