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【禁断の生食?】一度食べたら戻れない釣魚3選、教えます。

【禁断の生食?】一度食べたら戻れない釣魚3選、教えます。

釣った魚をどう食べるかって、釣り人にとって大きな楽しみのひとつですよね。

その中でも、新鮮な魚だからこそできる刺身は、釣りたての醍醐味!

そんな刺身ですが、一般的には刺身で食べることが少ないけど、じつはめちゃくちゃおいしい魚もいるんです。

今回は、そんな「刺身でもウマい!」と思った、ちょっと意外な釣魚を3種紹介します。

目次

生魚の摂取には寄生虫感染や食中毒などのリスクが伴います。とくに免疫力が低下している方や妊娠中の方は、生魚の摂取を避けることを強く推奨します。

本記事をご参考にされる場合は、あくまでも自己責任でお願いいたします。安全性を確保するためには適切な処理と衛生管理が不可欠です。

刺身で食べると旨い釣魚3選

ブリの刺身

刺身といえば、ブリやマグロ、ヒラメといった定番の魚を思い浮かべますよね。

しかし、じつは刺身ではあまり食べられることのない魚の中にも、驚くほどおいしいものが存在します。

人に話すと「え、刺身で食べられるの?」と驚かれることも少なくありません。

イシカワ

でも食べてみると、意外や意外、食べる前には想像できないおいしさだったりするんです。

ハゼ

ハゼ

釣りで人気のターゲットであるハゼ。

とくに夏から秋にかけては、お手軽に数釣りも楽しめるため、ファミリーフィッシングの定番でもありますね。

ハゼの天ぷら

そんなハゼの料理といえば、やっぱり天ぷら。ホワッした身が上品でおいしいですよね。

ハゼといえば天ぷら! というくらい定番の食べ方ですが、じつは刺身で食べてもおいしいんです。

ハゼを刺身にするときの注意点

スカリに入ったハゼ

釣ったハゼは新鮮に持ち帰るのが肝心!

スカリに入れて活かしておくのも良いですが、釣ってすぐに氷を入れたクーラーボックスで締めると、より鮮度を保ちやすくなります。

ハゼの刺身

ハゼ

刺身にするなら、味が良いマハゼがおすすめです。

とくに、海や汽水域で釣れたものは臭みが少なく、刺身に最適です。

ハゼを捌く

三枚におろし、腹骨を丁寧にすき取って、皮を引けば下処理は完了。

捌いた身を氷水にさらして「あらい」にすると、身が締まってほどよい弾力が出て食感がぐっとよくなります。

ハゼの刺身

ハゼの刺身は淡白で上品な味わいながら、ほんのり甘みがあってとてもおいしいんです。

醤油で食べてももちろん旨いのですが、ポン酢でさっぱりと食べるのもおすすめ。

ハゼのお寿司

酢飯との相性が抜群のハゼ握り。

甘みが引き立ち、爽やかな酸味とのバランスが絶妙です。

イシカワ

鮮度が落ちるのが早いため、スーパーなどでは見られないハゼ。新鮮なハゼを刺身で楽しめるのは、釣り人ならではの特権ですね!

ベラ

ベラ

お次は、堤防でエサ釣りをしていると釣れることの多いベラ。

見た目がカラフルなので、食べたことがない人も多いんじゃないでしょうか。

ベラの料理

ベラの干物

身が柔らかいものの、塩焼きや唐揚げ、干物などでおいしく食べられます。

その派手な姿からあまりイメージが湧かないかもしれないですが、刺身もおいしいんですよ。

ベラを刺身にするときの注意点

ベラ

ベラは体表に強いヌメリがあるため、水汲みバケツに入れておくと水がトロッとなり酸欠になってしまいます。

元々身が柔らかく痛みやすいので、釣ったら早めに氷締めにすると良いです。

また、ベラを刺身にするのであれば、旨みがあり身が他種よりも締まっているキュウセンがおすすめですよ。

ベラの刺身

ベラ

体表の強いヌメリは、塩で揉んで水でしっかりと洗い流します。

三枚おろしにして皮を引くと、びっくりするくらい綺麗な白身が現れます。

ベラの刺身

ベラの刺身は、ほんのり甘くて食感は柔らかめ。

淡い甘みですが食感も相まって甘エビのような印象を受けます

見た目とのギャップに驚きますね!

ベラの昆布締め

昆布締めもおすすめ!

柔らかい身が締まって食感が変わり、旨みがアップしておいしいです。

イシカワ

キュウセンはメスが赤くオスが青いですが、アオベラと呼ばれるオスのベラのほうが身が締まっていて旨みがありおいしいですよ!

アナゴ(毒に要注意)

アナゴ

最後はぶっこみ釣りでの好ターゲット、アナゴ。

釣れやすいのはマアナゴとクロアナゴですが、クロアナゴもおいしいものの小骨が強いことが多いので、食べるにはマアナゴのほうが良いです。

アナゴ料理といえば

煮穴子

アナゴ料理といえば煮穴子や焼き穴子が定番。

ふわっとした食感と甘辛いタレが絡んで、お寿司や丼にすると最高ですよね。

僕は生食できるとは考えてもいませんでしたが、アナゴの刺身を出す店に出会ったことがキッカケで挑戦することになりました。

イシカワ

ただし、アナゴを生食する際には大事な注意点があります!

アナゴを刺身にするときの注意点

アナゴ

アナゴは血やヌメリにタンパク質性の毒が含まれているため、基本的には加熱調理が推奨されます。

火を通せば毒性は失われますが、生食する場合はしっかりと下処理をすることが大切です。

釣ったらすぐに、首の後ろ側から切り込みを入れて背骨を断ち切り、水汲みバケツに入れて血抜きをします。

血抜きがしっかりとできたところで、氷締めにして持ち帰りましょう。

アナゴの刺身

アナゴを捌く

ヌメリをしっかりと落とす必要があるので、体表に酢をかけてヌメリを凝固させて包丁でこそげとります。

身にヌメリがつかないように、工程ごとにまな板をきれいに洗うなり、まな板を変えるなりして捌きます。

アナゴを捌く

柵にした後は身を氷水で洗います。

念の為にヌメリを落とす意味合いですが、身が締まってより歯応えが良くなりますよ。

アナゴの刺身

厚みを出して切っても良いですが、アナゴは食感がしっかりとしているので、僕は薄くそぎ切りにするのが好み。

コリコリとしたフグ刺しに近い食感で、ヒラメのエンガワに近い味わいがあります。

アナゴの刺身

醤油やポン酢はもちろん、塩でもおいしいです。

咀嚼すればするほど、脂の旨みと甘みが口の中に広がりますよ。

食事はもちろん、お酒にもぴったりの刺身です!

イシカワ

自己責任な面がありますが、個人的に白身の刺身の中で最高峰です!

どの魚も鮮度が命

様々な魚

「刺身にするイメージがない魚」でも、刺身で食べてみると新たな発見があるかもしれません。

ただし、どの魚も鮮度が命。釣ったら早めに締めてしっかりと冷やして持ち帰り、新鮮なうちにいただくのがおいしく食べるコツです。

生魚の摂取には寄生虫感染や食中毒などのリスクが伴います。とくに免疫力が低下している方や妊娠中の方は、生魚の摂取を避けることを強く推奨します。

本記事をご参考にされる場合は、あくまでも自己責任でお願いいたします。安全性を確保するためには適切な処理と衛生管理が不可欠です。

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