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穴釣りに使うラインの太さや素材を徹底解説!

穴釣りに使うラインの太さや素材を徹底解説!

穴釣りのラインって何を使ったらいいの? そんな方必見!

穴釣りに適したラインの素材や号数(太さ)や長さとは?

ナイロン・フロロ・PEといった素材別の特徴や選び方を初心者にも分かりやすく解説しています。

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

穴釣りに求められるラインの要素

穴釣りで釣れたカサゴ
撮影:釣り好き!まっちゃん

穴釣りは、消波ブロック(テトラポッド)や岩の隙間に潜んでいる、カサゴやムラソイといった大きくても25cm程度の根魚を狙った釣りです。

テトラの隙間に仕掛けを送り込む
撮影:釣り好き!まっちゃん

地域によっては30cmを超えるソイやアイナメといった思わぬ大物が釣れることもあり、それらの魚を根から引きずり出すのも穴釣りの醍醐味です。

めしだ

したがって、穴釣りで使うラインにはコンクリートや岩に対しての擦れに耐えられる素材や太さが求められます

穴釣り用ラインの選び方と注意点

素材はナイロンかフロロが定番

ナイロンとフロロカーボン
撮影:めしだ

穴釣り用ラインの素材は、エサ釣りの定番ラインであるナイロンライン もしくは、根に対する擦れに強いフロロカーボンライン が主流です。

▼スピニングリールならナイロンライン

スピニングリールに巻いてあるナイロンライン
撮影:TSURI HACK編集部

スピニングリール を使うのであれば、しなやかで、巻きぐせの付きにくいナイロンラインを使うのがおすすめです。

フロロカーボンは巻きぐせが付きやすいというデメリットがあり、スピニングリールで使うとバックラッシュなどのライントラブルが増加する傾向にあります。

▼ナイロンラインを特集した記事です。

▼ベイトリールならフロロカーボン

ベイトリールに巻いてあるフロロカーボンライン
撮影:tuki

フロロカーボンは擦れに強く、切れにくさを重視したい方におすすめ。

しかし、太い号数は巻きぐせが付きやすいので、スピニングリールではなくベイトリール で使うのに適しています。

フロロカーボンラインを巻いたベイトリールはスピニングリールよりも力を入れて巻きやすく、荒い根から強引に根魚を引き剝がせます。

▼フロロカーボンラインを特集した記事です。

▼PEラインは穴釣りに不向き

スレに弱いPEライン
撮影:めしだ

ソルトルアーの王道ラインであるPEライン は、擦れに対して極端に弱いことから穴釣りには不向きです。

もしPEラインを使いたいのであればリーダーを水深分ほど長く取り(ロングリーダー)、PEラインと根が擦れないように細心の注意をしてください。

めしだ

PEラインが根に擦れてしまった場合、想像以上に簡単に切れてしまいます。

太さは3~5号(12~20lb)程度

穴釣りラインの太さ
撮影:TSURI HACK編集部

穴釣りで使うラインの太さは、強度を重視して3~5号を選ぶのがおすすめです。

スピニングリールであれば扱いやすさを考慮して3号程度、ベイトリールには5号程度を巻いておけば強引なファイトが安心してできます。

めしだ

3号以下はいくら対象魚が小さいからといって、少し不安が残る太さであるため、できるだけ巻き替えるのが良いでしょう。

ナイロンライン・フロロカーボンラインの号とポンド換算表

号(ごう)キログラム(kg)ポンド(lb)
2.5号4.536kg10lb
3号5.443kg12lb
3.5号6.350kg14lb
4号7.257kg16lb
5号9.072kg20lb
7号11.340kg25lb
※換算の数値の太さは、日本釣用品工業会(JAFTMA)が定めている標準規格を参考にしています。

長さは50mもあれば十分

穴釣りの足場
撮影:TSURI HACK編集部

穴釣りで使うラインの長さは、50mもあればほとんどの釣り場に対応できます。

穴釣りで狙うのは岸際のテトラや岩の隙間がほとんどであり、水深は深くても10m程度です。

たくさんラインを巻く必要はないので、余ったラインを利用するのもおすすめです。

色は視認性で選ぶのがおすすめ

蛍光色のナイロンライン
撮影:TSURI HACK編集部

穴釣りで使うラインの色は好みの問題ですが、視認性の高い蛍光色を選ぶとアタリを見やすくなります。

派手な色では魚が警戒しやすくなるといったイメージもありますが、実際には大きな差はありません。

めしだ

もちろん透明のラインでも問題なく穴釣りを楽しむことはできるので、視認性を重視するか否かで選んでみてください。

迷ったらコレ!ライター愛用の穴釣りライン

種類がたくさんあって選べないという方必見!

