ジグヘッドを重くする
ジグヘッドを重くすると、飛行姿勢が安定する上に、サミングをした時によりフロートから離れた位置に着水しやすくなります。
また、キャスト時に先リーダーとジグヘッドが舞いにくく、とくに風が吹いている状況でもトラブルが起こりにくいですよ。
フロートにパイプを入れる
フロートにパイプを付けることで、絡みが大幅に減ります。
既製品でもパイプが付いているものも見かけますが、数が少なくてあまり売っていないことが難点。なので、筆者は自作しています。
パイプは200円ぐらいで買えるので、それをアイや穴に通して瞬間接着剤で固めるだけでOKです。
ワームがズレていないかチェック
ワームがズレていると空中で回転するので、毎投ワームが真っ直ぐかチェックするか、ズレにくい針持ちの良いワームを使うようにしましょう。
この図のように、飛行中はフロートが先行するため、ジグヘッドはメインラインに近づきます。
そこでワームが回転してしまうとメインラインに巻きつき、重度のトラブルを起こすわけです。
環付きフロート or Fシステムを使う
フロートには環付きタイプと中通しタイプの2種類がありますが、絡みにくいのは環付きタイプ。
環付きタイプの方が飛行姿勢が良く、飛行中にジグヘッドと干渉しにくいのです。
筆者はアルカジックジャパンのシャローフリークを使用うことが多いのですが、環が回転することでより絡みにくくなっています。
環付きフロートを用いた、「Fシステム」というリーダーの端糸にフロートを結ぶシステムは中々絡みません。
仕掛けもシンプルなので作りやすく、フロート初心者の方にはイチオシです。
快適な釣りをしましょう!
ジグ単やプラグに比べるとどうしてもトラブルが増えるフロートですが、対策をすることでトラブルを減らし、長所を活かすことが可能です。
ぜひこの記事を参考に、快適なフロートフィッシングを楽しんでくださいね!
ちなみに、構造が似たキャロライナリグもキャストの仕方やリーダーの長さ、サミングに気をつけるとトラブルを減らせますよ。