【実釣検証】4万円オーバーの高級ウェーダーって、ぶっちゃけどうなのよ?(2ページ目)

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RBB ZIPチェストウェーダーIIで実釣

さて、秋も深まってきた11月初旬。今年は例年と比べ水温が非常に高いこともあり、落ち鮎シーズン真っ盛り。ということでZIPチェストウェーダーを履いて実釣です。

小林
気温、魚のパターンともにウェーディングには最高の季節です。

 

日中ということもあり、橋脚まわりを中心に狙います。

腰まで浸かる程度でも、水圧や水流を多分に受けるのがウェーディングですが、膝下の5レイヤーの強度によって、圧迫される感覚が少ないのも特筆すべき点です。

小林
ブーツ部分が柔らかすぎると、水圧で足の甲などに痛みを感じることもありますね。このウェーダーは程よい硬さのブーツを備えているため、水圧による痛みを感じることも少なく、非常に快適

 

しっかりと胸まで覆われていることで、より深い水深まで侵入することができます。

ウェーダーがなければ確実に狙えないスポットも、ルアーを届けられるようになるのです。

ときに長い距離を歩くこともある、ウェーディングという釣り。ここで立体裁断という特徴が生きてくるのです。

小林
しっかりと足を曲げることができるため、疲れを最小限にとどめてくれます。

 

ルアー交換や魚のランディングなど、釣りでは無理な姿勢をとることも多いですよね。

このとおり。片膝立ちなども難なくできます。

新たにポイントを探して、藪こぎ。膝下は5レイヤーによってしっかりと強度が保たれているため、臆せず侵入することができました。

とはいえ、「藪こぎした先にパラダイス!」……とは必ずしもいかないのが、釣りの難しいところ(笑)

車を使ってランガンするときには、胸元からバッと広げ、スムーズに脱ぐことができます。

ブーツ部分にはもちろんキックオフ機能も搭載。着脱がとにかくスムーズです。

ウェーディングゲームの本番は、「夜」と言っても過言ではありません。(正直、日が落ちるのを待っていました)

昼間のうちにポイントを見ておき、「この立ち位置で食わせる」という具体的なイメージをふくらまし、ナイトウェーディングに突入。

すると、まさかの一投目で、83cmのランカーヒラスズキがヒット。そして2投目にも70cmのヒラスズキと好調。落ち鮎を待ち伏せしていたようで、戦略がハマりました。

小林
この時期ならではの、超肉厚ランカーヒラスズキにシビレました!

 

その後は、こちらも鮎を食いまくったであろう、“年無し”53cmのチヌに……

ライトタックルに持ち替えれば、かわいいサイズのヒラセイゴは入れ食い状態。

小林
落ち鮎パターン最高です。

 

ゲストには巨大なナマズやウグイも登場。これはこれで河川ウェーディングゲームらしくて楽しいのです。

そんなこんなで、落ち鮎パターンが堪能できたナイトウェーディング。この日は魚を探すために12時間を超える釣行時間となったのですが、釣行終了後におとずれる、ウェーダー特有の疲れが、いつもよりはるかに少ないという印象を受けました。

小林
これもウェーダーがもたらす、快適性の恩恵ですね。

長期の保管の注意点

夏のオフシーズン、もしくは冬の極寒期には、長期間にわたり使用しないタイミングもあるかと思います。

そんなとき、保管方法によってウェーダーの持つ寿命が大きく変わってくるため、覚えておきましょう。

保管方法
  • 折りたたみは柔らかく、折りじわが付かないようにする
  • 肩ベルトが伸びない程度に吊るす(Dカンで吊るすのも良し)
  • 高温多湿の車内での保管は避ける

 

最後の「高温多湿の車内での保管を避ける」理由は、生地もしくはシームテープの劣化が早まるためです。

とくにシームテープは接着剤で熱圧着しているため、高温⇔冷えを繰り返すと粘着力が弱まる原因となります。

小林
もともとタフな作りであるZIPチェストウェーダーですが、以上の事に注意しながら保管していただくと、末長くお使いいただけるでしょう。

まとめ

その後も、何度かナイトウェーディングをしていますが、あまりの着心地の良さにウェーダーであることを忘れてしまうほど快適です。

本格的に河川ウェーディングを始めたいと思っている方はもちろん、今ご使用のウェーダーに不満がある方にも最高のアイテム。おすすめ度は「★★★」(三つ星)です!

小林
ぜひ強度と快適性を兼ね揃えた、ZIPチェストウェーダーを手に入れてみてください!

 

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撮影・文 / DAISUKE KOBAYASHI

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