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釣れない人に見てほしい・魚を釣る為のたった3つのヒント(3ページ目)

ヒント②ターゲット(魚種)の習性を理解していますか?

狙っている魚の習性を理解せず釣りに行くというのは、好みを把握していない人に山勘でプレゼントするようなものです。

魚種ごとの習性を深く知る事で、アプローチの方法が分かります。ここでは多くの魚に当てはまる習性(特徴)をご紹介します。

基本的に魚は臆病

出典:pixabay

例えそれがフィッシュイーターだとしても魚は食物連鎖のピラミッドでは下位に位置します。そんな彼らが弱肉強食の世界で生き残る術の1つに「常に臆病である」事があげられます。

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つまり、いきなり自分の体長の何十倍もある人間が水辺に立てば、魚が警戒するのは当然の事。

水深が深く音や振動が伝わらない場所の魚を狙うならまだしも、浅場にいる魚を狙う際に水辺に影を落としたり、大きな音を立てるのは魚を遠ざける行為なのです。

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獰猛なピラニアや餌付けされた動物(堤防の小魚・池の鯉)など、例外もありますが「釣り場は静かに・着水音は静かに」が基本です。

魚の性格(警戒心)はいつも同じではない

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同じ魚種でも、水中に垂らした3ポンドラインを避けたり、本物そっくりなルアーを見切る魚も存在しますが、50ポンドラインに結ばれた、エサと全く似つかない色や形のルアーを食べる魚も存在します。

つまり彼らは、とてつもなく警戒心が高い時もあれば、我を忘れて餌を追い回す時もあったりと、実に様々な面を持ち合わせている生き物だという事です。

ターゲットの魚にどんな性格があるか、どんな面があるか、その面がどんな時に姿を表すのか、それを知るだけでも、今までと全く違うアプローチの方法が見えてくるのです。

基本的に魚は温度変化に弱い

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変温動物である魚は、人間よりも遥かに温度変化に敏感で、たった1℃の水温差が彼らの活性を大きく左右します。

狙う魚の適水温とポイントの水温を知れば、彼らが今どこにいて、どんな状態なのかを予測する事ができ、ポイントの選定、ルアーのプレゼンテーションの仕方も変わってくるのです。

魚の習性を知る=魚を観察する

資料

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魚の習性というのは、特別珍しい種類でもない限りインターネットや書籍など調べればいくらでも資料が出てきます。そこから勉強をする事も大事ですが、リアルな魚を観察する事も大切です。

魚がどこに隠れているのか、どんなエサの食べ方をしているのか、どんな形態をしているかなど、自分の目で観察する事で活字では知りえなかったリアルな情報を知る事が出来るのです。

撮影:TSURI HACK編集部

ヒラメを例にとって言えば、下アゴが突き出ているのは何故だろう、どうして歯が鋭いのだろう、この目はどこを見ているのだろう、体が平べったい理由は?

といった様に、常に「どうして?」という疑問を持った事は、誰かにただ教えられるよりも、深い知識となって自身に蓄えられて行く事でしょう。皆さんも是非、自分のターゲットに置き換えて考えてみて下さい。

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