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ソルティガ15を実釣インプレ!旧モデルと使い比べて感じた“想像以上の進化”(3ページ目)

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22ソルティガ15をインプレッション

22ソルティガ15でジギング釣行

いろんなところが進化したのはわかりましたが、リールは使ってみないとわからない……

ってことで、早速できたてのソルティガ15を持って、5月に京都の丹後へジギングに行ってきました。

22ソルティガ15とジギングロッド

今回使ったのは、ソルティガ15L-SJ(ギアレシオ6.3のSJモデル)です。

新しいギアレシオ7.1を使いたい気持ちもあったのですが、比較しやすいように慣れ親しんだ“巻上長100cm前後”を選びました。

これにPE2号を巻き、4番パワーのジギングロッド(フルソリッド)に組み合わせます。

22ソルティガ15SJと15ソルティガ

比較対象として旧モデルの15Hを用意し、使い比べながら実釣を行いました。

22ソルティガ15でブリとファイト

当日は80〜110mのポイントをメインに攻め、船はドテラ流し。

魚探には底から中層まで感度があり、30m付近でのバイトも多かったので、全層をシャクリ倒すフィジカル的にタフな釣りでした。

ジグは水深と船の流れるスピードに合わせ、150〜250gを中心に使用。大小のベイトが混在していたので、ショートからロングまで幅広いジグをローテーションしました。

22ソルティガ15

釣果は7〜8kgクラスのブリが中心で、アタリはショート系のジグに集中。

底(100〜80m前後)周辺でアタることもあれば、30m付近でアタることもありましたが、いずれの場合もハイピッチジャークか高速巻きにアタリが偏りました。

ディープのドテラ×全層×ハイピッチ主体だったのでなかなか過酷なジギングでしたが、ソルティガのポテンシャルを知るには良い釣行だったと思います。

それでは、ここから実釣での使用感をベースにソルティガ15をインプレションします。

パーミングすると小さく感じる

22ソルティガ15の操作性

新旧15番を比較すると、じつは旧モデルよりも自重が75〜80g重くなっているのですが、ロッドに付けて持つと操作性の良さに驚かされました。

これにはいくつか理由があり、まず新形状のサムホールディングフレームが効いています。

スプール側にフレームが傾斜していることで、親指がやや内側にオフセットされ、一回り小さなリールを持っているような状態になります。

ソルティガ15をパーミング

さらに、親指の外側(人差し指側)が傾斜したフレームに押し当てられ、引っかかるような形になるので、親指で押し込むようにホールドしなくてもロッドとリールが安定するわけです。

旧モデルは握り込むようにパーミングするのに対し、22モデルは掌に乗せて親指を引っ掛けて脱力した状態でパーミングできます。

また、ピラー等の手と干渉する部分は面取りされていて手に角が立たないので、ロッドでジグを持ち上げるような強いジャークをしても手が痛くなりません。

この辺りは実際に使わないと伝わりにくい部分だと思いますが、新モデルから旧モデルに持ち替えると一番よくわかり、「これは戻れないな」となるはずです。

巻き上げ力はクラス随一

22ソルティガ15でジャーク

一番わかりやすい進化が巻き上げ力です。旧モデルと使い比べると、明らかに巻き上げが強くて軽いことがわかります。

旧15Hと比べ、ドライブギアを大径化したうえに、ギアレシオを6.4→6.3に落としたことが効いているのでしょう。

そのうえで最大巻上長は+3cmされているわけですから、“ギアレシオ6.3の最大巻上長103cm”は絶妙なセッティングだと思わされました。

22ソルティガ15でヒラマサとファイト

巻き上げの強さは“釣りの楽さ”に直結する要素なので、体への負担が軽くなったのは最大のメリットだと感じました。

ジギングは、誘う時も回収する時もファイトする時も、絶えずリールを巻き続ける“巻き上げの釣り”なので、リールの巻き上げ力向上によってすべての動作が楽になるわけです。

とくに今回の丹後でのジギングはハードな環境だったため、巻き上げの強さを身をもって感じさせられました。

回転レスポンス&フィーリングが抜群に良い

22ソルティガ15でスロージギング

純正としては異例のカーボンハンドルも操作性に寄与しています。

リール自体の巻き始めの軽さとカーボンハンドルの相乗効果で、リーリングのレスポンスが抜群。

巻きが軽くてピタッと止められるので、1/4や1/8といった細かいピッチでのジャークがとてもしやすく、“スロージギング専用”に相応しい操作感です。

また、旧モデルにはハイパーデジギア特有のノイズがありましたが、22モデルは回転が非常に滑らかになっています。

ドラグ性能&操作性も良好

22ソルティガ15

ドラグにはクリック音が与えられ、大径スタードラグを採用したことで、実用性が向上。

ファイト中にもクリック音を聴きながら、ハンドルを持つ手でスタードラグを操作できます。

実釣時には根魚狙いの超細軸フックに青物がヒットしましたが、そこそこドラグを締めた状態でもハリが曲がることもなく、身切れすることもなく、取り込めました。

汎用性が高い

22ソルティガ15SJ

巻き上げ力やスプールの互換性、糸巻き量を考慮すると、1台でカバーできる範囲が非常に広いリールです。

関西在住の筆者の場合だと、明石・鳴門・紀北・丹後の青物ジギング、和歌山・浦島の中深海、三重のトンジギ、パッと思い浮かんだだけでこれほどの釣りをカバーできます。

複数台揃えた場合には、スプールを使い回せ、持ち替えた時の違和感もないので、同じ感覚で幅広い釣りをこなせるはずです。

進化は想像以上

22ソルティガ15で釣ったブリ

正直、カタログを見たときは「そんなに変わっていないんじゃ……」と思っていましたが、使ってみてビックリ。

丸一日使い込めば、“まったく別”のリールだとわかります。

おそらく、22モデルを1台導入したら、残りの旧モデルをすべて買い換えたくなるはずです。

釣具店の店頭だけではなかなかその進化が伝わらないと思いますが、一度釣りで使えば想像以上の進化に驚くと思いますよ。

撮影:TSURI HACK編集部
sponsored by:グローブライド株式会社

ダイワ ソルティガ 15S

自重:485g
ギア比:6.3
最大巻上長:103cm
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻量(号-m):1.5-400/2-300/3-200

ダイワ ソルティガ 15SL

自重:485g
ギア比:6.3
最大巻上長:103cm
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻量(号-m):1.5-400/2-300/3-200

ダイワ ソルティガ 15H

自重:485g
ギア比:7.1
最大巻上長:115cm
最大ドラグ力:8kg
PE糸巻量(号-m):2-600/3-400/4-300

ダイワ ソルティガ 15HL

自重:485g
ギア比:7.1
最大巻上長:115cm
最大ドラグ力:8kg
PE糸巻量(号-m):2-600/3-400/4-300

ダイワ ソルティガ 15-SJ

自重:480g
ギア比:6.3
最大巻上長:103cm
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻量(号-m):2-600/3-400/4-300

ダイワ ソルティガ 15L-SJ

自重:480g
ギア比:6.3
最大巻上長:103cm
最大ドラグ力:10kg
PE糸巻量(号-m):2-600/3-400/4-300

ダイワ ソルティガ 15H-SJ

自重:480g
ギア比:7.1
最大巻上長:115cm
最大ドラグ力:8kg
PE糸巻量(号-m):2-600/3-400/4-300

ダイワ ソルティガ 15HL-SJ

自重:480g
ギア比:7.1
最大巻上長:115cm
最大ドラグ力:8kg
PE糸巻量(号-m):2-600/3-400/4-300

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