ダート系エギの“頂”だと!?
エギングファンの方なら一度は使ったことがあるであろう、エメラルダスのエギシリーズ。
そんなエメラルダスシリーズに2021年に加わったのが、山田ヒロヒト氏がプロデュースしたピーク。
その名前には、ダート系エギの完成系であり、頂点(peak)になりうるできだという自負が込められているのだとか。
その性能を確かめてみよう!
頂点とまで言われるのなら、その能力を確かめてみるほかありませんよね!
そこで今回は、エメラルダスピークをインプレッションします。
エメラルダスピークの基本性能をチェック
飛距離
ピークの飛距離は、一般的なエギと“同等”といったところ。
以前、飛距離対決企画で計測した時は、平均48.3mという結果でした。
けっして飛ばないエギではありませんが、特別によく飛ぶエギではありません。
▼飛距離対決企画はコチラ
ダート
エメラルダスピークのダート幅は、他のダート特化型エギに比べると“ちょっと狭いくらい”の幅です。
他のダート特化型エギのダート幅を10とするなら、エメラルダスピークは8くらいに感じました。
ダートの仕方に着目すると、スライドし始める時のキレが抜群で、横っ飛びの後半にブレーキが掛かるようなアクションです。
フォール
ダート特化型のエギはフォールの安定感がないものも多いですが、エメラルダスピークはフォールの安定感も抜群。
テールがふらつくことも無く、姿勢を乱さずにフォールしてくれます。
エメラルダスピークで実釣してみたら……
いくら人間が見て良さそうな動きだったとしても、“本当のところ”はイカに聞いてみないとわかりません。
静岡独特の文化である、夜のサーフエギングでガッツリ使ってみました。
開始2投目でヒット!
なんと、実釣を始めて2投目でいきなりのヒット!
可愛いサイズのアオリイカですが、エメラルダスピークにしっかり抱きついてくれました。
さらにヒットは続く
ちょうど時合いが訪れたようで、連続でアオリイカがヒット!
どうやら高活性なようで、ラトルインタイプで広範囲にアピールさせた方がアタリが多い状況でした。
短時間で十分な釣果
短時間釣行でしたが、エメラルダスピークのポテンシャルを感じるには、十分すぎる釣果を得られました。
ここからは、実釣を通して感じた使用感を詳しく紹介します!
エメラルダスピークを使ってみて
ダートと跳ね上げのバランスが抜群
エメラルダスピークはダートと跳ね上げのバランスが抜群に良いと感じました。
数値で表現すると、ダート6に対して跳ね上げ4くらいのバランス。
横にダートしつつも上に跳ね上がることで、ある程度の高さを稼いでからフォールさせられるため、抱かせる間を取りやすいと感じています。
ダート幅や高さが思いのまま
個人的にめちゃくちゃ気に入った点が、ダート幅や跳ね上げる高さの調節を“思いのままに”できるところ。
激しくダートさせたり、小さな跳ね上げで誘ったり、といったコントロールをアングラーが行えるため、エギングをより戦略的かつ面白くしてくれます。
乗らないアタリがあった時のフォローなどもやりやすいですよ!
玄人はきっと感動するはず
コントロール性がよく、アングラーの意のままに操れるため、玄人の方にはたまらない一品でしょう。
エギングを“そこそこ”しかやっていないぼくがビックリするぐらいなので、エギング玄人の方が使ったらきっと感動するレベルだと思いました!
ほんとこの完成度には脱帽です。
エギングがもっと楽しくなるエギだ!
既にエギングをやり込んでいる玄人エギンガーも、これからエギングを極めたいと思っているエギンガーも、使えばエギングがもっと面白くなるエギだと確信しています。
もしまだ使ったことがないという方は、ぜひ一度そのポテンシャルを体感してみてください。
きっとビックリするはずですよ!