付けるだけで釣果アップ!?

スピナーベイトやスピンテールジグ、スピナーなど、フィッシュイーター達は“ブレードのきらめき”が大好き。
とくに小さなベイトフィッシュを追っている時は、ブレード系ルアーが無類の強さを誇ります。
今回は、そんなブレードが付いたフックを使ったら、「想像以上に釣れたよ!」というお話です。
ブレード付きフックについて
合わせるルアーは適当なメタルジグでOK

イメージとしては、あくまでメタルジグはオモリ役として存在し、誘って食わせるのはブレードの役割。
なので僕は塗装が剥がれまくったメタルジグを使うことが多く、それでもよく釣れます。
巻くだけで釣れる
ブレードフックの良いところは、巻くだけで釣れること。
なので、操作が必要な普通のメタルジグよりも、初心者の方にとっては優しいと思います。

使う時に意識するのは、フラッシングを活かすこと。
曇りやマズメ時よりも、雲一つない晴れの日に異常に反応が良いことが多いです。
引き抵抗は強くなる

ブレードを付けると引き抵抗が圧倒的に強くなります。
なので、ルアーが持つ本来の動きは殺されてしまうわけです。
それによって釣れなくなるルアー、逆に釣れやすくなるルアーもあると思うので、そこを見つけるのも面白さかもしれません。
飛距離は圧倒的に落ちる

ブレード系ルアーは空気抵抗が大きく、飛距離はイマイチ。
もちろん、ブレードフックも例外ではありません。
体感ですが、100m飛ぶメタルジグにブレードフックを付けると、75mぐらいまでは落ちます。
愛用しているのはオルルド釣具製

いくつか試してきた中で、使いやすかったのはオルルド釣具製。
低価格にも関わらず、サイズが豊富で掛かりも悪くありません。
オルルド釣具 ブレード付きフック
| フックサイズ | 2#、4#、6#、8#、10# |
|---|---|
| カラー | ゴールド、シルバー |
フックサイズは5種類、ブレードのカラーはゴールドとシルバーの2種類から選べます。
僕は小型青物やカマスを狙うのに使うことが多く、その辺りには8#が最適。

ブレードはワンサイズなので、フックサイズが変わってもブレードのサイズは変わりません。
相場と比べると、やや小型なブレードだと思います。

写真は5回ほど釣行を重ねたフック。
そう、弱点は非常に錆びやすいこと。
ただし、そもそもフック自体を消耗品と考えていて、なおかつ安価なので、そこはどんどん交換しているので問題なし。
ブレード付きフックの釣り方

ブレード付きフックの魅力の一つが、いろんな魚が釣れること。
僕が釣っている範囲でも、ヒラセイゴ、ハマチ、シオ、マゴチ、カマス、メッキ、根魚など、フィッシュイーターであれば“なんでもござれ”な状態。
いろんな魚を釣ってきて有効だと感じた使い方を紹介します。
表層ただ巻き
魚の活性の高い時や魚が海面付近にいる時は、表層ただ巻きが有効。
あたり方もガッ! と竿が持っていかれるほどで、僕が一番好きな釣り方です!
とくにシオ(カンパチの子ども)からの反応は抜群で、まるでトップウォーターのように水面を割ることも少なくありません。
ボトム付近をただ巻き
一度ボトムまで落としてからのただ巻きも効果的。
ある程度浮き上がったら再度沈めて底を取り直しますが、そのフォール中にもブレードがキラキラ光り、ボトム付近をフラフラと漂うベイトを演出できます。
止めるのも◎
リーリングを時々止めてちょっとフォールさせるのもめちゃくちゃ効きます。
ただ巻きに一切反応が無くても、フォールさせると急に釣れ始めることもあるので、アタリがない時は時々リーリングを止めてみてください。
ボトムを取ってから、シャクリ&フォールもアリ
普通のメタルジグのように、シャクってフォールもじつはアリ。
実際、普通のメタルジグのフォールでは釣れない時に、ブレードのフォールが異常に効いて驚いたことがありました。
時には予想しない魚も

時には予想だにしない魚が釣れることもあるブレード付きフック。
魚のサイズも選ばずに釣れるため、「釣れる魚はなんでも釣りたい」というスタンスの方にはイチオシです。
ボウズ逃れの有効な手段でもあるので、ぜひお試しください!
撮影:DAISUKE KOBAYASHI
オルルド釣具 ブレード付きフック
| フックサイズ | 2#、4#、6#、8#、10# |
|---|---|
| カラー | ゴールド、シルバー |



