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【最終手段】外洋にめっぽう強い“食わせの切り札”知ってる?

いろんなルアーを使い込んでいると、それぞれのメーカーが得意とするフィールドや状況があることに気づきます。

近年はサーフなどの外洋系フィールドに出ることが増えたのですが、そんななかで“外洋にめっぽう強いな”と感じたルアーがあるんです。

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目次

アイキャッチ画像:おかもち

外洋といえば」

外洋は遮るものがほとんどなく、自然のエネルギーに満ちた広大な世界。

その中から魚を引き寄せるには、ルアーに「確実に魚を呼ぶ力」と「食わせる力」の両方が求められると感じています。

そんな外洋系の釣りにおいて、個人的にめっぽう強いと感じているのがジャンプライズのルアー。

『ぶっ飛び君』や『かっ飛び棒』シリーズは定番中の定番で、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。

豪快な釣りのイメージが強い外洋ですが、実際には“食わせ”の要素が求められるシチュエーションも少なくありません。

ジャンプライズは、そうした状況にも対応できるよう、外洋でも使える小型ルアーも複数ラインナップしています。

そのひとつが、今回紹介するプチボンバーです。

おかもち

おかもち

筆者の必殺ルアーとして大活躍のプチボンバーを、がっつりインプレしていきますよ!

プチボンバーの特徴

外洋で使えるミニマムサイズ

一般的にサーフや磯等の外洋系のフィールドで使用頻度が高いのは、120〜140mmのプラグでしょう。近年では、スレ対策のためか各社90mmのプラグも増えてきました。

しかし、このプチボンバーはさらに小さく、全長はわずか70mm

外洋向けのルアーとしては最小サイズを誇りながらも、大物にも十分対応できるボディ強度やフックを採用し、外洋系のフィールドでしっかり使用できるミニマムルアーと言えます。

おかもち

おかもち

飛距離や飛行安定性が優れている点も見逃せません!

浮き上がりに優れている

“外洋の釣り=飛距離重視”と考える方も多いと思います。実際、比重の高いルアーの出番が非常に多く、メタルジグはその代表格と言えるでしょう。

しかし、比重が高いルアーは水に浮かないため、表層を狙うのが苦手。

そんななか、プチボンバーはシンキングタイプながらも立ち上がりが早く、浮き上がりに優れているのが特徴です。

この“表層をしっかり引ける”という性能は、じつは外洋において非常に貴重。シチュエーションによっては、表層を狙えるルアーが爆発的な釣果をもたらす場面もあるのです。

おかもち

おかもち

飛距離と表層攻略の両立——これこそが、プチボンバーが外洋で光る理由のひとつと言えるでしょう。

ウエイトSSとSの2種類をラインナップ

プチボンバーは70mmサイズながら、ウエイトは10g(SS:スローシンキング)と12g(S:シンキング)の2タイプがラインナップされています。

筆者の場合、水面直下をじっくり攻めたいときは、浮き上がりやすくレンジキープがしやすいSS(スローシンキング)を使用。風が強い日や海面が荒れている状況では、SSだと水面を滑ってしまうこともあるため、沈下速度が少し速く操作感の安定したS(シンキング)タイプを使用しています。

プチボンバーの使い方

ドリフトが一番口を使わせやすい

ドリフトとは、潮の流れや風によるライン抵抗を利用して、ターゲットが口を使いやすいスポットへルアーを送り込むテクニックです。

ルアーを自発的に動かすのではなく、自然の力に任せて流し込むことで、よりナチュラルなアクションになり、警戒心の強い魚にも口を使わせやすくなります。

おかもち

おかもち

このプチボンバーは、とくに外洋でのドリフトがしやすいです!

もちろん、ただ巻きもOK

ドリフトが一番口を使わせやすいと感じますが、もちろんただ巻きもOKです。

ただ巻きのポイントは、水面直下を引いてこれるリトリーブ速度を意識すること。

引波を出すか出さないかのギリギリの層を引くことが、プチボンバーでバイトを得るキモだと感じてます。

追われるベイトを演出するパニックアクション

ドリフトでもただ巻きでもダメな時に使用するテクニックとして、パニックアクションを紹介します。

意図的にロッドを煽ってルアーのバランスを崩し不規則なアクションを加えます。これがパニックに陥ったベイトを演出でき、ターゲットに猛烈アピールします。

コツは、ラインを張りすぎないこと。ラインを張るようなバシバシというロッドアクションではなく、ラインを踊らせ、その惰性でルアーにアクションが伝えるような強すぎないロッドアクションがキモだと感じてます。

【裏技】痙攣ベイト風アクション

ジャンプライズの公式サイトでは、プチボンバーの裏技的な使い方も紹介されています。

それが、フロントフックを取り付けるアイにラインを接続して使う方法。

そのセッティングでただ巻きすることでロールアクションを伴い、表層を漂う溺死寸前のベイトを演出することができます。

おかもち

おかもち

どうしても空気抵抗が増えて飛距離は落ちてしまいますが、パニックアクションでも反応しない魚に口を使わせる最終手段としてお試しください。

こんなシチュエーションに強い

絶大な信頼を寄せてるプチボンバーですが、さまざまな場面で使用してきた中で「プチボンバー一択!」と思ったシチュエーションがあります。

こんな場面で、ぜひ試してみてください!

マイクロベイトが溜まっている

マイクロベイトはルアーフィッシングをする上で外すことのできない重要な要素です。

フィールドによって溜まる時期やベイトの種類は異なると思いますが、共通しているのは表層に溜まるということ。

マイクロベイトが溜まっている位置を狙って通すことを意識すれば、効果的にアプローチできます。

サラシが少し物足りないとき

磯のヒラスズキではサラシが濃いほど食いが立ちやすいというのは定説です。そのためかサラシが薄い状況では難しいと感じるアングラーも少なくないでしょう。

実際のところ、サラシが薄いシチュエーションでもヒラスズキを釣ることはできます。

そのためには、“より表層をよりナチュラルなアクション”で通すというのが、口を使わせるポイントの一つ。プチボンバーならそんな状況でも魚を引っ張り出してくれるはずです。

外洋系フィールドの最終手段

いかがでしたでしょうか。

広い外洋系のフィールドにおいて、決して万能なルアーというわけではありませんが、シチュエーション次第では非常に爆発力を秘めたルアーであり、筆者が必ずボックスに忍ばせているルアーです。

もし、サーフや磯の釣りで、釣果がなかなか上げられないという方は、ぜひ試してみてください!

撮影:おかもち

    ジャンプライズ プチボンバー 70SS シャローライト

    全長70mm
    重量10g
    タイプスローシンキング
    レンジ0〜50cm

      ジャンプライズ プチボンバー 70S

      全長70mm
      重量12g
      タイプシンキング
      レンジ10〜80cm

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