サヨリ
学名 | Hyporhamphus sajori |
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分類 | ダツ目ダツ亜科トビウオ上科サヨリ科サヨリ属 |
特徴 | 最大40センチ程度まで大きくなる。 体型は細く、体色は銀色で、長く突き出た下顎が特徴。 コマセを撒くと足元まで群れで寄ってくることも多く、延べ竿でも手軽に釣れるターゲットとして人気。 |
分布 | 北海道南部から沖縄県まで広く分布。 |
生息環境 | 沿岸の表層付近を群れで泳いでいることが多い。 海面を波立てながら泳ぐ姿もよく見られる。汽水域まで入ってくることもある。 |
食性 | 主食は動物プランクトン。成長に伴って海藻の切れ端も食べるようになる。 |
その他 | 孵化したばかりの頃は下顎が無いが、2~3センチになると伸び始める。 産卵期は夏頃で、海藻に卵を産みつける。 エラに「サヨリヤドリムシ」という寄生虫が付いていることが多いので、調理の際は取り除く。 万が一食べてしまったり、寄生されているサヨリを食したりしても害は無い。 |
主な食べ方 | 1.刺身 2.塩焼き 3.唐揚げ |
味わい | ほどよく脂がのった淡泊な白身をしており、その味わいは寿司ネタとして重宝されるほど。 旬は3月から5月にかけて。身は刺身など、皮や骨は唐揚げにすると美味しい。 |
サヨリの主な釣り方
サヨリは主に餌を使って釣ります。
コマセを使ってサヨリを集め、付け餌にはアミエビやはんぺんなどを使用します。
餌釣り①:ウキ釣り
サヨリ釣りでは、シモリウキを付けたウキ釣り仕掛けを使用します。
竿はリール竿でも延べ竿でも大丈夫。
ウキ釣りではただ待つだけでなく、仕掛けを引っ張って誘いを入れるとサヨリが食ってきやすいです。
餌釣り②:遠投カゴ釣り
カゴにマキエを詰め、遠投してサヨリを狙える遠投カゴ釣り。
サヨリが沖合を回遊している場合や、風が強い場合におすすめの釣り方です。
ウキ釣りと同じく仕掛けを引っ張って誘いを入れるのが釣果アップのコツとなります。