シマイサキとは

シマイサキはスズキ目シマイサキ科シマイサキ属の海水魚です。イサキとは異なりますが、名前は体型がイサキに似ていおり黒い縞があることから付きました。全長は30センチ前後で体形は側扁形、口先は細く突き出しています。よく似た魚にコトヒキがありますが、コトヒキの口先は丸く黒い縞が弧状であることの違いがあります。
日本では北陸から九州南岸の河川汽水域や沿岸浅場に生息し、魚類、甲殻類、多毛類などを捕食する動物食性で、夜間に就餌回遊することがあります。あまりスーパーなどで見かけることはありませんが、釣りの対象魚として楽しまれています。
シマイサキは「グーグー」鳴く
シマイサキは釣ると独特な構造をした浮き袋を収縮させてグーグーと鳴きます。これは警戒したときや縄張り行動やエサ探しのときの合図と言われています。
シマイサキの釣り
シマイサキは狙ってもなかなか釣れない魚ですが、回遊している群れがいればサビキやウキ釣りで防波堤からでも釣ることができます。シーズンは地域によっても異なりますが5月から10月。ちょい投げ釣りやヘチ釣りの外道でかかることがあり、ちょい投げ釣りではシロギスのタックルや仕掛けを流用できます。ハリは流線の7から10号がおすすめです。エサはイソメ類や魚の切り身などを使用します。
【万能磯竿】
ウキ釣りやサビキ釣りにおすすめの手ごろな万能竿。軽快な振り調子に扱いやすい軽さではじめての1本やファミリーフィッシングにおすすめです。
シマノ ロッド ホリデー磯 R 2-450
落とし込み・ヘチ釣りについては以下のリンクで詳しく説明しています。
ちょい投げの釣りについては以下のリンクで説明しています。
フカセ釣りについては以下のリンクで説明しています。
シマイサキの料理

シマイサキは生息している場所によって味や香りに違いがあり、クセを感じる固体がありますが、濃い目の煮付けにすれば美味しく食べることができます。お刺身や洗いも美味しいのですが、寄生虫がついていることがあるので火を通した調理法がおすすめです。煮付けの他は、塩焼きや素揚げ、ムニエルでも美味しく食べることができます。
関連レシピ
シマイサキを釣ってみよう
シマイサキはなかなか狙って釣れる魚ではありませんが、毎年数釣りを楽しめる地域もあるそうです。地元の釣具店などで情報を聞いて群れを狙ってみましょう。シマイサキの鳴き声を聞いてみたいですね!



