ジェルボールと見間違うアジングボール
久々にいった堤防での釣り。アタリが少なすぎて魚がいるのか、それとも活性が低いのか。撒き餌でもして確かめたくなりますよね。
そんな釣り人にとって手軽で斬新なアイテムを発見しました。
今回は“コマセのジェルボール”とでも言いましょうか、『アジングボール』というアイテムを実釣インプレしていきます。
アジングボールの特徴
アジングボールはアミノ酸ブレンドの液体エキスを水に溶けるフィルムで包んだアイテムで、まるで洗濯用ジェルボールのような見た目。
アジングボールを海に投げ入れると、中のエキスが溶け出して集魚効果、活性アップが期待できるというものなんだとか。
コマセだとどうしても準備や、手につくニオイが気になるという方に、手軽で使いやすいかもしれませんね。
臭いチェックと溶け方テスト
フィルムを切り、中身の臭いを確かめてみるまっちゃん。コマセのようなキツい臭いかと思いきや、ヨーグルトのような匂いとのことで、それほどキツい臭さはない様子。
水溶性フィルムに包まれたアジングボールがどれくらいで溶け出すのか、水をはったバッカンにいれてみます。
実験では4分ほどかかりましたが、実際流れのある海だともう少し早く溶けだしそうです。
アジングボール実釣インプレ
実釣はアジの活性が高いポイントではなく、あえて普段ならやらないB級レベルのポイントで検証しました。
普通のアジングとアジングボールをいれた後ではどれくらい釣果に差があるのか、まずは普通にアジングを試してみます。
当日のB級ポイントには小さな群れが回遊しているようで ぼちぼちとアジからの反応が。
魚は小さいながらもアジングを楽しめる状況の中、続いてアジングボールをいれるとどうでしょう。
心なしかアジが寄ってきているような気がします。
エキスがでるようフィルムを破ったアジングボールを魚が寄っているポイントに投げ入れてみます。
すると突然ボイルが! 魚の活性があがったようでワームを通すとヒット。
効果のほどは断言できませんが、その後もポツポツとアジは釣れ続きました。
アジングボールで釣り人の精神面も活性化
魚がいそうなところにアジングボールをいれたら実際に突然ボイルが始まるなど、集魚効果・魚の活性スイッチをオンにしてくれそうなアイテムでした。
ただ液体のため海に流されてしまうので、コマセのように留めておく効果は難しそうです。
魚はいるのに食わないなぁ。そう感じた時などに試してみると効果を強く実感できるかもしれませんね。
想像以上にアジングボールのフィルムが強く、エキスの溶け出しがゆっくりなので、針先などで傷をつけてから投入したほうがピンポイントでの効果を得やすいかもしれません。
効果のほどは魚に聞いてみないとわかりませんが、コマセと比較した手軽さも含め、確実にあったほうが釣り人の精神面で良いアイテムでした。
アジングボールを使ってみた感想なども動画のコメントからお待ちしています。