数ある商品の中でも、ライターが愛用中で、とくにおすすめしたい穴釣りラインを紹介します。

シーガーから販売されている、300m巻きのお得なフロロカーボンライン

300m巻きなので合計6回ほどラインを巻き替えることができ、ラインの劣化や傷付きを感じたらすぐに新品へと交換しやすいのが大きなメリットです。

性能としては申し分なく、根ズレにも強いので穴釣りラインとしては充分すぎる性能だと感じています。

by 筆者(めしだ)

穴釣りにおすすめのライン7選

ナイロン3選

ダイワから販売されている500m巻きで、気軽に巻き替えやすいナイロンラインです。

出荷時にはラインを傷付けにくく、劣化させにくい平行巻きがされた状態となっており、使用時には100%のパフォーマンスを発揮できます。

6色のカラーがラインナップされているので、自分好みのカラーを選んでみてください。

柔らかめに設計することで糸馴染みが良く、巻き癖が付きにくいのでライントラブルが少ないナイロンラインです。

カラーのジャングルグリーンはカモフラージュ性能が高く、ハイプレッシャーなフィールドの警戒心が強い根魚相手におすすめ。

本来はバスフィッシングのために開発されたラインなので、バスフィッシングで使っているリールをそのまま穴釣りに使いたい方はぜひ。

老舗釣り糸メーカーであるヤマトヨテグスから販売されている、コストパフォーマンスに優れたナイロンラインです。

従来のエサ釣り用ナイロンラインよりも柔らかく設計されているので、巻き癖が付きにくくライントラブルなく穴釣りを楽しめます。

100m毎にマーキングがされているため複数回に分けて使用しやすく、気軽にラインを巻き替えられることもメリットです。

フロロカーボンライン4選

    デュエル CN500™ カーボナイロンライン 500m

    素材カーボナイロン
    号数(号)3
    長さ(m)500

    口コミ・レビュー

    強度もありしなやかなのでとても使いやすいです!PEを使わない釣りではこのラインを使って行こうと思います。

    出典: 楽天市場

    デュエル独自のフロロカーボン×ナイロン素材のライン。

    フロロとナイロンの特性を併せ持ち、適度な柔らかさと伸びを持ちつつ、耐久性にも優れます。

    Amazonでは 5,609個の評価を集め、その平均は星4.1/5と高評価。

    ※こちらはナイロンラインというより、フロロライン(コシが強め)という認識で使った方が、トラブルも少ないでしょう。

    フロロカーボンのパイオニアである“クレハ”のハイコスパフロロカーボンライン。

    3lb〜14lbは320m巻きで、フロロカーボンラインの入門にも、ラインを頻繁に巻き替えたい方にもおすすめ。

    値段は控えめですが、基本性能は十分。しなやかさもあるので、フロロカーボンの中では扱いやすい部類に入ります。

    80m毎にマーキングシールがあり、残数を表示している点も分かりやすいです。

      ダイワ BASS-Xフロロ 240 20lb

      素材フロロカーボン
      号数(号)5
      長さ(m)240

      口コミ・レビュー

      高いラインもいいのですが、こちらのラインをまめに変えたほうが、巻きぐせがなく良いです。シャロースプールなので、2年はもちます。平行巻きも良いですね。

      出典: 楽天市場

      ダイワから販売されている、番手によって糸の持つ性質を専用設計した穴釣りにもピッタリなフロロカーボンラインです。

      太番手は巻き癖が付きにくいよう柔らかめに設計されているので、スピニングリールで太いフロロカーボンを使いたい時にもおすすめ。

      根ズレにも強く、30cmを超えるソイやアイナメが掛かっても強引に引き剝がせるだけのパワーを備えています。

      サンラインから販売されている、基本性能をしっかりと備えた320m巻きのコストパフォーマンスに優れたフロロカーボンラインです。

      メインラインとしてはもちろんハリスやリーダーとしても使える万能さが魅力で、もちろん穴釣り用としてもピッタリ。

      80m毎に目印が設けられているので、安いラインを頻繫に巻き替えて使いたい方におすすめです。

      穴釣りで注意したいラインの扱い

      こまめに切って結び直そう

      ラインチェック
      撮影:TSURI HACK編集部

      穴釣りでは、こまめにラインを切って結び直すことが大切です。

      ラインは知らず知らずのうちに根に擦れて傷付いており、大きな魚が掛かった時などに切れやすくなっています。

      めしだ

      チャンスを確実にものにするためにも、ラインはこまめに切って最適な状態を維持してください。

      貝類に糸を当てないように注意

      牡蠣殻とテトラ
      撮影:TSURI HACK編集部

      テトラや岩には牡蠣やマツバガイなどの貝類が多く付着しており、ラインが切れる原因となります。

      また、貝類の隙間にラインが挟まってしまって回収不能になることもあるため、できるだけ貝類にはラインを当てないようにしましょう。

      めしだ

      とくに風や波が強い状況下では、ラインをとられてうっかり挟まりやすいので注意が必要です。

      両軸リールは糸嚙みに注意

      穴釣り用の両軸リール
      撮影:tuki

      市販されている穴釣りセット の多くには小型の両軸リール が付いていますが、小型の両軸リールはスプールとボディの隙間にラインが入り込みやすいです。

      糸嚙みしてしまうとラインが傷付いたり、リールの破損に繋がってしまうため注意が必要です。

      めしだ

      じつは初心者には少し扱いが難しいリールなので、できるだけ普段から使っているリールに交換して使うのがおすすめです。

      擦れに強いラインを使って穴釣りを楽しもう

      穴釣り
      撮影:TSURI HACK編集部

      穴釣りは回遊魚が釣れない時や、マズメが終わった昼間にも楽しめるとても楽しい釣りです。

      テトラや岩の穴を探るので擦れに強いラインが必須ですが、そこまで高価なラインを用意する必要はありません。

      めしだ

      適切な太さのナイロンやフロロカーボンラインを使えば誰でも、どこでも簡単に楽しめる釣りなので、ぜひルアーフィッシング等とあわせて楽しんでみてください。

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