円良田湖の基本情報
円良田湖は埼玉県寄居町と児玉郡美里町に跨る、農業用水として利用されている人造湖です。周囲4.3キロメートルという小柄な円良田湖周辺は自然環境が素晴らしく、春先や紅葉の季節はハイキングコースとして人気があるとともに、へらぶなとワカサギの放流を定期的に行っており、多くの釣り師が訪れる湖としても知られています。
円良田湖で釣れる魚
円良田湖のへらぶなの放流の歴史はとても古く、湖が完成した昭和31年から現在まで続いています。そのため年間を通して魚影が濃く、季節を問わず訪れた釣り人を満足させてくれます。また、ワカサギの放流も同時に行っており、厳冬期であっても、より釣りを楽しむことが可能です。
円良田湖へのアクセス
電車で円良田湖へ向かうには秩父鉄道波久礼駅下車から徒歩20分、車で向かう際には関越道花園インターより秩父・長瀞方面へ向かい、末野交差点を右折し美里・児玉方面へ約2キロ程で到着です。
円良田湖、釣り料金
桟橋料金 | 金額 |
一日券 | 2,100円 |
半日券(午後1時から) | 1,100円 |
女性・高校生まで | 800円 |
円良田湖は人造湖であるため、釣り人からの釣り料金の徴収によって自然の保護、放流活動を行っています。入漁料を支払えば周囲から陸釣りすることが可能ですが、釣りをするために設置された桟橋部では、変化に富んだ棚で魚影もより濃く、更に釣果を期待することが出来ます。
ボート釣り 料金
ボート料金(入漁券込) | 金額 |
一日券 | 2,800円 |
1人乗り(ワカサギ釣り) | 2,600円 |
2人乗り(ワカサギ釣り) | 3,500円 |
円良田湖では、釣り専用の桟橋の他にも、ボートのレンタルもあります。あらゆるポイントを狙うことが出来るため、更に釣果を多くあげたい方や、他の釣り人から離れ、自然に囲まれた円良田湖でゆったりとした釣りを楽しみたい方に好まれています。入漁料とボートのレンタル費用はこの料金に含まれています。
ボート釣りへ持って行くと便利な道具
円良田湖の水深をチェック
特にへらぶな釣りの底釣りをする場合には、釣りをするポイントの水深を事前にチェックしておくことが大切です。しかし、自然環境や気候、降雨などにより水深は日々変化しているため、より最新の詳細は、釣りをする前に現地管理事務所にご確認ください。
常菅桟橋
常菅桟橋はへらぶな釣り専用の桟橋で平均6メートル程の水深で変化に富みますが、やや浅場が多い傾向にあります。
旅館下桟橋
旅館下桟橋もまた平均的な6メートル前後で推移しますが、深めの部分へも近く、中層からより深い棚を探ることも可能です。
梅林桟橋
梅林桟橋の中でも特に実績の高い下流側はやや深めで8メートル程にまで達しますが、底が取れれば好釣果が期待出来ます。
梨の木桟橋
梨の木桟橋は6メートルの平均的な水深ですが、湖底がなだらかで非常に底が取りやすく、底釣りに向いています。
中央ロープ
円良田湖の中でも最深となるのが中央ロープ付近です。水深10~15メートルとかなり深いため、底釣りは難しいポイントになりますが、ボート釣りでは一級ポイントとなります。
円良田湖の最新釣果情報
一日を通して充実した釣果を得る為には、仕掛けや技術ももちろんですが、最近の釣り場の傾向や釣果情報を事前に調べておくことが非常に大切です。出掛ける際には下記より最新の釣果情報を事前にチェックし、万全の準備を整えてから釣りに出かけるようにしましょう。
円良田湖の最新釣果
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円良田湖で釣りと自然を満喫しよう!
年間を通して楽しめる円良田湖の素晴らしい自然景観と、他でなかなかお目に掛かれないような型のいいへらぶなは、寄居町観光協会の方々の日々の努力で保たれています。そんな季節折々の表情で楽しませてくれる円良田湖の自然を満喫しながら、水面のウキの動きを楽しむ円良田湖の釣りに出かけてみてはいかがでしょうか。