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2024年東京湾バチ抜けカレンダー|攻略のポイントも解説します!

2024年東京湾バチ抜けカレンダー|攻略のポイントも解説します!

2024年を迎え、寒さもいよいよ本番。このシーズンを待ちわびていたというシーバスアングラーも多いのではないでしょうか。

1年で最もシーバスが釣りやすい『バチ抜けシーズン』が開幕します!

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目次

【2024年版】バチ抜け予想カレンダーin東京湾

2024年を迎え、寒さもいよいよ本番。このシーズンを待ちわびていたというシーバスアングラーも多いのではないでしょうか。一年で最もシーバスが釣りやすい『バチ抜けシーズン』が開幕します! 

急激な冷えと同時に、釣り場に足を運ぶのが億劫になってしまうこの時期ですが、シーバスアングラーにとっては待ちわびた時期でもあります。

バチ(イソメ・ゴカイなど)を捕食しているシーバスを狙うのが、この時期に開幕するバチ抜けやバチパターンと呼ばれる釣りで、初心者の方も比較的釣果を出しやすい釣り。しかし、時合いの釣りでもあるので、タイミングを外せば非常に難しいとも言えます。

今回は、筆者のホームでもある東京湾のバチ抜けシーズンについて、チャンスのタイミングなどを分かりやすくカレンダーにしてみましたので、釣行の参考にしてみてください。

あかねん

産卵を終えたシーバスにとって、遊泳力の弱いバチは楽にたくさん捕食できる格好のエサ。
 
バチ抜けしかやらないという人も多く、初心者の方でも比較的釣果を出しやすい釣りです!

▼バチ抜けの攻略法について詳しく!

1月|開幕当初はまだ不安定

東京湾のバチ抜けは、基本的に大型河川(多摩川、荒川、旧江戸川、利根川など)から始まります

年によってバチ抜けの開幕は多少前後するので、1月はまだ本格的には抜けていないことも多いです。とはいえ、バチを意識して待機している気の早い個体もいるのでチャンスは大いにあります。

あかねん

バチが目視できなくても、表層にいないだけで底バチのパターンなどもあるので、レンジを探りながら信じて投げましょう!

2月|本格的にシーズンイン!

2月に入ると、様々な河川で安定してバチが大量に抜けます。

ほとんどのシーバスは産卵を終え、かなりの数のシーバスがバチを喰いに河川を遡上します。

イージーな日に当たると、あらゆるバチルアーを見境なく喰ってきたり、場所によっては数釣りを楽しめることもあるでしょう。

あかねん

シーバスのサイズも良型が出やすく、ランカークラス以上が釣れることも!

3月|川バチラストスパート!

3月はサイズは下がってくる印象はあるものの、まだまだ川バチパターンを楽しめます。

春に向け河川には様々なベイトが入ってくる季節で、バチは意識しつつも、ハクパターンなどのマイクロベイトも意識するようになってきます。

あかねん

川バチラストスパートといったところでしょうか!

4月|港湾バチに切り替わる

この時期から昼と夜の潮が逆転し、一部の小~中規模河川を除く大型河川はバチ抜けがほぼ終了します。

ハクなどのマイクロベイトパターンに切り替わって難しい季節ですが、4月は港湾バチが抜け始める時期。“春告魚(はるつげうお)”と呼ばれるようにメバルが港湾で釣れ始めたらスタートの合図です。

港湾の代表的な『引き波バチ』と呼ばれるバチは潮の動く日に安定して抜け、バチの中でも泳ぐスピードが速い『くるくるバチ』は潮が緩い日に抜けやすい傾向があります。

あかねん

港湾バチは潮位が高い時間帯が狙い目です!

5月|港湾バチパターン最盛期!

5月にもなると水温が上がり、港湾バチが安定して抜けるので、港湾バチパターンで釣りやすい時期になります。

夏に向けてより一層夜の潮が緩い日が多くなり、『くるくるバチ』が抜ける日が増えてきます。くるくるバチパターンは潮が緩い日かつ潮位が高い時間帯がおすすめです。

あかねん

場所によっては6月、長い所で7月まで引き続き同様のパターンが成立します。

バチ抜けの攻略ポイント

川バチ

ポイントの選び方

河口よりもやや中流域で、底質が柔らかく汽水に近い場所がより抜けやすい傾向にあります。

流れが激しい場所よりもヨレや流れが滞留した所に溜まりやすいので、河川のカーブの内側や淵、時にはゴミが溜まるようなポイントを押さえておくとよいでしょう。

基本は9cm~15cm程の細身のバチルアーをゆっくりただ巻きするのみ。

バチが目視できなくても、底の方で抜けていることもあるので、シンキング系のバチルアーも用意しておきましょう。とくに風がある日などは、飛距離も安定して出せるので重宝します。

ルアーの大きさはあまり関係なく、その時の流れに同調するよう意識したスピードとレンジコントロールが重要です。

港湾バチ

『引き波バチ』

ポイントの選び方

砂泥質の柔らかい運河や埋め立て地で、なおかつ潮通しの良いエリアに多く見られるため、ほとんどはオープンエリアの回遊待ちの釣りになります。

名前の通り水面に引き波が立つような表層を泳ぐので、目視で探してみるのも手です。

『引き波バチ』は10cm~20cm以上と大型なので、大きめのバチルアーで狙ってみましょう。

一番イージーに数釣りができるバチパターンになりますが、ルアーローテーションがとても大事。

広大なオープンな港湾では飛距離が有利に。ぶっ飛び系の表層を泳ぐルアーで広くスピーディーにヒットルアーを探りましょう。

風がある時は、泳ぎとレンジが安定するリップ付きのバチルアーがおすすめです。

『くるくるバチ』

ポイントの選び方

流れの緩い運河や小規模な都市型河川の一部で見られ、ゴロタや岸壁からも出てきたりするので、際はとくに丁寧に探りしょう。

明かりに集まる習性があるので、常夜灯下は一級ポイントです。

虫のように素早く動き回る『くるくるバチ』は、ルアーのサイズ感とスピードがとても重要

小粒でフリフリと表層を泳ぐシンキングペンシルで、ランガンしながら丁寧にボイル撃ちの釣りです。

見ながら釣るサイトフィッシングが楽しめる釣りですが、シーバスも目が良いのでルアーを見切りやすく、口を使わせるのが難しい難易度の高い釣りです。

あかねん

港湾バチパターンのシーバスは、その時その場所の当たりルアーをローテーションして探す釣りになることがほとんど。
 
潮流の速さや風による水面の波立ち方を考えつつ、ルアーをセレクトした方が魚と出会える確率も高くなります。

▼港湾バチのルアーローテーション術を解説!

さぁ、寒さに負けずに釣りに行こう!

自然の神秘を感じるバチ抜け。産卵を終えた魚にとっても人間にとっても、春の一大イベントですよね。

初心者の方でも釣りやすい時期なので、ぜひ釣り場に足を運んでみてください!

寒さも厳しい真冬の東京湾ですが、シーバスアングラーは休んでいる暇はないですよ! 

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