ライトショアジギ勢におすすめのダイペンがある

全国的に大人気なライトショアジギング。
身近なフィールドからブリやカンパチ、サワラなどが釣れる魅力的な釣りです。
そんなライトショアジギフリークの方にこそおすすめしたい、ダイビングペンシルがあるんです!
ガチペン130

今回紹介するのが、2023年にブルーブルーから発売されたガチペン130。
もともと200と160サイズが発売されていて、それらのダウンサイジングモデルとして登場しました。
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これが130mm/30gというサイズ感なので、ライトショアジギングタックルで扱いやすいんです!
ガチペンのいいところ
とにかく飛ぶ

もっとも驚いたが、その遠投性能です。
ペンシル系というと飛行中に回転して失速するものが多い中、ガチペンはまるで弾丸のごとくズバーン! っと飛んでいってくれます。

飛距離を計測してみたところ、平均75.6m、最大81mという結果に。
ロッドはDeto10.0(10ftのサーフロッド)、ラインシステムはPE2号+40lbリーダーです。
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メタルジグに迫る飛距離ですね。
ミスダイブが少ない
ダイビングペンシルはロッドティップでルアーを引っ張ると、水面直下でS字を描くように泳ぎます。
この時、ミスダイブといって水面から飛び出してしまうことがあるのですが、ガチペンはミスダイブが本当に少ないんです。
ミスダイブは魚を誘えないだけではなく、フックがリーダーを拾ってしまったりとトラブルの元にもなってしまいます。
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ミスとトラブルを減らせば釣果に直結しますよ!
ドッグウォークもこなせる
意外とすごいのが、ドッグウォークもきっちりこなせるところ。
ドッグウォークとは、水面でリズミカルに頭を左右に振りながら泳ぐアクション。
ダイビングペンシルはドッグウォークが苦手なものが多いので、これには驚き。
ガチペンのドッグウォークは左右へのスライド幅は小さく、一箇所で水飛沫を上げながらネチネチ誘うタイプのアクションです。
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ダイペンとしてもペンシルとしても使えるってことですね!
気になるところ
なかなか売ってない

ガチペン130はめちゃくちゃいいルアーなのですが、なかなか売ってなくて手に入らないんです。
ぼくも1本しか持っていないため、無くさないように壊さないように大事に使っています。
本当は、そんなことを気にせずガシガシ使いたいんですけどね……。
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ガチペン130に限らず、ブルーブルーのルアー全般が入手困難です(笑)
ガチペンの使い所
ショアからの青物ゲーム

磯でのロックショアゲームはもちろんのこと、サーフの青物ゲームにもおすすめ。
サイズもそこまで大きくないため、中型くらいの青物なら余裕で食ってきます。
ライトショアジギングでは130mmクラスのミノーが使われることも多いので、釣り人の気持ち的にも使いやすいですよね。
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シイラゲームにもめちゃくちゃ良さそうです!
シーバスにも使える

ガチペンのターゲットは青物だけではありません。
ダイビングアクションだけでなくドッグウォークもこなせるので、コノシロパターンでも大活躍。
実際、東京湾のコノシロ付きのシーバスが狂ったようにバイトしました。
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万能系シーバスロッドでも投げやすいのがGOOD!
船からのキャスティングゲーム

ダイビングペンシルといえば船からのキャスティングゲーム。
小さなベイトを偏食する春のヒラマサや、近年人気の近海ボートキャスティングにはバッチリのサイズ感でしょう。
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カタクチイワシやキビナゴを食っている時にはドンピシャですね。
ショアジギファンにおすすめしたい

ガチペン130はルアーゲームの楽しさと可能性を、大きく広げてくれるルアーだと確信しています。
入手困難なのは残念ですが、もし店頭で見つけたらぜひ手に取ってみてください。
トップウォーターやダイぺンを使ったことがない人にも、自信をもっておすすめできるルアーです!
撮影:六畳一間の狼 SUU