ボラ

ボラ|その生態や釣り方をご紹介【TSURI HACK 釣り物図鑑】

2022/11/01 更新

河川や内湾など様々な場所で見られるボラ。水面付近を泳いでいたり、ジャンプしている姿を見たことがある方も多いでしょう。泥臭い魚とのイメージがありますが、水質の良い場所で獲れたものは、マダイやヒラメを凌ぐ味とも。今回はボラの生態や釣り方をご紹介していきます。

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アイキャッチ画像出典:PIXTA

ボラ

ボラ

出典:PIXTA
学名Mugil cephalus
分類ボラ目ボラ科ボラ属
特徴体長は平均50センチ前後、最大で80センチ以上になることもある。体色は背中側が青灰色、体側から腹側は銀白色で、体側には細い縦縞が複数本入る。背中は平たく、全体的に細長い紡錘型をしている。釣り物としては堤防や河口などの岸から狙いやすく、強い引きを見せる大型の魚として人気。
分布全世界の熱帯・温帯。日本では北海道以南に広く生息している。
生息環境河川の汽水域、内湾を主な生息域としている。水質汚染に強く、都市部や強く濁った河川でも泳ぐ姿がよく見られる。
食性雑食性。主な餌は水底に積もった沈殿物や藻類。泥や砂ごと餌を吸い込み消化できるよう、胃の幽門部に丈夫な筋肉層が発達している。他にゴカイなどの小動物も捕食する。
その他大きさによって呼び名が異なる出世魚。地域によって呼び名は異なるが、関東では「オボコ →イナッコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド」、関西では「ハク→オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド」と呼ばれている。

海面をジャンプする姿がよく見られる。理由としては外敵に驚いた、酸欠解消、寄生虫を落とすためなどが考えられているが、解明には至っていない。

また水の振動などを感じ取る側線を持っていないこともボラの特徴である。

主な食べ方と味1.刺身
2.唐揚げ
3.カラスミ
主な食べ方と味泥臭い魚とのイメージがあるが、水質の良い場所で獲れたものは臭みが少ない。味はマダイやヒラメを凌ぐとも言われるほど美味。旬は体に脂を蓄える冬。卵巣を塩漬けし乾燥させたものは「カラスミ」と呼ばれ、高級珍味として重宝されている。

ボラの釣り方【餌釣り編】

ボラ

季節を問わずボラを釣りやすいのが餌釣り。

釣具店で手にしやすい餌や仕掛けで狙えるのでとても手軽です。

仕掛けと釣り方の詳細は下記の通りとなります。

餌釣り①:ウキ釣り

ウキ釣り仕掛け

制作:TSURI HACK編集部

ウキ釣りではコマセを撒いてボラを集め狙うのがコツ。コマセはアミエビや砕いたオキアミに集魚剤を混ぜると良いです。

餌はオキアミやアオイソメなど。仕掛けはチヌ針の1号程度で、アタリを取りやすい棒ウキの使用がおすすめです。

タナは浅く設定し、ヒットしたらドラグを上手く使って弱らせてから取り込むのがコツとなります。

【ルアー編】ボラの釣り方

ボラ

ボラは雑食性で、ゴカイなどの小動物も捕食するためルアーで釣ることが出来ます。

釣りやすいのはゴカイの産卵行動である「バチ抜け」が起きている時。

使用するルアーは主に下記の2点です。

ルアーフィッシング①:シンキングペンシル

シンキングペンシル

ゴカイの産卵行動である「バチ抜け」が起こると、ボラはルアーで狙いやすくなります。理由は遊泳力の弱いゴカイが簡単に捕食出来るため。

ボラは群れで居ることが多いので、初心者でも釣りやすいことがこの釣りの魅力。

釣り方は投げて表層付近をただ巻きするだけで十分釣ることが出来ます。

ルアーフィッシング①:ジグヘッド+ワーム

ジグヘッド

シンキングペンシルと同じく、バチ抜けシーズンにはジグヘッド+ワームの組み合わせでも狙えます。メバリングなどのライトなタックルで強い引きを楽しむのがおすすめです。

ランディングの際にはロッドを折ったり、ラインが切れたりしないよう、ネットを使用するようにしましょう。

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