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小アジの賢い食べた方。極上のおすすめレシピ4選

小アジの賢い食べ方。極上のおすすめレシピ4選

料理するのがちょっぴり面倒で、どうやって食べようか迷いがちな小アジさん。

そんな小アジの極小レシピをお届けします!

うまく下ごしらえをすれば、とても美味しく食べられますよ。

目次

小アジを美味しく食べよう

アジングで釣った小アジ

釣り対象魚の代表格であるアジ。

大きなものが釣れると嬉しいですが、堤防のサビキなどでよく釣れるのは小アジですよね。

この小アジ、刺身にするのはちょっと面倒だし、身も多くないし……と、ちょっと食べ方に悩む方も少なくないのでは?

しかし、少し手間をかければ美味しく食べられる魚ですので、今回はそんな小アジのおすすめ料理をご紹介したいと思います。

ちなみに、この記事では10〜20cmのアジを小アジと指すことにします。

下ごしらえが超重要!

包丁を研ぐ

小アジを料理するに当たって一番大事なのは、下ごしらえです。

先ずはよく切れる包丁を用意しましょう。ボクは研ぐところからはじめます。

アジ切包丁があるなら尚良し! です。

大名おろし

三枚に下ろすため、ゼイゴごと大名下ろしにするのですが、早速ここで包丁の切れ味が活きてくるわけです。

包丁がよく研がれているとサクッと下ろせます。

小アジの下処理

ゼイゴなどは後で処理していくので、細かいことは気にせずバンバン下ろしていきましょう!

細かい処理は料理次第なところもありますが、今回は内臓もウロコも取りません。

小アジの下ごしらえ

後はこの作業をひたすら繰り返すだけ。

下ごしらえが終わったので、ここから料理にしていきます!

おすすめ料理① たたき

皮引き

下ごしらえが済んだら皮を引きます。

大きなアジなら手でめくれますが、小アジは小さいので包丁で丁寧に引きましょう。

小アジの身

どんどん皮を引いて身を集めていきます。

腹骨も抜かなくてOKです。

身を叩く

ある程度身がたまったら包丁で軽く叩きましょう。

この時、骨も切るイメージで叩くと小骨が気にならなくなりますよ。

薬味

好みの薬味を適当に入れます。

今回はネギと生姜とごまと大葉。

小アジのたたき

和えたら完成。これで大体小アジ10匹分ぐらいでしょうか。

レモンを絞ると美味しそうだったので添えてみました。

小アジのたたきは美味しい

レモンを絞り、醤油をつけていただきます。

う~ん、間違いない美味しさ!

小アジなので脂は乗っていませんが、その分あっさりとしていて、これはこれで美味です。

おすすめ料理② にぎり

シャリ

まずはシャリ作りから。米にすし酢をちらします。

ちなみに、ボクはいつも玄米を食べているので玄米シャリです。

鮨飯

切るようにすし酢を馴染ませます。

この時、木のまな板を使っていると、いい感じに水分を吸収してくれるのでおすすめです。

皮引き

たたきの時と同じように皮を引きます。

腹骨

血合い骨はかなり細いのであまり気になりませんが、腹骨は口に引っかかることがあるのですいておきます。

小アジのサク

これでサクができ上がり。

小アジの握り

漫画やドラマで観た記憶を元に適当に握り、アジのにぎりの完成です!

「にぎり寿司なんて難しそう……」と思われるかもしれませんが、やってみればわりと簡単です。

小アジの握りは美味しい

サクが小ぶりだったので、二切れ合わせて握ってみました。

では醤油をたらし、いただきます!

小アジの握りは美味

ぐはー、むちゃくちゃ旨い!

小アジとはいえ、立派にアジのにぎりです。

旨すぎてアッという間に7貫完食。

おすすめ料理③ 酢じめ

小アジの身

酢じめは巷ではなかなか食べられないので、釣り人ならではの料理です。

まずは塩を振って水分を抜きます。

身のサイズが小さいので10分程で十分です。

酢締め

水分を抜いたら水で軽く洗い、水分を拭き、お酢で〆ます。

お酢の種類によって味の方向性が変わるため、自分の好みを探すのも面白いですよ。

小アジの身

漬ける時間は身の大きさ次第ですが、今回は5分ほど漬けました。

皮引き

丁寧に皮を包丁で引きます。

骨に関しては、気になるようなら抜くのもアリですが、手間をかけたくないボクは抜きません(笑)

小アジの酢締め

生姜と醤油でいただきます。

小アジの酢締めは美味しい

うわー、これも旨い!

なかなか味わい深い上品な出来で、料亭のお通しとして出てもおかしくないような一品になりました。

やや手間はかかりますが、ここまで美味しいと作らない手はありません。

おすすめ料理④ 唐揚げ

唐揚げ粉

釣ってきたけど手間をかけられない! って時には唐揚げがおすすめです。

しっかりと揚げてやれば中骨ごとイケるので、小アジを余すことなくいただけます。

大量消費にも向いているし、一度揚げてしまえば数日間は食べられますからね。

小アジの唐揚げ

塩やレモン、七味マヨネーズで食べると晩御飯の一品やおつまみとしてめちゃ重宝します。

アジフライ

アジフライももちろん美味しいのですが、フライだと中骨まで揚げるのが難しく、唐揚げよりもひと手間かかるので、手早くたくさん食べたい時は唐揚げがイチオシです!

小アジ、旨し。

小アジ

釣るのは楽しいけど、食べるのはちょっぴり面倒な小アジ。

しかし、下ごしらえをキチンとしておくと手間がグッと省け、美味しく食べられます。

その美味しさを知ると、きっと小アジの評価が変わるはずですよ。

撮影:DAISUKE KOBAYASHI

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